和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3252話 】
2022年 07月 13日 談

 

7月8月の2ヶ月間は「お盆月」のため、卑山ふれあいパーク霊苑には多くの方が墓参に来られています。色とりどりのお花が故人の霊を偲ぶかのように墓前にお供えされており、また終日線香の煙が苑内に立ち込めている光景には安心を覚えるとともに物故者に対して心よりご冥福をお祈り申し上げています。

 

雨を受けて輝く 苑内の緑

 

 

 

日中友好の朝顔 開花の便りが届けられています

 

寳勝寺境内ではこの時期の風物詩にもなっている「日中友好の朝顔」の蕾が大きく膨らんできましたが、先日大安禅寺職員と卑山職員の自宅で育てている日中友好の朝顔の見事な開花写真が送信されてきました。広島県福山市在住の中川健造氏より朝顔の種を分けて頂いてから約11年になりますが、毎年気品に満ちた赤紫色の素晴らしい大輪の開花を見せてくれています。卑山の開花ももうまもなくで、今か!今か!と首を長くして見守っています。

 

 

金沢で朝顔と言えば、あの有名な加賀千代女(かがのちよじょ)の「朝顔に 釣瓶とられて もらい水」の一句が思い出されます。いつの時代も朝顔は庶民にとっての心の癒しの花となっていたようです。さて寳勝寺の近くに来られた際には是非「日中友好の朝顔」を愛でて頂ければ幸いです。友峰和尚より

 

 

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