和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第613話 】
2015年 04月 23日 談

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これから一週間は暖かくて良いお天気が続くという予報で、有難く思っています。と言いますのも、花菖蒲園並びに境内整備に集中したいわけで、お天気は何よりの味方ですね。今年は6月6日から恒例の「大安禅寺花菖蒲祭」が開催予定となっていますので、開催日前日まで園内整備が続けられていきます。なにしろ超高齢化社会の到来で労働力不足のしわ寄せもあり、和尚の一番頭の痛いところです。自分自身すら高齢者の一人ですからどうしようもありません。満開の花菖蒲を見る時が疲れの吹っ飛ぶ瞬間でもあるので、まあまあやれる所まで努力あるのみです。

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昨夜は福井市内の「香櫨園」に於いて、昨秋「ニューヨーク個展」開催時に大変お世話になった仁・フォークさんが来日されたということで、野口社中の皆さんとともに感謝の会が催されました。矢の如く時が過ぎ去っていきますが、サラ・ローレンス大学での個展開催の色々な思い出が再び蘇えった感じでした。

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楽しい時間はあっという間に過ぎて行きました。仁さんはしばし卑山に留まって旅行を楽しまれるという事で、社中の皆さんもいろいろ計画されているとの事でした。グローバル化社会の今日、世界はどんどん身近になっていきます。和尚も来年はイタリア・ローマでの個展開催を夢見ているところです。さて、皆様は世界の動きをどのように感じておられますでしょうか? 「狭い日本 そんなに急いでどこへ行く」から、「狭い地球 そんなに急いでどこへ行く」なんでしょうか? 和尚はいよいよ「UFO」(YUHO)となって宇宙を目指しているのかもね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第612話 】
2015年 04月 22日 談

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午前中の寶勝寺での法事を無事に終えてのち、大安禅寺に戻りました。素晴らしいお天気の中でのドライブでしたが、皆様!大安禅寺はやはり、極楽浄土なんですね。山門をくぐって青葉若葉の匂いがむんむんするような空気感の中を上りつつ、窓を開ければ初夏の鳥たちのさえずりがあちこちから聞こえ、境内に至れば荘厳な伽藍の佇まいに圧倒されます。

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庫裡玄関は整然として、厳として人を簡単には寄せ付けない程の張りつめた空気が漂うほどに、和尚の気持ちは清々しくまたどきどきするような感動さえ覚えます。枯淡な「禅寺の面目」を感じさせてくれるに十分でした。街なかの禅寺・寶勝寺とはあまりにも対照的なシチュエーションですが、どちらにも脈々とした禅風が感じられます。来たる連休には是非とも、皆様にはこの時期の大安禅寺の雰囲気を味わって頂きたいと思います。言葉にできないほどの安らぎを感じる事と思います。

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IMG_5520さて、和尚は明日から花菖蒲園の整備に入る予定です。30余年に渡って毎年続けて来た作業とはいえ、最近はめっきり運動力が衰え情けないばかり。可愛い花菖蒲達が待っていると思うとやはり、「わしがやらねば」と老骨に鞭打っての作業です。子供の時より土いじりが大好きだったが故のご縁ですから頑張ってやりましょう。頑張るぞ!!いや頑張りましょう! いや頑張りたいです! いや頑張れるかな?って。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第611話 】
2015年 04月 21日 談

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「寶勝寺霊園改葬工事連絡協議会」のようす

昨夜からの雨も上がり、爽やかな朝を迎えました。今日は「寶勝寺霊園改葬工事連絡協議会」が午後より開催されるため霊園の草引きや掃除をしましたが、いよいよ本格的に改葬工事が始まろうとしています。午前中には栃木県鹿沼市より北條総代様が来られ、会議を前にして墓参をされました。午後1時半より、金沢市歴史建造物保整備課の新保様・福塚様はじめ、東京より株式会社いせやの高田様と霊園設計士の宮崎様・方波見様と、寶勝寺総代の北條様・須貝様同席のもと、当局より伝建地区に於ける改葬工事に対しての説明と指導を受けました。

