和尚のちょっといい話
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曇り空ながら 本日も35℃近い猛暑日
猛暑が続いていますが皆様にはお健やかにお過ごしでしょうか? 毎年の如くに猛暑続きの気候となっていますが、近年では新たに約40℃を超える「酷暑日」が設けられ、日本もいよいよ砂漠気候に変動しつつあるのでしょうか! ニュースでも毎日報道されていますがくれぐれも熱中症にはお気をつけいただきたいと願っています。

ツルバラ “ポンパドゥール”
猛烈な暑さのなか、和尚が植えたポンパドゥールの薔薇が再び満開となっています。薔薇の種類によって一季咲、二季咲、四季咲きとあるそうですがポンパドゥールは四季咲きということを初めて知りました。5月初旬に咲き始めて以降、6月そして8月と3度目の開花となっています。

2024年4月 完成したばかりの中庭入口に和尚が植えた 小さなバラの苗

元気に大きく生長しています

秋口にも再び4度目の開花を見せるとのことで、何も知らずに買い求めた薔薇でしたが大当たり!!でした。写真の如くに爽やかなピンク色が涼しさをもたらせてくれます。また大風でいちど倒れかけたヤマゴボウが見事に復活し大きな房をつけています。いいですね!見事です!なにものも復活する姿には力強さを感じるものです。


大風で萎れかけたにもかかわらず 見事に復活したやまごぼう
昨日から玄峰住職の長女とその友人達が夏休みを利用して寺泊体験に来ていることもあり、本日は休息日として遠くから見守っています。和尚も高校時代に友人達と地元スキー場へ泊りがけで行ったことを思い出しました。実に楽しく寝食を忘れて終日遊びとおしゃべりに没頭したものです。

休息日のひととき

檀信徒の安田様と茶礼をいたしました


寺泊体験を終えて、帰宅する孫とお友達たち / 寳勝寺の前で記念撮影
親元を離れ色々な異次元世界を体験する事も大切ですね。人間の成長にとって自立心を養う時間ほど重要なことはありません!自分ひとりになってみて初めて親の有難さが自覚出来るというものです。長い長い夏休みの中での短い寺泊体験ですが、彼女達が何か大切なことを感じ取ってくれたら幸いです。厳しい暑さとなっていますがくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より


サルビア
このところ金沢市内は約31℃前後の気温が続いています。全国の気温から比べると幾分低いようにも思いますが猛暑には違いありません!熊本地震が発生してから5日が過ぎましたが、熱中症患者が増えて来ているとのことで大変心配しています。

ふれあいパーク霊苑 バラの花がら摘み

一年を通して日本の何処かで発生している地震、決して他人事では済まされず明日は我が身に襲いかかるかも知れない難事ゆえに地震の報道に注視しています。ホームセンターには防災特別コーナーが設けられており、猛暑対策の色々な品物が展示されていました。「備えあれば憂いなし」の格言通りに寳勝寺でも防災備品倉庫を別に設けて少しずつ防災対策用具を備えるようにしています。


福井から 玄峰和尚の長女とお友達たちが来寺しました
本日は福井より、夏休みを利用して寺泊体験をしたいとの希望で息子の長女とお友達がやって来ました。なんといっても自由闊達な学生達ですからそっと見守ることにしました。



のびのびとした 自由闊達な学生たちです
さて、8月旧盆を控え職員による霊苑内樹木の剪定と整備が続けられています。今朝方には少林寺の境内を見回りましたが、先般草取りした庭にはすでに雑草が生え夏草の勢いには感心してしまいます。根気比べの草取り作業となっていますが、「雨にも負けず、風にも負けず、雑草にも負けず、どんな暑さにも負けず」皆様とともに頑張って参りましょう!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

「 旅 」 渓仙 書

寳勝寺御檀家の安田様 蓮のお花を御供えくださいました
今日から8月葉月(はづき)を迎えました。8月7日(金)に立秋を迎えようとしていますが、全国的に猛暑となっており熱中症には十分にお気をつけいただきたく思います。朝一番には少林寺御檀家総代・宮﨑寒雉家の月参り諷経に出向き、御息女の月命日忌の追善供養を修業しました。

