和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1642話 】
2018年 02月 15日 談

昨日に引き続き、本日もこれまでがウソのような快晴の一日となり、身も心も放心状態となりました。長い長い除雪漬けの日々から解放され、見る見る融けていく雪を恨めしく感じたものです。昨日は金沢での法務遂行のため寳勝寺に入りましたが、バレンタインデーという事も有って妻が作ってくれたちらし寿司とチョコレートを食べながら本堂前の残雪排除作業をし、次にいつ来るか知れない雪に備えました。午後からは強制的に休息し、皆様から頂いたチョコレートやプレゼントに再び感激しながら温かい心を頂きました。

福井を出発するとき 妻が作ってくれたお寿司

バレンタインデーに頂きました

神様!その、あま~い心で山のように積みあがった雪を一挙に融かしてくださいな。本当に皆様に於かれましても日々の除雪にお疲れになった事と心からお見舞い申し上げます。大変ご苦労様でした! 人生、長く生きていると色んな難事に遭遇するものです。「どのような苦労も買ってでもせよ」とは故人の言葉です。まったくその通りで肝に銘じておかねばなりません。楽な人生など望むべくもなく、唯一困難な経験こそが人生を生き抜くための智恵として身に付いていくと信じます。この度の豪雪も和尚にとって「禍を転じて福と為す」と捉えています。「窮して変じ 変じて通ず」だと心得て、自坊の雪害復興に全力を尽くそうと覚悟を決めています。大休息の後は大前進あるのみなり! 友峰和尚より

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