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宝勝寺 本堂屋根修復 1/19

雨の降りしきる金沢・寳勝寺です。今日は朝から大工師の皆様と瓦店の方が作業に来られており、「ビシッ」「ビシッ」という、屋根の防水シートを打ち付ける音が響いております。住職は作業の様子を視察され、皆様にご挨拶しておられました。

瓦の葺き替え完了まであと少し。これから2月末ごろまでかけて、式台復興工事が行われます。
第519話
地元町内の沿道には節分会を知らせる旗が北風を受けてたなびいています。ずらりと並んだ赤い旗を見ますと間もなく春がやって来るという気分に駆られるものです。旗で思い出しますが、「二十歳」の事を「はたち」と言いますが、何故「はたち」と発音するのか?という問いに対して、昔は成人するとお祝いとして旗を立てたそうで、その旗の「乳」が20個あるところから「旗乳」すなわち「はたち」と呼んだそうです。うんうん成る程ね。諸説あると思いますが、どんな行事に於いても旗を立てるのは古来よりの日本の風習のように思います。5月5日の端午の節句の際にもところによっては軍旗を立てますし、お祭りやショッピングセンターの催事の際にも広告用の旗が立ち並ぶ光景をよく見かけますから、やはり旗は気分を高める効果があるようです。
さて、節分会は厄払いの御祈祷祭でもあります。前厄、本厄、後厄、と3年続きの厄年。なんとも厄介な年回りでもあります。人間の身体は借り物ですから、時々はメンテナンスが必要ですね。人間は、10年に1度、3年をかけて身体の新陳代謝を繰り返すとされているようです。竹の節づくりのようなものなのでしょうか? まずは厄除けの御祈祷を受けて、心身の安定と感謝の心を捧げたいものです。ハタと困った時の御祈祷です。今年は2月1日、日曜日の午後6時半から節分会が開催されますので、今歳厄年を迎えられる皆様は是非ご参加ください。「南無観世音菩薩」 友峰和尚より
第518話
小春日和の今日、久しぶりに金沢市内散策に妻と出掛けました。昨年の3月に「しいのき迎賓館」で個展を開催しましたが、あれから間もなく1年が経とうとしています。日曜日ながら静かな佇まいを見せる建物は、和尚にとって思い出深い場所となっています。しいのき迎賓館での個展をきっかけにニューヨーク州サラ・ローレンス大学内での墨蹟・禅画展を挙行したわけですから、思いもひとしおのものが有ります。食事をしながらの妻との会話は当然ながらその折々の話題に波及していきましたが、つくづく人との御縁を感じています。そもそも「しいのき迎賓館」とのご縁を頂いたのは、その館にお勤めになっている女性の方からの御依頼でありましたし、そのことを契機にアメリカ行きを決断したわけですから、その女性とのご縁がなければ恐らくどちらの個展も開催されることは無かったかと思います。金沢に縁あって4年目の春を迎えようとしている今日、これからも益々、人との縁の広がりを感じています。食事の後は、石川県立美術館を訪ねました。現在「没後400年記念 高山右近とその時代」の展示が行われていました。南蛮美術展に興味があって訪ねましたが、大安禅寺に収蔵されている「南蛮図屏風」がいかに重要であるか、改めて認識したものです。
美術館内のカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」にて
今では年間に約1000万人の外国人が訪れる日本。400年前の当時、ポルトガルよりはるばる船で渡来した外国人に出会った日本人の驚きは、想像以上のものだったに違いありません。和尚の心はいつしか遠き時代に遡って、織田信長や豊臣秀吉、高山右近、徳川家康、千利休達との会話の中に引き込まれていった、妻との休日となりました。友峰和尚より
第517話