樗木家 御母堂様(和尚の実姉)三回忌ならびに御尊父様の五回忌法要
午前11時より宝勝寺本堂にて樗木家御母堂様(和尚の実姉)3回忌並びに御尊父様の5回忌法要を樗木家御子息御兄弟並びに和尚の実妹・海貝和子が参列して年忌法要を厳修いたしました。本来ならば樗木家のご自宅がある宝塚市で法要を営む予定でしたが、故人のお葬儀導師を和尚が遂行したことから宝勝寺での法要となり、厳修後には斎座を介しながら故人を偲ぶことが出来ました。今回は岐阜県より妹の和子も出席してのご法要となりました。





妹と甥たちと 御供養の茶礼をいたしました

樗木兄弟の弟が久しぶりに金沢へ来られたとのことで、法要後に金沢市内の有名観光地を案内しながらゆっくり見学しました。今が夏休みということもあってどの観光地も多くの観光客で賑わいを見せており、金沢駅も大混雑となっていました。宝勝寺カフェも本日より再開しましたがやはり家族連れのお客様が多く見受けられ、猛暑も手伝って一応にゆっくり過ごされていたように思います。

次々と開花し始めた 日中友好の朝顔

和尚もいちど大休息を願っておりますが今のところ叶いそうもありません。明日からは玄峰和尚の長女が友人達と夏休みを利用して宝勝寺に来る予定で、今から楽しみにしています。 まだ8月に入ったところですが、お盆もこれからが本番!15日の盂蘭盆会まで墓参諷経が続いていくため緊張感を緩めずに諷経に集中して参りたく念じております。お盆月は各御家の祖霊をお迎えし感謝の御供養をする月でもあります。ご家族揃ってお健やかにお過ごしください。友峰和尚より

和尚の実妹・和子 と 甥の樗木家兄弟とともに

7月最後の1日となりましたが、気温は約30℃と高めながら心地よい夏風が境内を通り抜ける過ごしやすい気候となりました。朝の涼しい間に霊苑内の整備を進めていますが、日々綺麗になっていく風景に満足しています。この7月より霊苑内管理が寳勝寺へ移行されてから徹底した整備を続けており、植栽管理はもとより薔薇の手入れなども職員の手で進められています。

御墓の周囲に生えてくる 細かな雑草を抜いているところ

龍潭寺ムクゲ、千日紅

岡部家 十三回忌祥月命日忌法要
午前11時からは岡部家御主人様の13回忌祥月命日忌法要を修業いたしましたが、法要後は奥様と故人を偲びながら懇談しました。卑山霊苑が御縁となって年忌御法要を希望される方が年々増えていく傾向に有り、お宗旨が異なるぶん住職としていっそう丁寧に対応させていただいています。

岡部様とともに 故人を偲びながら御供養の茶礼をいたしました
少林寺の屋根裏に長らく収納されていた江戸時代後期に制作されたものと思われる衝立屏風の補修を先般北川建具店さんにお願いしてありましたが、本日修復を終え店主が持参くださいました。写真のごとく見違えるほど立派な仕上りとなり、息を吹き返したような雰囲気でした。これから大切に使用していきたいものです。

少林寺にて / 屋根裏に長く保管されていた衝立を修復しました



寳勝寺庫裡にて / 台所で食材準備


さて、午後からは明日から寺カフェを再開するためお手伝いくださる学生さんの昼食作りをしました。昼食を作りながら空腹に耐えていた学生時代の自分を思い出し、栄養素の高い「肉じゃが」と「茄子の炒めもの」を作ってみましたが如何でしょうか。明日は学生さんが喜んで食べていただけたら幸いです。8月は旧盆月でもあり尊霊追善供養修業の日々が続いていきますが、皆様にはくれぐれもお健やかにお過ごしください。友峰和尚より

この度の熊本で発生した地震に際し犠牲になられました方々の御冥福を慎んでお祈り申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。近年日本全国で頻発している地震ですが、発生の周期が短くなってきているように思います。東海地震が高い確率で起きるとの予測がなされていますが、今や日本全国のどの地域で地震が発生してもおかしくない状況で防災に対する心構えが不可欠です。

寳勝寺庫裡玄関に備えている 非常持ち出しバック
ニュースを拝見していますとやはり水、非常食、簡易トイレ、簡易ガスコンロ、常備薬、防虫スプレーなど最小限度の防災用具の常備が求められ、最近では町内ごとに非常持ち出しの備品を入れた防災リュックが配られています。世界のニュースでは各国で大規模な山火事も多発しており、近年の気候変動が地震にも影響を与えているのかも知れません。

