和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3831話 】
2024年 02月 12日 談

本堂茶室側の庭に 蝋梅が咲き始めました

 

肌寒さが残るなか気温は8℃といつもより少し高く、あまりに気持ちが良いので卑山職員方々とこのたび整備したお庭で茶礼をしました。桜の開花までには随分早いのですが、天気が良い日は進んで外での休息を楽しみたいと思っています。

 

新しく整備した庭で 茶礼をしました

ふれあいパーク霊苑スタッフの 木村さんと吉田さんです

 

 

午前中に吉田裕介さん御夫妻が御両親と一緒にご挨拶に来寺くださり、和合の茶礼をしたのち、この度誕生されたお子さんの無事成長を願って御祈祷を修業しました。吉田さんは大学生時代、自坊大安禅寺のアルバイトとして加担してくださり今日までご家族共々長くご厚誼を頂いています。

 

吉田裕介さん御家族 と ご両親 です

 

 

 

 

 

吉田家の家内安全とお子様の無事成長を願い 御祈祷を修業いたしました

 

 

昨年10月に無事ご長女を出産され、名前を楓奈(ふうな)ちゃんと名付けられました。両親にとてもよく似た可愛い赤ちゃんでした。御祈祷後には御家族皆様と記念撮影に挑みましたが、和尚も赤子を抱くのはずいぶんと久しぶりで赤子のご機嫌を損ねてしまったようです。

 

 

このところ卑山への来客者も増えて来ましたが、やはり気温上昇に合わせるかのように人の動きも活発になっていくように思うものです。さてブログをお読み頂いている皆様は如何お過ごしでしょうか? 明日からは更に気温が高くなるとの気象庁の予報ですから気持ちもどこか軽快になっていくことと思います。

 

 

テレビの人気番組「ポツンと一軒家」で山奥に居住されている高齢者の方が言っていましたが、「健康維持と家や田畑の管理を兼ねて、不便ながらも大変気持ちよく住んでいます」と。なるほど!!ガッテン!! それと同時に、自分の生まれ育った環境はいくつになっても忘れることが出来ない思い出の場所である事には違いないようですね。お釈迦様も最期は自分の生まれ故郷を目指し旅をしながら戻られたそうですから、郷愁は人間の心の原点なのかも知れません!故郷へ帰りなんいざ! 泰澄大師の昔より 縁(えに)し縁(ゆか)しき大安寺・・・。友峰和尚より

 

吉田家の皆様とともに

 

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