インフルエンザが年明けから全国的に猛威をふるっています。それだけではなく、ノロウイルス感染も広がりを見せているとか。兎に角、近年はウイルス対策が急務のようです。予防方法としては、こまめな手洗いを奨励していますが、目に見えない細菌ゆえに厄介な話です。和尚自身も昨年、インフルエンザの予防注射を受けたものの、残念ながらその後、風邪をひいてしまい、今に至っても咳が続いています。予防対策は十分にしていたつもりでしたが此の有り様ですから、皆様も十分に気を付けてお過ごしいただきたいと思います。「俺は大丈夫だ!」なんて豪語しておられる方も今は大丈夫でも最後にかかるのが「トリインフルエンザ」ってことにならないようにね。冗談ですよ。節分会を目前にして準備が進められていますが、これとて「鬼退治」から始まった行事。「鬼は外!福は内!」と叫びながら煎り豆を撒くわけですが、まかり間違ってもいけないのは、この「鬼」とは自分の心を指すという事です。「今に見てろ!」「黙ってろ!」「覚えてろ!」などの逆恨みの心が「鬼」と化すのですから、お間違えの無いように願いたいものです。心の鬼を退治しての和合の豆まきこそ「節分会」の本分ですぞ。
こんな世語が有ります、「恐ろしき 地獄の底の鬼とても 己が噴き出すものと知らずや」ってね。さて、和尚の干支色紙描き、今だに続けられています。「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹・・・・」なんだか眠くなってきましたZZZZZZZZZZ・・・友峰和尚より
宝勝寺 本堂屋根修復 1/16

まだ1月半ばであることを忘れてしまいそうな、2日間続けての好天気です。今日の工事では、屋根のほぼ全面に野地板が張られました。
頂上から
頂上部分の瓦の取付に向けて待機中?の、中庭側
寺内では、天井の穴の補修や、トイレ工事の打ち合わせが行われています。
第516話
林修先生の「今でしょ!」が流行語大賞となったのは記憶に新しいわけですが、先日、テレビを見ていましたらある60代半ばのおばさまが「もうこの年になると、林先生の今でしょ!なんて言えません。あとでしょ!!」って笑いをとっていましたが、なるほど! ポジティブに考えれば「今でしょ!」ですが、「あとでしょ!」もなかなかに味わいのあるギャグだと思ったものです。と言うのは、加齢とともにすぐには行動できなくなることが多くなりますから、自分のリズムに合わせてとなると「あとでしょ!」の方が、良い仕事が出来そうです。「急いては事をし損じる」なんて諺があるくらいですから、どうやらネガティブ的言葉と受け取られがちな「あとでしょ!」を今年の流行語大賞となるべく皆様使ってみてはいかがでしょうか?「和尚さん、頼んでいました墨蹟、出来ましたか?まだですか?いつ書かれますか?」。。。「あとでしょ!」(ひょうきんに言う)もう一つ、「和尚さん、美味しいお菓子が有りますが、いつ食べられますか?」。。。「あとでしょ!」(声を高くして言う)。。。面白くないですか!? もちろん高年齢の方のみが使える「あとでしょ!」です。和尚も最近になって行動が鈍くなってきましたので、否応なく「あとでしょ!」の方が楽に思えてきました。そんな事をもやもやと思っていましたら、野口美智子様が年始の御挨拶に来られました。流石にこのことだけは「あとでしょ!」っていうわけには行きません。やっぱり「今でしょ!」が正解のようですね。友峰和尚より
宝勝寺 本堂屋根修復 1/15

現在、本堂正面側の屋根修復が急ピッチで進められています。特に向拝(本堂正面入り口部分)の下屋や天井部分が、時間をかけて補強されています。
向拝の天井部分に、新しい天井板が取り付けられました
上の画像は修復以前の様子です。大小様々の板が張り合わされ、穴の開いた箇所もありました。
大工師の岩内様です。
下地の工事も、あと少しで終了です
第515話
