和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4456話 】
2025年 10月 29日 談

 

 

全国的に気温の低い朝を迎えたようですが金沢市内も約9℃と11月中旬の気温となり、寝具も冬布団と毛布を使用しなければならないほど寒さが身に応える感じでした。

 

 

午前中に金沢市役所歴史都市推進課の河村さんが来寺され、いつも卑山工事でお世話になっているPREの高倉さんを交えて屋根雪の落雪を防ぐための金具取付工事に関する説明が行われました。

 

各所を見てまわり 確認いたしました

 

 

打ち合わせの後には現場での工事説明となりましたが、今年は例年に無い猛暑が続いたこともあり12月から来年の2月にかけて北陸地方は大雪になるとの予測でしたので屋根雪対策を急がねばなりません。

 

2018年2月の豪雪 屋根から落ちた雪に埋もれる境内

 

2023年12月 除雪中にも屋根雪が落ちてくる瞬間

 

毎年屋根雪の落雪により、山のように積もった雪を除雪機で排除してきましたが、加齢とともにかなりの重労働を強いられるためこの度「屋根雪止め金具」の取り付け工事をすることにしました。効果のほどは分かりませんが、除雪の労力を軽減する対策としての効果を期待したいと思います。

 

 

 

 

午後1時より 斎藤家満中陰忌並びに墳墓納骨之儀

 

午後からは斎藤家満中陰忌並びに墳墓納骨供養が本堂で厳粛に修業されました。最近は法要に際し施主様との交流を大切にしており、故人を偲びながら追善供養の意義についても丁寧に説いています。

 

 

近年は冠婚葬祭の式の簡素化と年忌法要の簡略化が進んでいるだけに、卑山での法要や供養を通して施主様はじめ御家族ご親戚皆様との交流を最も大切にしながら同時に仏法の布教をさせて頂いています。さて、気候が良いと本当に気持ちも同調するかのように清々しく爽やかですね。朝一番に霊苑内を見て回りますが、どうやら「ゆう散歩」の代わりとなっている今日この頃のようです。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4455話 】
2025年 10月 28日 談

20年来の友人 メアリー・ベッカーさんが来寺くださいました

 

火曜日は休寺日でしたが、約3年ぶりにアメリカ・コネチカット州にお住まいのメアリーさんがご挨拶に来寺くださり昼食を交えながらゆっくり歓談しました。メアリーさんは以前に福井大学に勤めておられ、大安禅寺の行事や金曜坐禅会にも参加され親交を深めて来ました。

 

 

お土産に頂きました ハロウィン飾り

 

2014年10月に開催したニューヨーク州サラ・ローレンス大学墨蹟禅画展の際にはコネチカットを訪ね、今日まで約20年以上の交流が続いています。昼食後も茶室で茶礼をしながらの楽しい談義となりました。

 

2014年10月 メアリーさんとお母様とともに / ニューヨーク州 サラ・ローレンス大学にて

 

本日の話題はもっぱら 禅談義 となりました

 

 

本日はアメリカ大リーグ・ワールドシリーズ第3回戦が行われるなどニュースにも目が離せない一日となりました。午前9時に始まったドジャース対ブルージェイズの試合は午後3時を過ぎても続いており驚きました! 試合は18回の裏に4番打者フリーマンのホームランでドジャースが勝ったとのこと、大谷翔平選手も2本のホームランを打つなど白熱した試合となったようです。日米首脳会談も大変友好的に終えたとのニュース報道でしたが、高市総理の初めてのトランプ大統領との会談だっただけに今後も日米間の益々の安定を願いたいものです。

 

昼食を終えて 暖かな秋光の差し込む茶室縁側に移動しました

 

 

再会を約束して別れました

 

さて明日からは伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭の準備に入りたいと思います。毎日があっという間に過ぎていきますが油断をしないで法務を進めて参りたく思います。頑張って参りましょう! 友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4454話 】
2025年 10月 27日 談

泉小学校2年生 第2回「地域探検学習会」

 

去る10月6日(月)に来寺された地元・泉小学校2年生16名の皆さんが、本日は第2回目の「地域探検学習会」ということで先生の引率で再度寺カフェに来られました。

 

 

 

第2回目にあたり 事前に頂いていた質問状

 

前回も見学された児童達よりグループごとに更に深堀した質問状が届けられその質問状に沿って一つ一つ丁寧に分かり易く説明をしましたが、どの子も真剣な眼差しがとても新鮮で一所懸命にメモを取っていました。その質問の内容とは、「カフェをするのにどんな修行をしましたか?」「なぜカフェを始めたのですか?」「カフェをして一番うれしく思ったことは何ですか?」「一番人気の食べ物は何ですか?」「一日に何人ぐらい来ますか?」「作っているところを見たいです」などなど、先日来寺された時に特に感じたことがとても綺麗な字で書かれていました。

