7月, 2022年

第3260話

2022-07-21

日中友好の朝顔

 

今日は少し気温も下がり涼しくなりましたがそれでも28℃ほど有り、体はおも怠い感じがします。「夏バテ」という言葉が有りますがまだ暦(こよみ)は7月ですから「夏バテ」するにはちょっと早すぎる感が有ります。

 

㈱豊蔵組 の 澤本さん・長尾さん御姉妹が来寺くださいました

 

 

 

中国茶を頂きながら 少林寺での囲碁会を振り返って歓談しました

 

しかしながら今年は梅雨明けも早く気温も異常に高い日が続いていたため流石に最近バテ気味で、これから8月夏本番を迎えるのかと思うと気が重くなります。この23日(土)は「土用の丑の日」で鰻を(うなぎ)を食べて養生する日だそうですが、和尚にとって夏バテを防ぐ為には「鰻」より「温泉」に入ってゆっくり静養したい心境です。

 

㈱伝広社の吉田氏と 霊苑テレビ収録の打ち合わせ

 

㈱グリーン産商(大阪市) の 前田氏とともに

 

さて皆様はこの猛暑の中を如何お過ごしでしょうか? また夏バテを乗り切る方法として何か計画されていますでしょうか? そう言えば今日から子供たちの夏休み!!アウトドアでバーベキューなどして家族団らんのひとときを過ごすのも良いかもしれませんね。さて和尚は来客の応対が続いていますが、お盆月は祖先の霊と現世の人を結ぶ大切な時期だけに頑張って交信のお手伝いをして参りましょう。友峰和尚より

 

 

第3259話

2022-07-20

 

第1644話より / 2018年2月17日

 

昨日のトップニュースは羽生結弦選手引退記者会見で持ち切りでしたが、一夜明けても各放送局がこれまでの功績を讃えると同時に、今後のプロ転向での更なる活躍を期待する報道が多く見受けられました。プロ転向による年商は100億とも言われるだけに、その世界的人気度が伺えます。

 

 

報道の中で、羽生選手が子供の頃の動画やインタビューのシーンが紹介されていましたが、将来の希望や夢を語る場面では「オリンピックに出場して金メダルを取りたい!」とはっきり意思表示をしており、その言葉通りにオリンピックでは2大会連続金メダル獲得し数々の大会で素晴らしい成績を残された事に敬意を表したいと思います。本日はアメリカ大リーグ・オールスターゲームで大谷翔平選手がヒットを打つなど、日本人アスリート達の世界での活躍を大変嬉しく思うものです。

 

本日の墓前御供養諷経にて

 

さて和尚は相変わらず日々コツコツとお盆の法務遂行に当たっており、実に普段の生活リズムを保ちながらの精進努力の毎日です。午前中には日頃よりお世話になっている高倉様ご夫妻が御挨拶に来寺くださいましたが、この23日に信子さんの実のお母様が100歳のお誕生日をお迎えになるとのご報告でした。100歳とは素晴らしいことです!! 1世紀を生き抜いてこられたということですからご立派としか言いようが有りません。さらにご健康で日々ご自愛くださるよう願いつつ、100歳のお誕生日を心よりお祝い申し上げます。友峰和尚より

 

タイム ガザニア ラベンダーなど 活き活きとした 霊苑の草花たち

第3258話

2022-07-19

10年前 最初に設置した小さなエアコン / 寳勝寺台所にて

 

今年の夏は気温も高いのですが湿度も高く、日々の空調機の使用が不可欠となっています。寳勝寺台所のエアコンは約10年前に設置したもので電源も100ボルト使用の物だったせいか効き目が弱く、特に寺カフェ用の野菜や果物が保存してある関係上、今年のような猛暑が続くと食物管理が大変です。

 

 

日頃より卑山の設備修繕でお世話になっている建築業の高倉さんにお願いして、本日は200ボルト使用の強力な空調機と取り換え工事をしました。流石に新しい空調機の冷房と除湿の効き目は抜群で、これまでの辛抱が嘘のように快適な仕事場となりました。