携帯トイレや水タンクなど 防災用品を少しずつ買いそろえています

現在、日本には約400万人の外国人が居住しているとのことですから外国の方に対する防災対策マニュアルなども必要で、今回の熊本で発生した地震でも外国人ご家族が給水車に並んでいるシーンが映し出されていました。平成24年(2024年)1月1日に発生した能登半島地震も現在懸命な復興工事が行われているようですが、明日は自分のこととして捉えられる事象だけに普段から防災対策に緊張感をもって備えておきたいと思います。

日中友好の朝顔 本日から開花しはじめました
さて7月も明日1日を残すのみとなりました。7月は金沢のお盆月でもあり、今年も各寺院の盂蘭盆会並びに施餓鬼供養を無事に円成出来たことに感謝すると共に安堵いたしております。月ごとの目標をもって法務を進めていますが、8月も引き続き旧盆月のため御供養に専心して参りたく念じております。祖霊並びに尊霊に対し深い感謝と思いやりの心を込めながら、追善供養を通して皆様方のご無事と御家族の平安を心よりご祈念申し上げております。友峰和尚より


京都 祇園祭
和尚の学生時代は京都で4年間を過ごしましたが、残念ながらいちども京都三大祭りを観覧したことがありません。と言いますのも祇園祭も大文字祭も時代祭も自坊の年中行事に重なりいつも福井へ帰省するばかりで、いつの日か一度は観覧したいと願っています。

京都香老舗・松栄堂の村林さんとともに
毎年この時季に必ず御志納いただいているのが祇園祭の「長刀鉾(なぎなたほこ)」の厄除けちまきで、本日京都の香老舗・松栄堂職員の村林さんが持参くださいました。7月13日~16日に長刀鉾保存会町会所で授与されたもので、疫病災難除けのお守りとして1年間玄関に飾っています。

このお守りを頂きますと祇園祭の長刀鉾を観覧したような気持ちになり、本当に有難く感謝しています。今年の祇園祭は例年に無く酷暑となり観覧するにも大変な人だかりと熱気で大変だったとのお話しでした。寳勝寺玄関正面にお飾りしてありますので、御来寺くださった時には是非御覧ください。

本日の 少林寺自由坐禅会

さて本日は午後4時より少林寺自由坐禅会が行われ、3名が参禅されました。8月の少林寺金曜坐禅会は8月7日(金)と21日(金)〈午後4時半から6時半まで〉を予定いたしております。坐禅をご希望される方は寳勝寺までお申し込みください。

パトリックさんと、台湾から来日され金沢大学大学院を卒業後、市内のメディアにお勤めされるセレナさん

松下さんです
7月文月(ふみづき)も瞬く間に過ぎ去って8月葉月(はづき)を迎えようとしています。葉月の意味は「葉が生い茂る月」で、燦燦と降り注ぐ太陽の光を避けて生い茂る葉っぱの木陰に身を寄せることを指すそうです。熱中症を出来るだけ避けるために進んで木陰に身を寄せる事大切ですね。8月は旧盆月でもあり、皆様には里帰りを楽しみにされている方も多いかと思います。お盆は祖霊と共に過ごす心安らかな時間をお過ごしいただければと願っています。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

坐禅後の茶礼にて

朝方の気温が26℃と幾分低めながら久しぶりに梅雨模様の愚図ついたお天気となりました。北陸地方はいまだ梅雨明け宣言が出されておらず、何ともすっきりしない日々が今後も続きそうな気配です。人間の心もその日その日の天気模様に左右されがちですがそれも仕方のないことです。「十人十色」という熟語が有りますがそれに類似した言葉として「千差万別」とか「多種多様」「三者三様」など皆それぞれに個性が有り、考え方や行動や好みなど何もかもが異なるが故に今日のような蒸し暑い雨模様の気候でもその受け取り方は人それぞれに様々だと思います。

蒸し蒸しと湿度も高く どんよりとした空
和尚は幼少の頃より雨模様が好きで、四季を通して雨の降る音に耳を傾けながら自分を鼓舞する事があります。近年は世界的気候変動の影響からか線状降水帯の発生で大きな水害被害をもたらしていますが、雨の降り方も昔とは随分異なっているようでとても風流な気持ちにはなれませんね。
「


