和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3001話 】
2021年 11月 04日 談

本多町 瑞光寺にて

昨日頂いたお祝いの花が生き生きとして、お部屋いっぱいに幸せ空気が広がっているようです。今日は第3001話を迎えましたが、なんだか人生が大きく変化していくような感じがしました。何事も人生には区切りが必要で、ダラダラと歩むようではマンネリ化は避けられないものです。

 

瑞光寺檀信徒 伊藤家ご先祖供養の法要を修業いたしました

 

人生の4つの大事は「冠婚葬祭」ですがそれに加え自分史の中でも「起承転結」が求められ、今73歳の和尚には今後人生の「結」のドラマが待っています。如何に感動的な最終章を飾るかが自分に問われる毎日ですから、イマジネーションを一層パワーアップしてスペクタクルな人生ドラマを盛り上げていきたいと一人秘かに想像しています。

 

少林寺にて 追加の除草剤を散布

髙倉さんが 照明器具を設置してくれました

明るくなった 少林寺のアトリエ

 

 

寳勝寺檀信徒 北條様と 御友人の大坪様とともに

御来寺くださり 誠にありがとうございました

「自分はいったい何者なのか!」と、この世に生を受けてより今日まで間断なく問いかけ続けて来たテーマに、そろそろはっきりした答えを出さねばと思っています。「友峰和尚のちょっといい話」は「友峰とはいったい何者か」を語るものです。果たして宇宙人なのか?異星人なのか?それとも地球人なのか?昨日は少林寺墓域に追加の除草剤を散布し、本日は瑞光寺お檀家様の月命日諷経に参上し、寳勝寺に戻れば来訪者と懇談している「普通」に見える人間ながら、その正体は未だに不明です。さて少林寺アトリエに照明器具が入りました!明日から再び書画制作に集中して参りたいと思います。UFOピコ!!友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第3000話 】
2021年 11月 03日 談

 

「友峰和尚のちょっといい話」 第3000話記念のくす玉

 

文化の日の今日、「和尚のちょっといい話」が第3000話を迎えることが出来ました! 先日には卑山北條総代・須貝総代より祝意を頂き、本日は㈱ココ・プランニング様並びに㈱エムエムシー様、清野様よりお祝いの花束を頂き本当にありがとうございました。

 

ふれあいパーク霊苑事務所スタッフの皆様とともに

「人生はコツコツと歩め」とは和尚の父でもある先代住職・實道和尚の遺言ですが、禅語に「歩々是道場」と有りますように金沢寳勝寺に兼務住職を拝命して以来、今日までコツコツと法務を遂行して来たおかげで多くの方々からのご支援ご厚誼を頂き、今年就任10周年を無事に迎え併せて「和尚のちょっといい話」も第3000話を達成することが出来ました。

 

夕刻 ささやかな記念茶礼をしました

記念すべき第5000話を迎えるにはあと約5年あまり、和尚も80歳を迎える歳になりますからさてさて無事に達成できるかどうかは健康次第ですが、明日から再び4000話を目指してコツコツと書いていきたいと願っています。どうかブログをご覧いただいている皆様方と一緒に元気で健やかな日々が過ごせるよう頑張って参りましょう! さて午後3時からはふれあいパーク霊苑スタッフの皆様とささやかな記念茶礼を催しましたが、穏やかな日和の「文化の日」を無事の心で過ごす感謝の一日となったようです。友峰和尚より

今後とも どうぞよろしくお願いいたします

友峰和尚のちょっといい話 【 第2999話 】
2021年 11月 02日 談

伝燈寺境内にて

本日は大変良いお天気に恵まれ、さっそく伝燈寺に出向きました。前々より気になっていた本堂始め庫裡周辺の側溝ですが、雨が降ると雨水の出口が無く辺り一面が沼のようになってしまうため、本日は本堂裏の側溝掘りをしました。

お参りに来られた 地元の方と交流

降り積もった 落ち葉の掃除

 

 

本堂後方から庫裡周辺にかけて 側溝を掘りました

建物側に溜まる雨水を 池へ流す水路を掘っているところ

西川さんとともに

 

途中からはいつもお世話になっている伝燈寺町の西川さんが加勢してくださり、おかげさまで午前中には無事作業を終えることが出来ました。先般「金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭」を修業したばかりで本堂内は比較的綺麗に保たれており、読経をしたのち帰路につきました。帰り際には西川さんより、沢山の野菜とシイタケの原木まで頂き感謝感激でした。

 

 

西川さんが育てたしいたけ と 原木を頂きました

採れたての山芋

特に手掘りの山芋(自然薯)は貴重で、子供の頃に父親に連れられて山芋堀りに出掛け約2時間ぐらい悪戦苦闘した末、立派な山芋を掘り出したことを思い出します。約700年の歴史を誇る伝燈寺の今後ですが、今回「弁天窟弁財天神」の啓示を受け「弁財天御堂」を建立したいと願っています。友峰和尚より