 

威力の強い 新しいエアコンが取り付けられました

 

 

寺カフェの繁忙期などスタッフが汗だくで仕事をされていましたが、愈々夏本番を迎えこれでひと安心です。聞くところによれば電気代もかなり節約になるとか。何もかも値上げが続いている中での一石二鳥の決断となったようです。

 

以前のエアコンは傳燈寺に運び、壊れていた接客室のエアコンと交換しました

 

さて約1ヶ月以上続いている法務遂行でしたので今日は終日休息を取りました。自分が休むと世の中が止まったように感じるから不思議なものです。言い換えれば自分の身体は自分でコントロールするしか手立ては無いようですね! まるで空調機みたい? 友峰和尚より

第3257話

2022-07-18

寳勝寺 の 烏枢沙摩明王

 

一日に何度もお世話になるトイレですが、禅宗では「東司(とうす)」と言い、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が祀られていて七堂伽藍の建物の一つともなっています。臨済宗では「雪隠(せっちん)」とも呼ばれていますが、修行道場では「三黙堂」の一つで修行の場でも有ります。

 

寳勝寺檀信徒 高畠家 五七日忌の御供養が修業されました

 

和尚が提唱する「東司禅(とうすぜん)」ですが、近年では多くの御家庭に洋式トイレが普及するようになり、そこで少しの時間トイレでの瞑想をお勧めしたいと思います。便座に座ったら姿勢を正し、「数息観(すそくかん)」といって呼吸を整えながら〝ひとつ~、ふたつ~〟と息を数えます。また両手は「法界定印(ほっかいじょういん)」を膝の上に結び、眼は半眼にして凡そ5分間瞑想します。

 

 

 

わずかの時間の瞑想ですが、ずいぶん気持ちが清々しくなり心も落ち着きますから是非皆様にはお試しいただきたいと思います。一日に何度も利用するトイレですので、そのたび毎に瞑想すれば長時間の坐禅と同じ安らぎ効果が得られる事必定です!!

 

安田家 御家族の皆様とともに

 

さて本日も追善供養諷経修業の一日となりました! 三連休最後の日でしたが、卑山お檀家のご家族皆様も墓参の帰りにカフェでゆっくり寛いでおられました。今日は「海の日」でしたが本格的な海水浴シーズンを迎え、くれぐれもお気を付けて楽しんで頂きたいと願っています。友峰和尚より

 

第3256話

2022-07-17

 

少林寺檀信徒 近藤家の年忌法要が修業されました / 野町 少林寺にて 

 

連休2日目を迎えましたが、ここ数日コロナ感染が急激に拡大しているためか観光客も激減し、再び閑散とした寺町界隈となっています。午前10時半より野町少林寺に於いてお檀家・近藤家の年忌法要が営まれましたが、本日は幾分涼しい日和となり法要後には墓参も修業されました。

 

 

 

 

 

 

 

少林寺の墓苑にて 近藤家 お墓参り

 

 

少林寺の奥様を交え 御供養の茶礼をいたしました

 

近藤様は東京都在住のため御家族皆様は自家用車と飛行機で御来寺くださり、法要修業後は故人のお写真を偲びつつ久しぶりにゆっくり歓談することが出来ました。近藤様のご希望で東京よりご自身が持参された坐禅の時に使用する「警策(けいさく)」を用い、法要修業記念に肩を打って差し上げました。警策(けいさく)とは「警覚策励」を略した名前で、坐禅中に修行僧に対して使用されるものです。

 

警策を受けられる 近藤様

 

 

御子息 ご親族の男性方が 次々と

 

 

近藤家の皆様 この度は御参詣賜り 厚く御礼申し上げます

 

秋明菊 / 寳勝寺境内にて

 

