和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1179話 】
2016年 11月 09日 談

とうとう冷たいアラレが降りました。朝方からぐずついたお天気模様でしたが、気温が急に下がったと思った途端にパラパラとみぞれ交じりの雨となり、いよいよ本格的な冬入り宣言となったようです。

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午前中には岐阜市と魚津市から御来寺されたお客様に対し「生き生き法話」を致しましたが、冷え込むお外とは違って堂内はお客様の熱気に包まれました。暦も今年残すところあと一か月半余り、今年一年の労を癒すかのように旅行を心から楽しんでおられる姿にも活気がありました。今、団塊の世代、七十代の方々が最も元気があると言われていますが、とりもなおさず和尚も典型的団塊の世代です。その元気の源は何かといえば「気にしない!気にしない!」という、大らかな心に有るのかも知れません。言い換えれば「我儘世代」なのかも知れません。夢・希望・志を未だに追いながらの「元気世代」であると思っています。

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今日のお客様は三十代から八十代までと年代は幅広い方々でしたが、とても楽しくお話しすることが出来ました。境内では多くの庭木の雪吊り作業が始まっていました。北陸の風物詩でも有ります。そして間もなく山門と本堂入り口に「門松」が立てられます。もうすっかり年末を迎えての準備が進んでいるようです。友峰和尚より

img_2304-500x334福通寺の若奥様、ご友人の方とともに

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