和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2433話 】
2020年 04月 15日 談

卑山御檀家の北條淳子様より頂いたチューリップが咲き始めました!先日には白色の花が咲き、次にはどんな色の花が咲くのかと毎日楽しみにしています。

「楽しみは 朝起きいでて 昨日まで なかりし花の  咲ける見るとき」とは福井の幕末の歌人・橘曙覽(たちばなのあけみ)の有名な歌ですが、どのような花でも芽が吹き出る様には驚きを覚えるものです。

鳴子百合の芽吹き

寳勝寺では毎年、広島県福山市にお住まいの中川美術館館長・中川健造氏より分けて頂いた「日中友好の朝顔」を育て、7月には見事な大輪の花を咲かせています。橘曙覽の詠まれた花はこの「朝顔」を指し、早朝に朝日を受けて咲く花の姿は実に見事です。寳勝寺ではこれからも色々な種類の草木が花を咲かせ、毎日ホームページを通して写真を載せていきますので楽しみにご覧ください。

2019年7月 日中友好の朝顔

本日午前 御檀家の稲場様と 野町社会福祉協議会の方とともに

さて自坊の大安禅寺でもこれからはサツキ、つつじ、ハナミズキ、山法師、花菖蒲、薔薇、紫陽花と次々に花を咲かせていきます。現在は妻と妻のお友達が毎日薔薇園の手入れに余念がないそうで、今から5月の開花を楽しみにしています。「人生、心の花を咲かせましょう!」は和尚のキャッチフレーズでも有りますが、「忍耐」こそが大輪の花を咲かせる根源です。頑張って参りましょう!!友峰和尚より

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