 

 

一所懸命にメモを取る子供たち

 

 

喫茶室で 和尚がお抹茶を点てました

 

 

本日は実際にお抹茶を点てる所を見てもらいましたが、子供にもお抹茶点てを体験してもらい、美味しく点てるための抹茶の量やお湯加減や茶筅の使い方など難しさを知ったように思います。また今では使われなくなった火鉢についても、灰に木炭を入れて見学してもらいました。

 

続いて クラスを代表してひとりの児童に お抹茶点てを体験してもらいました

 

 

 

各所にテーブルとして置いてある 火鉢の本来の使い方について説明

 

木炭を見せているところ

木炭が炎で赤くなる様子を 折り紙で表現して納得してもらいました

 

「論より証拠」または「百聞は一見にしかず」で、実際に体験してもらうのが一番分かり易く納得できます。子供達もタブレットで何枚も写真を撮りながらメモをしていました。最後に子供達に感想文をお願いし、集合写真を撮ったあとご挨拶をして終了しました。

 

寺内を見学中のようす

あちこち 動画と写真を撮っていました

 

児童達と 交流中

 

子供達にとって寺の中を探検したり住職の話を聞く機会などこれまでに無く、おそらく初めてだったと思います。それだけに「寺カフェ」というテーマは面白くて深く印象に残ったものと思います。今年で8回目となった泉小学生による宝勝寺探検学習でしたが、和尚も童心に戻り本当に楽しいひとときを過ごすことが出来たようです。「童心はこれ祖心に通ず」ですね。友峰和尚より

 

皆さんとの記念撮影 / 感想文を楽しみにしています!

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4453話 】
2025年 10月 26日 談

金沢マラソン2025 ランナーを応援しました

 

スポーツの秋本番! 午前8時半にしいのき迎賓館をスタートした約一万五千人を超えるランナーが寺町を通過したのは午前9時前頃で、冷たい小雨の降りしきる中での今年の金沢マラソンとなりました。和尚も応援のためコース沿いの歩道へ出向き声援を送りましたが、今年は知人の出場はありませんでしたが法衣姿での声援にランナーからも笑顔で返してくれなんともほっこりしたものです。

 

毎年お会いする警備員さんにごあいさつ

 

おとなりの承証寺様も 沿道へ応援に来られていました

 

 

 

なかには色々な仮装の姿で走っている方やかなりご高齢のランナーも多く見られ、沿道からの声援に手を振って応えていました。毎年思いますが約一万人を超えるランナーが押し寄せてくる迫力には圧倒されます。和尚もいちどは参加してみたいと思う金沢マラソンの風景でした。

 

次第に色づいていく 境内の沙羅双樹

 

マラソン応援後は大リーグ・ワールドシリーズ第2戦をテレビ観戦し、大谷翔平選手、山本由伸投手を応援しながら伝燈寺里芋収穫奉納祭の事務準備をしました。大リーグの試合も優勝決定戦ともなると流石にスター選手ばかりで画面からその迫力が伝わってくる感じで応援する側にも力が籠りますが、本日は山本投手が見事な完投で勝利し観戦し甲斐のある一戦となったようです。

 

苑内の柿の木 果実の収穫をしました

 

さて昨日の夕刻にはカフェお手伝いの金沢美大生さんのサポートを受け柿の収穫をしましたが、本当に久しぶりの柿採り体験となり、街の中で柿を収穫するなどと想像もしなかっただけに楽しい時間となったようです。「平穏無事」の一日を過ごすことが出来るのは本当に有難い事ですね。南無観世音菩薩 友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4452話 】
2025年 10月 25日 談

 

ほのかな芳香をただよわせる 秋のバラ

 

この時季の天候は急変するため墓域での御供養には大変気を遣います。午前中は本堂に於いて岡田家墳墓開眼納骨供養が修業され午後からは苑内にて高桑家の墳墓開眼供養が執り行われましたが、当初心配されていた雨風も無く穏やかな晩秋を思わせる風情の中で無事に終えることが出来た事に安堵したものでした。

 

午前11時より 岡田家墳墓開眼並びに御納骨儀が修業されました

 

 

午後2時より修業されました 高桑家墳墓開眼並びに御納骨儀にて

 

尊霊供養を修しながらいつも感じることは、故人の恩徳がそのままその日の気候に現れることです。本日は曇り空ながら気温も暖かく本当に追善供養の日和となったようです。明日は金沢マラソンが予定されており、このまま天気が崩れないことを祈っています。

 

 

 

 