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会議後は現地での指導を受けた後、解散となりましたが、今後も引き続き当局の指導を受けながら伝建地区にマッチした和風のおしゃれな霊園完成を目指して行きたいと思っています。

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墓地にて、各所の視察

次回の会議は今月の30日と決まりましたが、討議を重ねるごとに理想の霊園像に近づいて行きます。皆様も御先祖のお墓にお参りされるとき、色々な思いに駆られることと思います。先祖を思い、家族を思い、今ある事を思いつつ、きっと自分の心と謙虚な気持ちで対面されている事と思います。墓参は我々の心の故郷に帰る、大切なひとときでもあるように思います。寶勝寺墓地に眠る多くの檀信徒の祖先の御霊に失礼の無いように、慎重に事業を進めて行きたいと念じています。友峰和尚より

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友峰和尚のちょっといい話 【 第610話 】
2015年 04月 20日 談

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クリンソウと紫陽花 

皆様、お元気にお過ごしでしょうか? 明日から一週間ほどは全国的に暖かい晴れ模様の天気が続くとか。大型連休を待ち遠しく思っておられるご家族の方も多いことと思います。新命副住職も長い本山研修を終えて無事大安禅寺に戻り、ようやく和尚も自由に活動できる状態になりました。29日には大安禅寺開基、福井藩第四代藩主・松平光通公の御供養「御像祭」が営まれ、連休中は寶勝寺でも檀家様の年忌法要が予定されております。寺カフェもきっと多くの観光者で賑わいを見せることと思います。日本国に於いては、年間を通しての一般庶民の休暇はまだまだ少ないそうで、欧米では一か月にも及ぶ家族休暇をとるとか。なんともうらやましい限りで、日本も早くそのようになると良いですね。長い人生を振り返ってみるとやはり、家族での集いが一番幸せを感じたものです。最近は子供や孫との団欒のひとときが何よりも楽しく、心休まる時間となっています。人生には色々な楽しみ方が有ろうかとも思いますが、意外と身近な所に本来の楽しみがあるようです。

DSC03353 (375x500)「薫風 南より来る」

さて、今日は孫とも離れて金沢での法務となりました。今は寶勝寺に集中して寺院の活路を見出さねばなりません。新幹線効果の有無がマスコミに取り沙汰されていますが、何事も「完璧」は有りませんから、「対機説法」の如く臨機応変の対応が求められて行きます。明日は「寶勝寺霊園改葬準備連絡協議会」が有ります。愈々本腰を入れて、四百年の大計の実現に向けて努力して参りたいと思います。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第609話 】
2015年 04月 19日 談

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小雨模様の中、午前11時半より亡き母の三回忌法要を営みました。92歳での旅立ちでした。和尚も長く親元を離れて暮らしておりましたが、両親の晩年に共に暮らせたことを幸せに思っています。母親の8人いた兄弟も、今ではたった御一人となりました。どこの御家でもそうであると思いますが、自分のおじさんやおばさんが亡くなっていくのは実に寂しい限りです。今日は兄弟家族中心の法要となりましたが、無事に終えて安堵しています。ふとまわりを見れば、孫たちがはしゃいで遊びまわっている姿に心の安らぎを覚え、遠い自分の子供の頃を思い出していました。法要終了後のお食事の時間がゆっくりと流れて行きました。窓越しに外を臨めば、いつしか葉桜となった樹々が春雨に打たれ故人の霊を偲んでいるかのようでした。法要厳修の大切な意味をしみじみと感じ取った一日となりましたが、明日からはまた多忙な毎日の中に入って行きます。今日の法要を通して、今は亡き両親から大きな力を得て再び頑張って参りたいと思います。さて、間もなく「御像祭」がやってきます。約400年間続けられて来た、大安禅寺開基・松平光通公の御法要です。脈々と「報恩菩提」の行が続きます。友峰和尚より

