10月, 2020年

第2603話

2020-10-02

昨晩は見事な中秋の名月を拝むことが出来ました。撮った写真はまるでUFOが現れたかのようですが、スマホ撮影ではこれが限界です。名月の左側には赤く光る火星、右側には土星が黄色味を帯び眩いほどに美しく見えました。


1969年7月16日、月面にアメリカ宇宙探査機船アポロ11号が着陸して41年が経ちましたが、人間が到着してもなお月の持つ神々しさは今でも少しも変わらないようです。1970年の大阪万博で持ち帰った「月の石」が公開され、和尚は専門道場に入ってまもなくでしたが、師匠の計らいで幸いに見学する事が出来ました。たかが石されど石ですが、ものすごい見学者の行列には驚いたものです。昨晩はふれあいパーク霊苑より静かに手を合わせ、コロナウイルスの収束を願いました。

名月や 墓地を巡りて 夜もすがら!でしょうか? 満月になるのは今日ということですから、本日も二度見の中秋の名月を鑑賞したいと思います。
毎日毎日がカオス状況の中に有りますが、満月を眺めながら今晩は哲学してみませんか?きっとお悟りを開く事必定ですぞ。
「秋なれや 月を追う雲逃げる雲」今年も残すところあと3か月、無事を祈りつつ過ごして参りたいと念じています。友峰和尚より

第2602話

2020-10-01

朝方は雨模様でしたが午後からは良いお天気になり、どうやら中秋の名月を愛でることが出来そうです。子供の頃には母親がお団子を作ってくれ、縁側にススキと共にお供えして家族で名月を眺めた事を思い出します。

霊苑でのご供養を修業致しました

古寺の縁側から眺める満月もなかなか格別な趣があり、まして秋の虫が一斉に鳴いている中で愛でる月もまた風流です。満月になるのは明日だそうですから、明日も引き続き楽しみにしたいと思います。

少林寺の 水道管漏水修理工事

さて、名月とは裏腹に 少林寺の漏水問題は工事が拡大しそうな気配で心配しました。 水道管が昔々の銅管らしく、腐食している幾ヶ所から水漏れしているらしいとの事。この「らしい」が問題でしたが、そこに㈱豊蔵組の江川部長さんが工事視察に来られ、「ここ掘れワンワン」では有りませんが早速に現場の方に指示を出され、なんと!見事に漏水個所を発見! お陰様で大工事を免れホッとしました。本当に江川部長さんに感謝した一日となりました。

所々に穴を開け、漏水個所を探している様子

江川部長様が発見した 漏水箇所です

発見後、寳勝寺にて ㈱豊蔵組の江川部長様とともに

感謝の合掌を致しました

福井窯業㈱の近藤社長様とともに

歓談のひととき

少林寺漏水問題は一件落着!めでたし!めでたし!これで今日はゆっくり名月を眺めることが出来そうです。友峰和尚より

Newer Entries »

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870