和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2989話 】
2021年 10月 23日 談

亡き両親の 月命日追善菩提供養諷経 をしました

今日は大安禅寺先代住職・實道和尚の月命日忌で法名は<特贈再住妙心大安第十九世周侃道禅師大和尚>、また母の月命日が22日で法名は<微妙院一糸文慧禅姉>です。午前中に父と母と合わせて追善菩提供養諷経を厳修しましたが、先住職の實道和尚は昭和63年(1988)の11月23日に齢81歳で遷化されました。昨年は父の三十三回忌でコロナ禍の中、大安禅寺枯木堂にて家族のみで修業しましたが、改めて33回忌報恩法要を厳修したいと思っています。    

色づいた紅葉のもとでの 年忌御供養

午前午後ともふれあいパーク霊苑での墓参法要が修業され、改めて「追善菩提供養」の大切さを身を以って感じるものです。要するに心の故郷、言い換えれば魂の根源でもある霊界こそ「大いなるもの」の存在ゆえに、祖霊供養はそのまま自分の心の故郷に通づと言えます。   さて、いつの間にか着衣は冬着に替わり、季節の移り変わりの早さに驚くばかりです。光陰矢の如し、時人を待たず! 嗚呼!恐ろしや!恐ろしや!待った無しの人生!です。油断は禁物! 「今までは 他人のことやと思うたが 俺が死ぬとは こいつぁたまらん!クワバラ、クワバラ」 一休禅師の言葉が身に染みる今日この頃です。友峰和尚より

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