和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1866話 】
2018年 09月 27日 談

いまスポーツ界がパワハラ問題で揺れていますが、和尚も学生時代に4年間、少林寺拳法部に所属していたため自分の事のように受け止めています。パワハラの規定は受けた側がパワハラだと感じた場合、その行為がパワハラだと認定されるという事ですから、本当に難しい問題です。法律もそうですが、時代とともに全ての価値観や道徳観念が変化していく為、10年毎位のペースで検証していく必要があるように思います。少子高齢化社会が急激に進む中での、年齢格差から生じる価値観の相違なのかも知れません。大学生時代、少林寺拳法部での日々の鍛錬は「刻苦光明」「堅忍不抜」の精神で、ひたすら耐えがたきを耐え、忍び難きを忍ぶ鍛錬が求められていたようです。これを先輩からのパワハラと捉えればパワハラになるのでしょうか?南無さん!

 

さて今日は福井県国際交流会館に出向き、パスポートの更新手続きに行って来ましたが、あっという間にパスポート期限の10年間が過ぎようとしています。「改めて古いパスポートを見てみよう」と、懐かしくこれまでの出入国審査のスタンプを確認してみました。思い出いっぱいのパスポート。何もかもが過去の事と過ぎ去っていくようです。新しいパスポートも10年間の期限です。今後いったいどのような人生の展開が待っているのでしょうか? 10年後のパスポート履歴が楽しみです。友峰和尚より

 

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