寳勝寺にて

友峰和尚のちょっといい話 【 第2998話 】
2021年 11月 01日 談

真っ赤に色づいた ニシキギ

今日から11月1日、霜月(しもつき)に入りました。今朝方の気温は15℃と暖かく感じましたが、これからは日に日に寒さが増し霜が降りるのもそう遠くは無いようです。午前中にお檀家様の月参りに出掛けましたが、昨日は「2021金沢マラソン」が行われ寺町5丁目通りは通行止めで、朝から多くの走者で賑わいを見せていました。本日は一変して静かな佇まいに戻りそのギャップに驚きます。また昨晩は衆議院議員選挙の開票速報を見るため深夜までテレビに釘付けになっていただけにマラソン走者の残像と万歳三唱をする当選議員の姿が脳裏に混在しなんともカオス状態の朝を迎え頭がすっきりしませんでした。月諷経から寺に戻ると同時に滋賀県より長勝寺御住職が知人の方と来寺されしばし懇談しました。

 

 

長勝寺様と 知人の方とともに

 

さて今年も2か月を残すのみとなり「和尚のちょっといい話」もあと2話で第3000話を迎えようとしています。日々大事なく無事3000話を迎えようとしていること自体が自分にとって何より「いい話」に違いありませんし、また皆様にとっても同じ事だと思います。さらに無事の日が続いていくことを念じつつ「和尚のちょっといい話」を続けて参りたく思います。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2997話 】
2021年 10月 31日 談

ふれあいパーク霊苑事務所前 と 谷口吉郎・吉生記念金沢建築館前 が 給水ポイント

「金沢マラソン2021」が本日2年ぶりに開催されました。午前8時35分、広坂通り・しいのき迎賓館をスタートした約13000人のランナーがゴールを目指して走りましたが、寺町5丁目前には8時53分頃に先頭走者が走り抜け、以後は怒涛のごとく次々に迫ってくる感じでその勢いには圧倒されました。

 

午前8時半より 沿道に出てランナーの登場を待ちました

寺町5丁目を 1番に駆け抜けていったランナーの方

次々と 後続のランナーが走り抜けていきました

昨日は名古屋から帰る電車での移動の時もそうでしたが、電車内や金沢駅構内には全国からマラソンに出走する方々が多く見受けられ大変混雑しており、久しぶりに見た光景でした。若者から高齢者まで本当に幅広い年齢層の方々が参加する金沢マラソン大会ですが、本当に自分が情けなく思いました。

和尚自身にとって「走る」という言葉はもはや死語となっているだけに実に羨ましい限りです。昨日は住職研修会懇親会の席で感じた若さに対する羨ましいという気持ち、そして今日と、2日連続で実感しただけに、このことは神の啓示と心得て再びストレッチやウオーキングを再開して健康な体作りを今日から心掛けていきたいと思います。さて気持ちを新たに11月霜月を迎えましょう!! 今年もあと2か月です!元気に参りましょう!! 友峰和尚より

酒井様とともに 歓談のひととき

友峰和尚のちょっといい話 【 第2996話 】
2021年 10月 30日 談

ジオラマのような 名古屋駅の風景

名古屋の朝を迎えました。昨晩は愛知西教区住職研修会役員の方々と夕食をしましたが、青年僧の勢いには驚きました。自分も昔はきっと同じだったのかも知れませんが、やはり若いという事は羨ましい限りです。世代交代は当然のことですが、若い世代の住職たちと接していると、如何に自分が歳を取ったかを思い知らされます。現役で今なお最前線に立っているとは言え、勢いは衰えるばかりの現実を突きつけられます。人間はやはり若さと勢いが大切で、物事を遂行するためには絶対不可欠です。

それにしても御法縁ほど不思議なものは有りません。住職の皆様と懇親が進むにつれ、すべてが仏縁で結ばれていることに気づきます。大学の同級生の御子息だったり、滋賀北陸教区の御寺院と深い関係が有ったりまた大安禅寺との御法縁が有ったりと、自分と無関係の方はいないと思うほど不思議な縁に結ばれている事を感じたものでした。お坊さんとは多くの方々との仏縁を結ぶ大切な存在なのかも知れません。今後も新たなご縁に出合いたいと願ったこの度の愛知西教区住職研修会となりました。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第2995話 】
2021年 10月 29日 談

稲沢駅を出発し名古屋駅に向かいましたが、駅では㈱エムエムシーのお車が迎えに来てくださり一路会社に向かいました。㈱エムエムシーの大竹将人社長には今回の研修での講演をお願いしており、金沢寳勝寺ふれあいパーク霊苑でも大変お世話になっています。研修会まで時間が有ったので㈱エムエムシーの会議室をお借りしてリハーサルをしましたが、本日ご講演を頂く㈱ココ・プランニングの中本大資社長も同席され昼食を共にしながら準備をしました。

 

事前打ち合わせのようす

 

午後1時半、名古屋都市センター14階の会議室にて「愛知西教区住職研修会」が開催され、“墓地の今後を考える”と題して講話をさせて頂きました。引き続き中本社長ならびに大竹社長が樹木葬と愛知県内での墓地現状について講演され、午後4時半に無事終了しました。

 