夕刻 手老様御夫妻とともに

午後よりは昨日に引き続き「宙(そら)」での墓前供養が修業されましたが、読経中にも盂蘭盆墓参の方々が次々とお参りされていました。お盆期間中は県外よりふれあいパーク霊苑をご参詣される方も多く、本日は静岡県より手老様ご夫妻がご挨拶に来寺下さり、お寺は常に仏縁を結ぶところだけに本当に嬉しく思うものです。和尚の法話キャッチフレーズは「出会い・ふれあい・和みあい・ゆくゆくお互い拝み合い」ですから、皆様の御来寺を心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より

第3255話

2022-07-16

7月 3連休の初日を迎え

 

7月3連休の初日を迎え久しぶりに観光客の方々で卑山寺カフェにも賑わいが戻りましたが、いまだにコロナ感染が続いているため油断は出来ません。徹底して感染防止対策を講じた上での開業となっています。午前午後ともお盆の墓前諷経を修業しましたが、日中気温が31℃と再び上昇傾向にあるなか霊苑には時折涼しい風が吹き抜けていき、暑さを凌ぐことが出来ました。

 

お盆の御供養諷経が続けられています

 

関東地方より参詣されたご家族の話では北陸新幹線は満席状態だったそうで明日も引き続き金沢有名観光地は賑わいを見せそうな気配ですが、コロナ禍が長引く近年は特に人々の動きは気まぐれで、なかなか人の流れを予想するのが難しい状況となっています。

 

雷鳴とともに突如降り出す スコールのような大雨

 

お盆帰省の本番は8月旧盆ですから今はまだ観光目的の方々が多いように思います。いずれにせよ日本政府としては今回は経済活動を優先させる政策に切り替えているようですから、コロナ感染には十分気を付けて参りましょう。さて和尚の法務遂行は8月に向かって益々多忙を極めていきます。報恩菩提の仏心を以て法務に精進して参りましょう!!負けてたまるか!!いやいや負けるが勝ちかも!? 友峰和尚より

第3254話

2022-07-15

白ユリの香り / 寳勝寺玄関にて 

 

梅雨の逆戻りのようなお天気となっていますが気温は依然高く、健康管理には十分お気をつけて頂きたいと思います。和尚の歳は74歳ですが自分だけは皆様とは別と思っていたのは大変な思い違いで、最近では同じ年頃の方々とお話しする機会が俄然増えて参り話題はやはり自己の健康管理となっています。

 

夏の間も バラが咲き続けています / ふれあいパーク霊苑にて

 

気が付けば和尚を取り巻く日々の環境がいつの間にか変化していることもあり、今がコロナ禍にあって卑山寺カフェが休業していることも手伝って若者と接する機会が極端に減少しています。要するに高齢者だけの世界になれば健康の話が中心になるのは当然のことで、「終活」についても真剣に懇談しています。本日もお盆墓前諷経が修業されましたが、和尚も大切な法務が続き常に緊張状態にあるのでしっかり健康状態を維持する事が求められています。

 

本日も 盂蘭盆墓前供養諷経が修業されました

 

ハツユキカズラ と 千日紅

 

さて本日は孫から夏休みにお手伝いしたいとの申し出があり、大変頼もしくまた嬉しく思いました。子供達の長い長い夏休みもコロナ禍がなかなか収束を見ない中、再び行動制限令が出ないことを祈るばかりの今日この頃のようです。友峰和尚より

 

夕刻 須貝総代様御夫妻とともに

 

第3253話

2022-07-14

令和4年度 瑞應山 傳燈寺 盂蘭盆会 

 

金沢兼務寺院 傳燈寺の盂蘭盆会を午前10時半より地元の方が参列されるなか厳修致しました。これで全ての兼務寺院の盂蘭盆会が終了した事になりますが、7月15日から8月15日まではお盆月に有るため墓前諷経をはじめ年忌法要が続いていきます。また8月15日(月)には午前10時半より「大安禅寺盂蘭盆会大施餓鬼会法要」が厳修される予定となっています。本日も午後より盂蘭盆墓前諷経を修しましたが、お盆の行事は仏教が日本に伝来された奈良時代以来今日まで連綿として続けられています。昔は施餓鬼棚や灯篭流し、盆踊りなどで物故者の追善供養祭を盛大に行っていましたが、近年では随分縮小されなんとも寂しい気がするものです。さてお盆にはお仏壇にお花とお供え物をしてご家族で御精霊をお迎えいたしましょう。南無観世音菩薩 友峰和尚より