中庭に 大きな水たまりが出来ていました
さて本日は休寺日で午前中からゆっくりとした時間を過ごしました。午後からはホームセンターに出向き外作業用の器具や生活必需品など買い求めましたが、作業器具も日進月歩で高齢者に合った器具が色々揃っているのも高齢化社会に対処する配慮だと感心するばかりでした。作業器具さえも夫々の使用目的に沿って新しく登場しますから「多種多様」の世界でした。

ホームセンター ムサシ で 外作務用の備品を買い求めました



いいですね!実に面白いですね!自分に合った作業器具を発見した時は本当に嬉しさでいっぱいになります。少しでも世の中にお役が立てる事を願う毎日となっています。今日も一日、皆様が無事で有りますようご祈念申し上げます。友峰和尚より
「雨音を 聴き入る縁の 風涼し」友峰
「雨もまた 己なりしか 夏の縁」友峰


文房流晴心会野口支部 禅文化交流展に参加された皆様との懇親会にて
昨日は福井市内の割烹料理「香爐園」にて禅文化交流展に参加された仲間達との昼食懇親会が開催され、久しぶりにお会いした方々や昨年フランス・アンジー市での墨蹟展開催に参加くださった方々との実に賑やかな昼食会となり和尚も随分リラックス出来ました。

帰りに皆様からお土産をいただきました

あまりにステキな絵柄に 感心いたしました

昨日は誠にありがとうございました

大安禅寺 の 白蓮
一夜明け、朝一番に現在修理中の開基堂並びに開山堂の現場視察に出向き前田棟梁の説明を受けながら見てまわりましたが、実に充実した時間を過ごす事が出来たようです。古い建造物に興味のない方にとってはあまり面白くない話題だと思いますが、和尚にとっては生地であり長年過ごしてきた建物だけにどの建物も興味津々で解体修復となれば猶更です。開基堂の解体でも色々な発見があったようで、宮大工師にとっても色々勉強になるとの事でした。

開基堂の修復工事 現在のお堂内部のようす


痛みの激しい 屋根部分


棟梁の前田氏 丁寧に現場説明を受けました
開基堂は今から300年以上前の歴史を有する建造物ながら、解体してみればこれまでに幾度も修復が行われてきたことが現場から見えてきます。屋根の天辺に据えられていた宝珠も今回は取り外されて足場に安置されていましたが、なにやら文字が刻まれており現在解読中とのことでした。

屋根の天辺から降ろされた宝珠 文字が浮かび上がっています

開基堂を囲む板塀の裏側にも白壁が新たに発見され当時の建造物の構造が見えて来たとの事で、色々な発見があるものです。開山堂も視察しましたが今後の修復工事を楽しみにしながら視察を続けて参りたく思います。

開山堂




藤田通麿総代 と 玄峰住職

午前中には大安禅寺の藤田通麿総代が暑中の御挨拶に来寺くださり、時間の許すかぎり歓談いたしました。話題は多岐に渡りましたが、本堂落慶法要と晋山式を無事に終え本当に喜んでおられ、玄峰住職も話に加わり落慶法要の際に記念撮影した写真を額に入れ贈呈させていただきました。晋山式挙行からすでに約2ヶ月が過ぎましたが、当日の色々なシーンがいまだ新鮮に思い出されます。

玄峰和尚は現在住職として東奔西走しながら教化布教活動に当たっており、明日も京都大本山妙心寺の会合に出席予定とか。あまりの法務多忙さに心配が絶えませんが、健康に十分気をつけて精進して欲しいと願っています。

さて久しぶりの帰省となりましたが、住職、総代とも懇談出来楽しい時間を過ごすことが出来ました。本当に故里は短い滞在時間でも十分に癒され心が満たされるものですね。明日からは再び金沢での法務遂行に全身全霊で臨みたいと念じています。皆様にはブログを日々御覧いただき本当に感謝申し上げます。皆様が少しでもお健やかな日々を過ごすことが出来ますよう心よりご祈念申し上げております。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

久しぶりに 孫たちとの団欒

朝方は良く晴れ渡っていましたが俄かに暗雲が立ち込め雷を伴った久しぶりの雨模様となり、境内の草木にとっては恵みの雨となったようでこのところの暑さから解放され一気に息を吹き返したように生き生きとしていました。本日は福井市内にある割烹料理「香爐園」で昼食会が予定されていたため午前中に支度をして一路福井に向いましたが、今は夏休みということで金沢駅の混雑を心配しましたが意外と人が少なくスムーズに乗車する事が出来ました。

