和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1382話 】
2017年 05月 31日 談

アカショウビン

ぶっぽうそう

「ヒュルルル~」と甲高い声を谷いっぱいに響かせながら一気に飛び去って行く鳥がいます。この時期に渡来する「アカショウビン」ですが、その赤い色から別名「火の鳥」とも言われています。カワセミ科だそうですが、赤くて太く大きな尖ったくちばしでキツツキのように木に穴を掘って巣作りをするそうです。大安禅寺には多くの野鳥が生息していますが、一度調査したいと願っています。金沢市寺町周辺も大きな樹木が有るため、仏法僧やフクロウなども住み着いており、鶯やトンビがしきりに鳴き心を癒してくれます。普段から聞き慣れているカラスやハトなどの鳴き声にも結構心が和むものです。ここ数日は急激に気温が上がり連日30度近くになっていますが、気温の上昇とともにホトトギスがけたたましい声で鳴き始めますから本当に自然の営みは気温と深い関係が有るようです。

さて本日は、㈱ココ・プランニング中本社長、会長様が現場視察のため東京より来寺されました。完成間近の「ふれあいパーク霊苑」はバリアフリーになっていて、高齢化社会の進む今日、車椅子で御墓参りに来られる方が多くなる事を想定しての対応となっています。

本日の工事の様子

霊苑入口の石垣が復元されました

スタンド薔薇の植樹

水道の位置や墓石の高さなども工夫されており、未来型の理想的な墓地を目指して日々工夫が重ねられています。皆様も是非いちど見学にご来寺頂きたいと思います。人間の一生において大切な「冠婚葬祭」ですが、最後の「祭(祀る)」の意義を「ふれあいパーク霊苑」がその答えを出しつつある改葬工事と成っています。友峰和尚より

ていかかずら / 寳勝寺 式台玄関にて

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