寶勝寺の本堂屋根修復工事が進められている中、今日は新年の挨拶ということで佐藤元治さんが尋ねてこられ、よもやま話に花が咲きました。佐藤さんのお仕事は生命保険の営業部ですが、和尚など生命保険どころかすでに「消費期限」いや「焼却期限」が刻一刻と迫りくる中での出会い、保険より保健の方が大切かもね。話は盛り上がり、究極、営業の秘訣とは「コンパクトにインパクト!」という言葉で結論を見る事になりました。成る程そうですね、セールスのポイントは「短い説明でいかに商品のインパクト」を印象付けるかがカギのようです。このことは人生全般にも言えることで、何をやる上においても「時間を無駄にしないでいかに効率よく働けるか」が日々の充実感にもつながって行くように思います。
そういえば過去、競走馬に「ディープインパクト」という名馬がいたのを思い出しました。名前の如く実に大活躍をした名馬でした。やはり「コンパクトにインパクト」が事の成否のキーワードのようですね。時を同じくして金沢市役所の歴史建造物整備課の皆様が文化財関係者の方々と工事の視察に来られました。コンパクトな寶勝寺がどうやって今後インパクトを与えることが出来るかと、思わず頭の中を駆け巡った一日となりました。皆様本当にご苦労様でした。友峰和尚より
第514話
新年最初の玄峰副住職の「生き生き法話」が始まりました。地元テレビ局の取材もあり、穏やかな天気のなか観光客の方々も何処か華やいだ感じが見受けられました。旅行ほど楽しいものは有りませんが、その旅先で楽しい法話が聞けるということなれば尚更の事です。
法話終了後の皆様は満面の笑顔でまさしく「笑う門には福来る!」でワイワイガヤガヤ、何ともかんとも極楽浄土の趣でした。この3月14日に北陸新幹線が開業となりますが、今年に入ってさらにニュースとして盛んに取り上げられています。日本で初めて新幹線が開通したのが1964年(昭和39年)10月1日ですから、41年ぶりにして漸く北陸に新幹線が開通するという実に気の長い話でもありましたが、やはり東京ー金沢間が2時間20分で直結されるというのは本当に素晴らしい事だと思います。これまで、東京都心までは乗り継ぎでしか行けなかったわけで有りますから、あらゆる面で経済効果があるのは言うまでもないことです。簡単に申せば1300万人の御得意先が急遽発生するようなものですね。また、長野県・群馬県とも交流が盛んになると思います。福井駅とつながるのは約6年後だそうですから楽しみに待ちたいと思いますが、現在は金沢市で一足早く活動を始め、6年後の福井開通につなげたいと念じています。交通のインフラは人間の体内血管のようなもので、情報を伝えるための大切なパイプでもあります。電子社会がどれだけ発展してもやはり現地現場に立ってみて肌で感じてみる事が大切だと思います。素晴らしい海と山に恵まれた北陸地方は大都会の人々にとってオアシスの地としてきっと満喫されることと思いますし、また我々にとって世界的にも素晴らしい大都会・東京は未来創造へのエネルギーを貰い受ける事の出来る「マンパワー」の魅力あふれる街であることを思いつつ、今年最初の観光客の皆様を御見送り致しました。友峰和尚より
おトイレの工事が始まります。
本日の住職ブログにも登場しておりましたが、寺内では「式台復興工事」に先立ち、御手洗いの工事が始まっています。
本堂・上の間の奥で、長らく物置となっていた場所が寳勝寺の本来の御手洗い所です。これまで板が敷いてあったため存じ上げませんでしたが、物が撤去された後からは以前の様式を知ることが出来ました。今にも崩れ落ちそうで近づくことも出来ませんが、市松模様のお洒落なタイル張りです。この場所の外、窓下には沢山の立派なドクダミ草が群生し、昔むかしから東司だったことが伺えます。・・・屋根の工事も着々と進んでいます。
中庭側では新しい屋根瓦が整然と並び、ひときわ輝いて見えます。内陣や位牌壇では再三雨漏りが起きていましたが、本当にひと安心です。
向拝の屋根
さらに庫裡側です
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