和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1383話 】
2017年 06月 01日 談

寳勝寺霊苑に モダンなフェンスが 登場

連日猛暑となっていますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 今日から6月! 水無月(みなづき)に入りました。水無し月とはちょっと不思議な感じもしますが、「無」という字を「の」と読めるので「水の月」という事になります。またそのままに「田んぼに水が引かれて、水が不足する月」とも解釈されているようです。いずれにしても「水面(みなも)」の美しい時節を迎えたわけで、大安禅寺から白山連峰方向を臨みますと、越前平野に広がる田んぼの水面が朝日に照らし出されキラキラと輝き、実に絶景です。今日は昨日に引き続き「寶勝寺ふれあいパーク霊苑」の工事視察の為に来られている㈱ココ・プランニング中本会長、社長始めデザイナーの宮崎氏そして㈱豊蔵組の工事関係者との工事打ち合わせが続けられました。ここに来て一日一日が仕上げ段階での重要な会議となっています。

三人寄れば文殊の知恵では有りませんが、アイデアは湧き出る清水の如く皆さんから提案され、よりお洒落なデザインとなっていきます。全体の工事が終了する間際に庭の植栽が始められる予定となっていますが、現在は雑然とした現場も色々な植栽と同時に岩組や杉苔などが入ると風景は一変することと思います。「楽しみは 朝起き出でて昨日まで 無かりし庭の 映える見る時」 福井の幕末の歌人の詠んだ「楽しみは~」で始まる歌をもじってみました。我々人生の最後の永眠地「ふれあいパーク霊苑」も完成に向かってまた一歩前進を見せた一日となりました。友峰和尚より

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