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友峰和尚のちょっといい話 【 第608話 】
2015年 04月 18日 談

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土曜日の朝は久しぶりに、ぽかぽか天気の爽やかな日和となりました。最近の気候は本当に寒暖の差が激しく、油断していますと風邪をひきますからご用心、ご用心!です。そんな陽気につられて何かお昼の食べ物を作ってみようと、先般、須貝総代様から頂いた「氷見うどん」を使って「僧堂風すすりうどん」を作ってみました。この氷見うどん、長らく仏様の真前にお供えされていたもので、仏様も十分にお召し上がりの事と察して恐れながら頂くことにしました。

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「僧堂風」とはいったい何がそうかと言えば「薬味」と「出汁」に秘訣が有って、写真の如く「五味の薬味」として、大根おろし、いりごま、おろし生姜、刻み葱、海苔を揃え、出汁には必ず薄揚げの細切りを隠し味にします。もちろんのこと、一夜水に浸けておいたこぶ出汁を使うのがいいのですが、今回は出汁の元を使いました。次に大切なことは、湯つきうどんの為、食べる寸前に沸騰したお湯の中にうどんを入れることですね。

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また食べ方にもこだわりが有り、うどんを割り箸で掴んで少しだけつゆに入れ、一気に「音をたてて」すすることが肝要です。この時「うどんに成りきって」自分と、うどんと、音が一体になることが求められますからご用心です。「うん!!」と声が出れば満点!これぞ「うんどん」(運呑)の冥利に尽きます。そんなわけで今日の昼食は和尚お薦めの「すすりうどん」を頂きました。皆様も是非お試しくださいませ! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第607話 】
2015年 04月 17日 談

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『「後期高齢化社会」は「高貴高齢化社会」と書くと、高齢者の方も元気が出るでしょう!』と、ある御婦人が和尚に進言してくれました。なるほど!何事もプラス思考で前向きに考えた方が元気に居れそうですね。「和尚、74歳近くになると、何もかもが嫌になるよ。」ってある御方が言っておられましたが、和尚自身もその年齢に近づき、理解できるようになって来つつ有ります。

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なにが嫌な気分なのかと分析してみれば、たぶん、「人生の終焉」を宣告されたような気分になるという事だと思います。そこで和尚は思います。「年齢は年0(れい)! だから常に、ゼロだと自覚しましょう!」すなわち「今が大切、今を生きよ!」しかありませんね。少し強がって言ってみましたが、流石に和尚も身体の衰えとともに、精神的耐久力低下も否定できない今日この頃。「老後をのんびりと過ごす」為にも、まずは健康管理が一番大切と結論付けました。この歳まで健康にこれたのも偏に母のおかげです。健康に産んでくれたことに感謝します。明後日に亡き母の三回忌法要が営まれますが、心から感謝の真を捧げたいと念じます。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第606話 】
2015年 04月 16日 談

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しだれ桃 / 寳勝寺にて

大きな災害や事件事故が発生するたびごとに、人々は翻弄されつつも解決に向かって大いなる知恵を発揮していきます。「なぜそのような事件事故が起きるのか?」ではなく、人間が生きていく上での、避けて通れない難事なのかもしれません。「艱難、難事を玉とす」などの諺はまさにそれで、人間の危機対応能力には素晴らしいものが有ると信じます。

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寳勝寺のお地蔵様

それに致しましても、最近発生する事件や事故は、過去のそれと比べますと随分と違った感覚を覚えるものです。ひと口に言えば「無差別的行為」とでも言いましょうか。社会全体が不満のターゲットになりつつあるようにも思います。今日の全国各寺院活動の中でも、「思いやりの心」や「ありがとう、おかげさまの心」を旗印に、積極的な檀信徒教化を展開しています。脚下照顧では有りませんが、まずは一番身近なところからの心の交流が大切ですね。今日また、「寺小屋」的活動も始まっています。子供の頃、お寺の日曜学校などで学び遊んだ良き時代の復活版ですね。「三つ子の魂百まで」という古来の言葉が今、最も重要性を帯びてきているようです。寶勝寺も今後あらゆる活動を視野に、積極的布教をして参りたいと思います。

