和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1910話 】
2018年 11月 10日 談

日が暮れるのがいつの間にか随分と早くなったものです。たそがれ時のふれあいパーク霊苑は、いつもとは違った雰囲気を醸し出しています。夕日が沈むさまは浄土を感じさせるほどで、思わず合掌して感謝の心を表しています。

昨日は自坊での記者会見に臨み、今日は兼務寺院・瑞光寺での法務遂行のため午前中はお檀家様の月諷経に出掛けましたが、毎日の居場所が目まぐるしく変わるのも一年の終わりの月を迎えているという実感が有ります。また年々法務の仕事が増えていくということは、それだけ自分が必要とされている事なのでしょう。

夕刻には(株)みなと石材の社長さんが来寺され、瑞光寺裏山の樹木枝伐採に関する金沢市の許可申請書類を持参されました。先般の台風で大木の枝が折れ、近隣民家に被害を及ぼした為ですが、何事も和尚一人の力では限界があり、多くの援護者のお蔭で無事に済んでいくことを本当に有難く思っています。高齢者の孤立化が問題視される現代に有って、家族の絆がより一層大切である事をしみじみ思う今日この頃です。友峰和尚より

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