和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2725話 】
2021年 02月 01日 談

今日から2月、如月(きさらぎ)に入りました。午前中に少林寺お檀家総代様の宮﨑家の月参りに出向きましたが、床の間に和尚の描いた今年の干支図色紙が飾られており大変嬉しく思ったものです。

短冊に描いた 干支図

昨年から今年にかけて凡そ600枚くらい書いたでしょうか。毎年恒例の和尚の干支色紙描きですが、20年以上続けて来たひとつの筆修行でも有ります。御法縁を頂いている方々に縁起物としてお分けして来ましたが、どこまで続けることが出来るのかいつも「今年で最後」と言いつつ精進して来ました。描いた干支図が皆様のお家でどのように飾られているのか興味深く思いますが、今日のように新年の床の間に飾られている姿を見て本当に有難く感謝しました。

一枚一枚に心を籠め「家内安全」「家門隆盛」を願いつつ描いているだけに、ご家族皆様がこの一年間幸せで有ることを思うものです。もっともっと沢山の方々に差し上げたいのですが、干支図色紙を描き始めた当初は100枚くらいでしたから現在は約6倍になっており、加齢と共に流石に厳しい状況になって来ました。来年は寅年ですが、これからは一年を掛けて少しずつ描いていこうと心に決めた2月最初の日となりました。継続は力なり!今年は800枚に挑戦してみようと思っています。どうか和尚の干支図を可愛がって動物達を成長させて頂きますようお願い申し上げます。友峰和尚より

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