さていつもカフェのお手伝いを頂いている金沢美大院生の坂東凛汰朗さんに卑山の寺旗のデザインをお願いし、本日その旗が完成し送付されてきました。さっそく開封し広げてみましたがとても素敵な仕上がりになりました。宝勝寺のシンボルともなる寺旗だけに、大切な行事の際に掲げたいと楽しみにしています。

 

本日送付されてきました 宝勝寺のオリジナル寺旗

 

 

「日々これ新たなり」で一日として同じ日は有りませんが、出来立ての旗を見ながら新たな夢や希望が湧いてくる感じがしたものです。これまで祝祭日には多くの家々が国旗を掲揚していたものですが近年ではあまり見かけなくなったように思います。

 

 

 

卑山では祝祭日には必ず国旗と佛旗を掲揚してお祝いしています。新たに寺旗が加わり、今後は旗を掲揚するポールもどうやらもう一本必要になって来たようです。新しい寺旗を広げて記念写真を撮りましたが、和尚の頭が御来光のように見え大満足の一日となりました。お健やかにお過ごしください。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4451話 】
2025年 10月 24日 談

日中友好の朝顔 の 種

 

中国時代の禅僧・百丈懐海禅師の言葉に「一日作(な)さざれば一日食らわず」とありますように、一日じっとしていてはお腹も空かず無理やり食しても身体の為にはなりません。この言葉の場合「作(なす)」という漢字を敢えて使ったところに意義が有り、単に身体を使うことのみならず頭を使って智慧を働かすという意味も含まれているかと思います。

 

少林寺のアトリエにて

 

修行中は坐禅をする時間が極めて長く、長時間坐っているとあまりお腹が空かないのではと思いがちですが、どうしてどうして呼吸を整え身体を整え心を整えていく過程で大きなエネルギーを消耗するから不思議な話です。特に禅問答の公案を拈提(ねんてい)しながら心身統一を図る瞑想には臍下丹田の力を要しますから猶更の事です。

 

 

坐禅を終えた時などは本当に空腹になり、食事時間が待ち遠しいほどでした。現代は飽食の時代と言われていますが僧堂修行での「作務(さむ)」の意味ほど大切なものはありません。作務は単なる肉体労働では無く、作業を成就するための知恵と工夫を作すところに修行の重点が置かれています。

 

 

さて昨日は草取り作業をしましたが本日は少林寺アトリエで終日恩師や知人への書簡と墨蹟をしましたが、静寂の佇まいのなか随分と捗りました。昨日の「動」の作業時間から本日の「静」の時間を過ごすことが出来、和尚の身体も頭も充実して大満足の時間となったようです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4450話 】
2025年 10月 23日 談

朝日を浴びながら ふれあいパーク霊苑「奥の院」の草取り作業

 

秋晴れの良いお天気となり、長らくご無沙汰していた霊苑内の草取り作業に出ました。朝方の気温が14℃と肌寒く感じるものの、外作業には実に清々しく快適そのもので仕事も俄然捗ります。ふれあいパーク霊苑「奥の院」から開始し引き続き少林寺墓域にも出向き、特に杉苔の中に生えたしぶとい雑草を徹底して排除しました。

 

 

 

苑内の草引きと清掃でいつもお世話になっている 後藤さんと

 

カタバミやコニシキソウなど 厄介な草を丁寧に引き抜きました

 

 

まだまだ咲き続けている ふれあいパーク霊苑のバラ

 

 

千樹園の巻下さん 薔薇の消毒に来られています

 

 

少林寺墓苑に移動し、大きな雑草取り

 

 

 

 

草取り後にはいつものように除草剤の散布をして作業を終えましたが、なにぶんにも除草区域が広範囲に渡るため何度も草取り作業が求められます。何事もタイミングが重要で、毎年実施している草取り作業の日誌を参考にしながら進めています。今年の猛暑には本当に閉口しましたが、やはり気温が下がると外作業がずいぶんと楽になると同時に仕事も捗りいつもより早く作業を終えることが出来たものです。午後からは少林寺アトリエにて昨日に引き続き事務に専念し、夕刻までには日頃から気になっていた課題をクリア出来たようです。

 

 

本当に寸暇を惜しんで一日を無駄に過ごさないよう計画性を持ちながら丁寧に進めていますが、それでも時間が足りません! 世語に「明日ありと 思う心に ひかされて 今日もむなしく 夕暮れの鐘」と詠んだ方がおられますが、なんとも虚しさが伝わってきます。また別の世語に「今有りて 今無き今を 安らかに 忍びつつ行く 今ぞ嬉しき」とありますように、「光陰矢の如し 時人を待たず」と心得て今を大切に全力で歩んでいきたいものです。 

 

菊 / 宝勝寺境内

 

