和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3349話 】
2022年 10月 18日 談

 

火曜日は休寺日ということで終日休養しました。先般落慶法要厳修のため自坊に戻った時、孫の永峰がさっそく和尚のアトリエに遊びに来て話し相手をしてくれましたが実に愛らしく、法要の打ち合わせに来た玄峰和尚に記念写真を撮ってもらいました。

 

 

普段はなかなか会えないので、幼稚園での出来事や通っているサッカークラブの練習のことなど色々話してくれるのを嬉しく聞いていました。自坊に戻るたびに孫達の成長していく姿を見るのを楽しみにしています。

 

 

本日は落慶法要時の沢山の記念写真を具に見ながら、しみじみ感慨無量の気持ちになりました。先代実道和尚に「人生はコツコツと歩め!何事も急いては事を仕損じるぞ」と言われたのを思い出しながら、半世紀に渡った卑山寺院復興の今日までの足跡を思い返していました。

 

福井県小浜市 栖雲寺ご住職

 

福井県福井市 霊泉寺副住職

 

大安禅寺御詠歌講員による奉詠

 

急いだか急がなかったかは別としても、和尚も齢74歳を迎えた今では大切な父の遺言として心に留めています。卑山諸堂修復工事竣工まであと約10年ありますが、再び父の言葉を心に刻みつつゆっくり着実に歩んでいきたいと願う今日この頃です。友峰和尚より

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