和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第744話 】
2015年 09月 01日 談

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ずいぶんと朝夕が涼しくなってきて、一辺に初秋を感じさせる気候へと移り変わった感が有ります。そんな爽やかな禅寺の一室から響き渡る、御詠歌を唱える御婦人達の声も、秋の到来を感じさせるに十分な雰囲気を醸し出していました。滋賀県長浜市・良疇寺で明後日に開催される「教区ご詠歌講習」の練習のため集まった卑山御詠歌婦人部も結成後10余年の歳月が流れましたが、妻の指導のもと今日まで実に熱心に練習を続けて来られ、今では卑山の行事に欠かせない存在となっています。

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「日々好日」

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「無」

歳を経るほど声を出す機会も少なくなって行くなかに有って、御詠歌を唱える効果は健康管理の面でも良いと思われます。と言いますのも、御詠歌に参加されている御婦人方々の溌剌とした美声は勿論のこと、一向に衰えることのない皆々様の美貌にも感心するものです。やはり、声を出す事の意義は色々な面で効能が有るようですね。

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明後日の講習会には和尚も連合会長として出席いたしますが、約200名近い御婦人方の唱える御詠歌は荘厳なものです。休憩時間に皆様としばし慰労のお茶をしましたが、笑い声の絶えない会話が続いたものでした。最近では「二部合唱」の新しい楽曲もできて、練習も熱のこもったものでした。大安禅寺御詠歌婦人部の今後益々のご活躍を願ってやみません。「慈悲の峰 よろずよ松の大安寺 法の御声は永遠につきせん」友峰和尚より

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