和尚の講話「墓地の今後を考える」にて

中本社長・大竹社長による 樹木葬並びに愛知県内での墓地現状の講演

今回は愛知西教区宗務所長・圓光寺住職 山田英隆師の御縁で講師として招かれましたが、本当に有難い御法縁を頂いた事に感謝申し上げます。研修会終了後には教区役員皆様との懇親会の席が有りましたが、実に楽しい時間を過ごすことが出来、心より嬉しく思いました。研修会に参加された各御寺院御住職皆様にはご清聴頂きましたこと厚く御礼申し上げます。友峰和尚より

名古屋市の夜景

友峰和尚のちょっといい話 【 第2994話 】
2021年 10月 28日 談

愛知西教区宗務所長 圓光寺御住職・山田英隆師

明日の午後1時半より開催される「愛知西教区住職研修会」を前に、一足早く稲沢市・圓光寺様拝塔のため金沢を出発しました。圓光寺御住職とは宗務所長会で常に意見交換をしており、この度は御縁を頂き住職研修会の講師として招かれ、大変嬉しく思っております。今回のテーマは「これからの墓地の有り方について」という内容で約1時間ばかりお話しすることになっており、宝勝寺墓地改葬事業を振り返りながら分かりやすく話したいと願っています。  

萩の寺として有名な 圓光寺様

  各寺院に於ける墓地事情は様々ですが、宝勝寺のふれあいパーク霊苑は未来型墓地でも有ります。和尚の講話の後にはお二人の社長様が具体的な霊苑改葬のお話をされる事になっており、ご参加の御住職皆様には是非今後の墓地改葬を始め寺院運営に大いに参考になればと希望するものです。和尚にとっては久しぶりの講話となりますが、リスナーが住職様ならびに副住職様ということでいつもより更に気合いが入っています。本日の夕刻には圓光寺御住職・山田英隆師と意見交換会をする予定となっていますが、その後の懇親会も楽しみにしています。  

参道 境内に 約20種 200株の萩が植えられています

9月頃のようす / 愛知県公式観光ガイド「Aichi Now」よりお借りしました

さて、昨日は宝勝寺の須貝総代様より講話激励のLINEメッセージを賜りました。また和尚のブログをご覧頂いている名古屋市在住の方からもアポイントを頂いており大変有り難く思っております。尾張名古屋は徳川家の本拠地でも有り、旧福井藩永代菩提所の大安禅寺とも深い縁のある地ゆえに、講話後もゆっくりしたいと願っている所です。10月もあと3日を残すのみとなりました。皆様におかれましてはお健やかにお過ごしください。友峰和尚より
友峰和尚のちょっといい話 【 第2993話 】
2021年 10月 27日 談

冬の到来を告げる 千両の実 / 少林寺墓苑

明日は愛知県稲沢市 圓光寺を拝塔し、夕刻は愛知西教区宗務所長・山田英隆住職と明後日午後1時半から名古屋都市センターで開催される「教区住職研修会」の事前打ち合わせをする予定となっています。本日はお天気も良く今後3日間は良いお天気が続くという予報でしたので、予定を変更して急遽少林寺境内はじめ墓域の除草剤散布に出掛けました。

少林寺墓苑の 除草剤散布

 

少林寺奥様とお話ししながら 液剤を補充

兎に角「先手必勝」で雑草の成長は待った無しですから、先手先手で除草剤を散布することによって随分と労力を軽減できます。今年に入って幾度も散布したおかげで少林寺を取り巻く環境は大変綺麗に保たれています。

 

綺麗に保たれる 苑内

 

 

午後より 会計監査が行われました

和尚の座右の銘の一つに「朝打三千 暮打八百」が有りますが、相変わらず黙々と自分に鞭打つ日々が続いています。「世の人は 我を何とも言わば言え 我為す事は 我のみぞ知る」とは坂本龍馬の言葉ですが、本当に同感です! 人生限られた時間の中で如何に自分を活かしていくかが問われている昨今となっています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2992話 】
2021年 10月 26日 談

少林寺のアトリエにて

終日、野町 少林寺のアトリエでの仕事となりましたが、先般修業した金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭の記念に里芋を記憶に残しておこうと一枚描いてみました。見本の里芋を見つめながら描いてみましたが、実に里芋の表情が様々に変化し置き方によって随分と雰囲気が変わるものです。

 

「 一期一会 」 渓仙 書

そういえば庭石を組む時も同じで、石にもそれぞれ顔が有り如何にその石の持つ表情を生かして石組みするかがポイントでした。里芋を描く時も表情を大切にして、置き方を幾度も変えながらピタリと収まった所で描いたものです。ついでに姫観音図も描いてみました。時々筆を持つ事が如何に大切か思い知らされました。  

 

「 一日清閑 一日福 」 姫観音図

思えば金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭修業のために丸1ヶ月半、伝燈寺に通い無事円成を願って準備をしたおかげで伝燈寺里芋を描くチャンスが生まれたと思います。皆様にお分けしたいのですが、残念ながらまだ生産量が少なく誠に申し訳ありません。この度の奉納祭を機に、研究会皆様主導のもと今後伝燈寺里芋生産が発展していくことを切に願って止まないものです。友峰和尚より

少林寺 お隣りの酒屋さんから延びた ミカンの木

 

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