 

 

 

 

 

地元の方々が参列され、盂蘭盆会が修業されました

 

 

盂蘭盆会に引き続き 猟友会イノシシ供養 を致しました

 

 

 

行事終了後の茶礼にて 昔の写真を眺めながら懇親しました

 

金澤伝燈寺里芋の畑

 

 

午後より ふれあいパーク霊苑での盂蘭盆墓前諷経をいたしました

 

小雨模様の 涼やかな空気のなかで

お経の後 御供養についてのお話しをしているところ

 

 

 

㈱豊蔵組様が 金沢すいかの御供物をお届けくださいました

 

誠にありがとうございました

 

傳燈寺庫裡玄関 の 蓮

第3252話

2022-07-13

 

7月8月の2ヶ月間は「お盆月」のため、卑山ふれあいパーク霊苑には多くの方が墓参に来られています。色とりどりのお花が故人の霊を偲ぶかのように墓前にお供えされており、また終日線香の煙が苑内に立ち込めている光景には安心を覚えるとともに物故者に対して心よりご冥福をお祈り申し上げています。

 

雨を受けて輝く 苑内の緑

 

 

 

日中友好の朝顔 開花の便りが届けられています

 

寳勝寺境内ではこの時期の風物詩にもなっている「日中友好の朝顔」の蕾が大きく膨らんできましたが、先日大安禅寺職員と卑山職員の自宅で育てている日中友好の朝顔の見事な開花写真が送信されてきました。広島県福山市在住の中川健造氏より朝顔の種を分けて頂いてから約11年になりますが、毎年気品に満ちた赤紫色の素晴らしい大輪の開花を見せてくれています。卑山の開花ももうまもなくで、今か!今か!と首を長くして見守っています。

 

 

金沢で朝顔と言えば、あの有名な加賀千代女(かがのちよじょ)の「朝顔に 釣瓶とられて もらい水」の一句が思い出されます。いつの時代も朝顔は庶民にとっての心の癒しの花となっていたようです。さて寳勝寺の近くに来られた際には是非「日中友好の朝顔」を愛でて頂ければ幸いです。友峰和尚より

 

 

第3251話

2022-07-12

日中友好の朝顔 の つぼみ

 

安倍元総理の御葬儀が午後より港区・増上寺で営まれ、その後ひつぎを乗せた車が自民党本部並びに首相官邸、国会議事堂の前を通過する際にはテレビ画面に向かって合掌し心よりご冥福をお祈り申し上げました。平和で安全な国と言われてきた日本に於いて参議院選挙応援演説の最中に銃撃され死亡するという前代未聞の悲惨な事件が発生して4日が経ちましたが、未だに信じられない思いの中にいます。国会議員の皆様には、いまいちど安全安心の国づくりを目指した政治を願いたいと強く思うものです。盂蘭盆会の行事を終えて本日は休息日としていましたが、安倍元総理葬送儀のテレビ中継を見つめながら喪に服しました。

 

松浦建設㈱ 松浦会長が 社員の方と共に来寺くださいました

 

時折小雨の降る一日となりましたが気温は相変わらず高く、連日の法務遂行の疲れも重なって只管休息に徹しました。午後からは松浦建設㈱の松浦義一会長が暑中見舞いのご挨拶に来寺くださりしばし歓談しましたが、まもなく90歳の誕生日を迎えられるそうで、その矍鑠とした御姿には感服しました。

 

 

 

現在、大安禅寺諸堂保存修理工事は松浦建設株式会社によって順調に進められており大変嬉しく思っています。本当に多くの方々との不思議な御縁を得て事がスムーズに運んでいくだけに、「無事是貴人(ぶじこれきにん)」の禅語が身に染みる今日この頃となっています。友峰和尚より

 

「 雲 深くして 処を知らず 」 大安友峰 書

 

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