和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第396話 】
2014年 09月 22日 談

秋季イベント「THE FES」も昨晩遅く無事円成となり、今日も爽やかな朝を迎えました。昨日の夕方には文房流晴心会・野口翠智社中の黒川様と北村様が、この10月のニューヨーク個展開催に際しお祝いの御挨拶に来てくださいました。個展と茶華展が大いに「実りある」催事となるようにとのお祝いの言葉に添えて、見事な大粒の房を付けた山形県産のシャインマスカットを持参下さり、お二方のお心配りに対してお礼の言葉もないほど感激しました。

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お二人が来られて間も無く野口先生と酒井様が来られ、和気あいあいの歓談となりました。お二方様からも先日、陣中見舞いと称して元気の出る御品を頂いており本当に色々とお気を使って頂いている事に感謝しています。

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参加できる人もお留守番となる人も心を一つにして個展の成功を念じている事に、野口御社中皆様の強い結束力を感じたものです。いずれの方も茶華道の先生ですが、流石に日本の伝統的文化を継承されている素晴らしい女性だと改めて感じ入りました。どのような世界もそうだと思いますが、諸道を通して己事究明し個々の品格を高めていくことにその目的があるように思います。期待に添えるように頑張って行きたいと思います。

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さて、休む間もなく今日は早朝より彼岸会・放生会のお供え物としての「餅つき」が行われました。和尚は餅千切り役と決まっているため、その役目を今年も全う出来ました。いつまで出来るか分かりませんが、仏様へのお供えものだけに有り難い役目だと思っています。毎年繰り返される行事なれど檀信徒皆様と一緒になって行事の全てを遂行する「放生会」は大変意義のあるものです。

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えさかる釜戸の炎 / 大安禅寺・庫裏にて

__ 3 (2)世話役の檀家様による、杵と臼での餅つき 

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見守る皆様、交代で餅つきをされています。

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__ 3 (1)和気藹々の中で見事なお餅が出来上がりました。明日は大安禅寺で「彼岸会・放生会」が厳修されます。御先祖の霊供養と、生きとし生けるすべての動物たちの供養も行われます。どうか皆様のご来寺をお待ち申し上げております。友峰和尚より

 

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