7月, 2022年
第3241話
第十四代宮﨑寒雉様より御寄進頂いた半鐘 / 少林寺にて
どうにも止まらない酷暑の日々が続いていますが、皆様に於かれましてはお元気にお過ごしでしょうか! 毎日のように熱中症で亡くなる方がおられるほどですから最早絶体絶命! 誰もが注意しなければなりません。熱中症?と感じた頃には時すでに遅し!! 体が震え身動きが取れなくなり意識を失いそのまま亡くなるそうですから、自分だけは大丈夫などと過信しない事です。和尚も昨日は少林寺墓域の除草剤散布に出向きましたが、散布中に両腕に痺れが生じ頭痛が始まったため急遽作業を中止して冷房の効いた部屋で休息しました。特に高齢者の皆様にはくれぐれもお気をつけて頂きたいと思います。
清らかな鐘の音を合図として 法要が始まりました
さて午前中には野町・少林寺に於いて桑島家の満中陰忌法要が修業されましたが、昨晩から堂内の冷房空調機をフル回転させていたおかげで涼しい本堂での法要厳修となりました。法要後には納骨の儀が墓前で行われましたが、気温は35℃を超え一気に汗が噴き出す始末! 墓前諷経を終え再び堂内に戻った瞬間、天国と地獄とはまさしくこのことかと実感した次第です。
炎天の下 厳粛なる御納骨の儀を致しました
法要終了後 懇親のひととき
桑島家 御家族皆様とともに
道語に「寒熱の 地獄に通う 茶柄杓も 心無ければ 苦しみも無し」とは言えど暑いものは暑い!ですね。また「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」とは甲斐の国、恵林寺の禅僧・快川紹喜禅師の言葉なれど、なかなかそのような心境にはなれない今日この頃の酷暑です。どうかくれぐれもお身体ご自愛ください。友峰和尚より
第3240話
少林寺の墓域にて
少林寺の墓域は約200坪ほどありますが、1年間を通しての除草作業は至難の業です。先般除草剤を散布しましたがさらに抵抗力のある強い雑草がはびこり、鼬(いたち)ごっことなっています。
和尚 の 額
本日も法務の合間をぬって いざ出陣!! と少林寺墓域の除草剤散布に出掛けましたが、36℃を超える猛烈な暑さの中での作業となり、額から吹き出す汗が目に入るやらマスクで呼吸が苦しいやら、どうにもこうにもしぶとい雑草退治には閉口してしまい「参った!参った!」。
ふれあいパーク霊苑 本日の墓前御供養のようす
午前・午後ともふれあいパーク霊苑での墓前供養が修業されましたが、こちらは日々手入れが成されており心から安堵するものです。墓前諷経の際には霊苑スタッフの方が日除けのテントと小型の扇風機2台を用意してくださり本当に助かりました。まもなく盂蘭盆会が厳修されますが、更に工夫をしてより良い環境の中で参詣者をお迎えしたいと念じています。
さて愚痴は言うまいこぼすまい、明後日は少林寺に於いて「碁縁会」が午後1時より開催予定となっており、坐禅と法話も入って参加者皆様と楽しい囲碁の時間を過ごしたいと願っています。友峰和尚より
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