7月, 2021年

第2876話

2021-07-02

京都清水焼窯元「土淵陶葊(どぶちとうあん)」の陶器

寳勝寺の寺カフェで使用している抹茶碗は京都清水焼窯元「土淵陶葊(どぶちとうあん)」の陶器で、約40年以上に渡って大切に使用しています。陶葊店・会長の土淵善英氏とは和尚が花園大学に通っていた頃からのお付き合いで、よくお店を訪ねては彼の作品を鑑賞していました。現在は御子息の善亜貴氏が当主をされていますが、斬新な作品を次々に発表して人気を博しているようです。

長く愛用してきた器には愛着が有るもので少々のひび割れぐらいで廃棄するには偲びず、欠けた物もこれまで大切に保存していましたが、今回、若手工芸作家が金沢駅構内で展開しているお店「ワンダースペース」で茶碗の金継ぎをしてもらえることを知り、さっそく修復に出しました。ご覧の通り、まるで中国最古の甲骨文字のような文様に仕上がり、面白みも増して大変気に入っています。

中国最古の甲骨文字

今から約40年ほど前から少しずつ購入してきた茶碗達ですが、再び息を吹き返し、今後も大切に使用していきたいと思います。友峰和尚より

檀信徒の 北條直敬様 が来寺くださいました

第2875話

2021-07-01

少林寺 境内の菩提樹

愈々お盆月に入りました! 新盆と旧盆とそれぞれ御国によって盂蘭盆会供養の月も違いますが、金沢市は古来より新盆の7月に盂蘭盆供養が行われています。昨日に引き続き午前中より少林寺本堂の設えに出向きましたが、今年も盂蘭盆施餓鬼会の御案内状を檀信徒皆様に発送したところ、多くの方々から御出席のお返事を頂いており昨年とは幾分コロナ禍に対する感染予防にも余裕を感じました。

大掃除 と 盂蘭盆会の準備をしました

お掃除の途中にはお檀家様が墓参に来ておられましたが、丁寧な堂内の設えをして当日の御来寺をお待ちしたいと願っています。盂蘭盆会は年に一度の合同祖霊法要であり、また檀信徒皆様の消息を知る大切な機会でも有ります。翌11日は寺町・寳勝寺の盂蘭盆会が修業予定となっており、ここしばらくはお掃除の日々となりそうです。さて今日も30℃を超える真夏日となり全身汗びっしょりの作業となりましたが、気持ちの良い汗となったようです。「ふき掃除 掃き掃除して 盆に入る」遊歩

Newer Entries »

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870