香爐園 (福井市中央) にて 文房流晴心会野口支部の皆様とともに
昨年の6月にフランス・アンジー市で開催された和尚の墨蹟禅画展並びに文房流晴心会・野口翠智御社中による華展と茶会開催より約1年を迎えたことから、これまでにフランスパリ、サンリス市、並びにアメリカニューヨーク州での日本禅文化交流展に参加された方々も含め久しぶりに懇親会の席を設けたものです。

文房流晴心会 野口翠智先生
最初に渡欧して墨蹟展を開催したのは2011年(平成23年)10月でしたから早や15年が過ぎましたが、和尚が金沢寳勝寺に赴任した記念にパリでの墨蹟展開催を企画したことを思い出しています。それ以後も何度か渡欧渡米して開催してきましたがこの間、野口翠智先生並びに御社中の皆様には大変お世話になって参りました。本日はこれまでにご参加くださった方々17名が集まって、妻共々楽しい昼食懇親会となりました。






NY州 サラ・ローレンス大学 日本禅文化交流会 (2014年)




大安禅寺にて 2019年









マーク・イゴネ氏 と 画家の荒木芳栄さん









これまでにも大安禅寺はもとより岐阜市、東京都、金沢市など国内各地でも墨蹟展を開催して参りましたが、その度に野口先生と御社中皆様には見事ないけばな展とお茶席を開催していただき御観覧に来て頂いた方々が大変喜ばれました。

JR岐阜駅 TAKUMIミュージアム 「禅アート墨蹟展」 (2008年)







野口翠智先生ご夫妻と初めてお会いした時から今年で約50年になります。お茶の世界に「淡交(たんこう)」という言葉が有りますが、短い言葉ながらその言葉にはひと言では言い表すことの出来ないほど深い心の交流の極意が含まれていると承知します。

御社中の皆様に本日は、大変お世話になりました。妻とともに楽しい時間を過ごすことが出来ました。和尚にとってはお盆明けの大休息となった日曜日のひとときとなりました。気候不順の折、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

フランス在住の画家・荒木芳栄さんの版画作品
「ところ変われば品変わる」という言葉がありますが、普段同じところに住んでいますとあまり感じませんが、ご法縁あって県外で新しい生活が始まると本当に色々な面で違うことを実感するものです。言葉は勿論の事、風習や食べ物、また文化も異なり同じ日本に住みながらこうも違うものだとつくづく感心します。また同じ地域の中での各寺院に於いても、お檀家さんとの法務遂行の在り方や寺の運営に於いても随分と異なるものです。

寳勝寺中庭 キキョウが咲き続けています
和尚は現在金沢の4カ所の寺院を護持して約15年になりますが、ようやく地元の風習や言葉、食べ物、文化などに溶け込むことが出来るようになってきました。サラリーマンの方が転勤で異なる地域に住むことも多いと思いますが、長期に赴任すると御当地で色々新鮮な文化の違いを体験をされることと思います。

大安禅寺の庭から株分けした 龍潭寺ムクゲが咲き始めました

以前、滋賀北陸教区宗務所長を約10年務めましたが、その折には東京、北海道、沖縄、長野など各教区で宗務所長会を開催し意見交換をしながら各教区の現状を視察した時にも教区によって法務遂行の在り方も夫々に随分と異なっていることに驚いたものでした。まして海外に住むとなればまったく異文化での生活を体験する事になり、慣れるまでには相当な時間を要することと思うものです。

長年の御厚誼を賜っております 武藤 靖 様
金沢に住んで約15年目を迎えていますが、江戸時代には領主の国替えが頻繁に行われその度に住民も移動されたと思うと大変な苦労をされたことと察するものです。江戸初期の高僧・大安禅寺開山大愚宗築禅師は岐阜県、東京都、兵庫県、愛媛県、京都市、福井市など全国36カ所の寺院に住持しながら生涯に於いて禅の教化布教に尽力された禅僧でしたが、僧侶にとっても色々な地域の習慣や文化と接することの大切さを痛感するものです。

御遠方よりご来寺くださり 誠にありがとうございました
さて本日は静岡県より武藤様が暑中の御挨拶に来寺くださり、昼食を介しながら歓談いたしました。「井の中の蛙 大海を知らず」とならぬよう多くの方々との御厚誼を大切に思う今日この頃となっています。厳しい暑さが続いておりますが、皆様にはくれぐれもご自愛くださいますようご祈念申し上げております。友峰和尚より