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さて、久しぶりに暖かいお天気となった本日は、御近所の素敵な奥様方が寺カフェを利用してくださいました。どうやら井戸端会議場としてもファンを集めつつあるようですよ。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第605話 】
2015年 04月 15日 談

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北陸新幹線が開業して昨日で1ヶ月が経ちましたが、寶勝寺「寺カフェ」も確実に東京や長野方面からのお客様が増えています。寺町自体に増えているのではなく、近くにある妙立寺(通称 忍者寺)や西茶屋街を訪れる旅行者が急に増えているわけで、その途中でカフェに寄るお客様が多く見受けられ、どのお客様にも「寺カフェ」が好評を得ているようです。

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特に、雨の日や風のきつい日などに利用される方が多いようで、成る程!やはりお寺は昔より休憩所としての役割を担っているようです。寶勝寺「寺カフェ」開業の目的はまさしくそこに有ったわけですから、多くの観光客の休憩場所として役に立っている事を嬉しく思っています。今後は国選定伝統的建造物群・寺町の案内所としての使命も果たして参りたいと思っています。

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寺町には魅力ある寺院がまだまだ多くありますし、金沢市歴史建造物群ウォーキングコースとしても良い場所だけに、和尚も自分なりに色々工夫をしながら観光客集客に尽力したいと念じています。

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金沢市にご縁を得て5年目を迎えましたが、まさに「歩々是道場」の禅語の如く、一歩一歩、また一歩といった感が有ります。金沢市全体の歴史状況も最近ではよく見え始めてきたようにも思いますので、和尚の新しいお散歩コースの設定もしてみたいですね。

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さて、皆様には如何お過ごしでしょうか? この時期の雨もまた風流ですね。「春雨じゃ!濡れて行こう」って気分ですよ。皆様お茶しませんか? 皆様のご来寺を心より御待ち申し上げておりますぞ。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第604話 】
2015年 04月 14日 談

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早朝の境内掃除から始まった一日でしたが、このところの運動不足もいっぺんに解消されていくようでした。ひと口に掃除と言っても、大雑把な掃除から綿々密々にやる掃除までありますから、その意味合いは仕方で随分と違ってきます。竹箒での掃き掃除には限界が有り、狭い場所や細かい部分は掃除道具を色々と変えて丁寧にやっていきますと、石組みや植え木にも愛情が湧いてくるものです。

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例えば、つつじの木に杉葉などが引っかかっている場合は、女性の黒髪に付いた糸くずをそっと取ってあげるかのように極めてデリケートな動作が必要です。時折立ち木に声をかけながらのお掃除ですから、ぶつぶつ言っている和尚の姿を誰かが見たら、「変なぼんさん!!変なぼんさん!!」って思われるのは必定です。しかし声をかけながら掃除をした分、終わった後の庭の美しさには感動すら覚えるほど、輝いて見えます。

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たかが掃除、されど掃除です。近頃は色々な場面で、相手の人への応対や、接客の仕方に「虚しさ」を覚えるもので、その言葉にも態度にもどこか不十分さを感じます。日本の伝統的茶道や華道、武道、書道等から学ぶ基本中の基本は礼儀作法であろうかと思います。日本の伝統的思いやり精神も今日、風化の一途をたどっているように思えてなりません。お掃除の仕方から「思いやりの心」を学ぶ禅寺での研修を、各企業の幹部職員皆様に是非お勧めしたくなった早朝掃除でした。和尚も歳をとって愚痴臭くなって来たわいな! 友峰和尚より

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