さて皆さん、頑張って参りましょう! 高市総理ではありませんが「働いて!働いて!働いて!」 傍(はた)が楽(らく)になるように願いつつ働いて参りたいものです。もう一句「長生きは 只働くの 他は無し 流るる水の 腐らぬを見よ」 くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4449話 】
2025年 10月 22日 談

 

 

休息日2日目の朝を迎えました。気温は12℃と身震いするほどで急激な気温の低下にはとても身体が調整できず、起床してもすぐには動かず布団の上でしばらく坐禅をしてから立ち上がるようにしています。最近になってようやく自分が高齢者であることを自覚するようになって来ました。まもなく人生80歳という大台を迎えようとしているわけですから無理もない話ですが、それでもたかが80歳!まだまだ若い若いと自分に言い聞かせながらの毎日です。

 

「 H1 法話グランプリ2025」

 

今日は少林寺アトリエに出向き事務仕事に集中しました。卑山新命・玄峰副住職がこのたび「 H1 法話グランプリ2025」に出場することになり先般朝日新聞に大きく掲載されましたが、今回は全国の各宗派から8名が最終選考にエントリーされH1法話グランプリ大会の会場となる「なら100年会館」や日時などが詳しく書かれていました。

 

 

昨日はYouTubeでの法話デモンストレーション動画がアップされ本番に向け各青年僧がしのぎを削っておられ、どの方もユニークな僧侶ばかりで是非会場で法話を聞きたいものですね。

 

 

さて昨日は日本の新しい総理大臣に高市早苗議員が就任しましたが、女性で初めての首相ということで総理の掲げる「日本列島を強く豊かに」を旗印に今後の御活躍と日本の益々の発展を大いに期待したいと思います。皆さん頑張って参りましょう!負けてたまるか! 友峰和尚より 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4448話 】
2025年 10月 21日 談

 

気温14℃と随分と冷え込んだ朝を迎えましたが、北海道では初雪が降ったそうで急激な寒さは身体に厳しいものがあります。日本の所によっては気温の高い地域もあるようですからなんとも近年の異常とも思える気象状況には閉口します。いつも卑山建物のメンテナンスでお世話になっているPREの高倉さんが屋根の雪止め金具設置の件で来てくださり、その際には玄関入口の雪除け三角屋根取り付けについての話題になり、もう冬支度の時季に入ったのかと驚きました。

 

雪除けの三角屋根 昨年11月9日の画像より

 

10月1日より「衣替え」でしたが今年は残暑が長引いたこともあり、昨日あたりから冬物の衣類に着替えましたがどうもしっくりこないのは気候のせいなのかも知れません。寺カフェの室内も冷房器具と暖房器具の使用が交差するなんとも摩訶不思議な状況となっています。

 

 

さて本日は久しぶりの休息日となり、昨晩はゆっくり就寝出来ました。誰もが加齢とともに経験する体調不良だと思いますが、80歳近くになると疲労もスッとは取れませんから和尚も色々工夫しながら法務を遂行しています。疲れを回復させるための方法として、1)起床時に軽めのスクワット並びにかかと上下運動を50回、2)朝風呂に入る、3)夕刻から室内自転車こぎを10分(約8キロ)、4)懸垂器具を使って腕を伸ばすこと約5分、懸垂を10回、5)就寝前にゴキブリ体操とストレッチ体操を励行し白湯で薄めたリンゴ酢湯を飲む、そして夜は必ず入浴して身体を温める。以上の所作を毎日続けながらかろうじて身体の機能を保っています。さて皆様はどのような疲労回復運動をされておられますでしょうか! 即効性のある方法があれば是非ご教示頂きたいと願っております。季節の変わり目でもあり、どうかくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4447話 】
2025年 10月 20日 談

ふれあいパーク霊苑内の 柿木

 

晩秋を思わせるような境内の木々の風景となっていますが、霊苑内の柿木が今年は豊作で実が美味しそうに色づいています。本堂裏側の木立群も同様に多くの葉っぱが赤みを増してとても美しい秋の風情を醸し出しています。

 

境内の 野菊

ふじばかま

 

本日は午前午後とも霊苑内での開眼納骨供養が修業されましたが、和尚は午前11時半より瑞光寺お檀家伊藤家の葬送儀厳修のため導師として出向き、卑山の法務はいつも御加担を頂いている桃雲寺御住職にお願いしました。

 

午前午後ともに 墳墓開眼並びに納骨儀が修業されました

 

 

 

 

金沢兼務寺院それぞれにお檀家があるため日頃よりその法務に従事していますが、宝勝寺ふれあいパーク霊苑での法務も徐々に増えつつあり現在は3名の御住職に法務遂行の御加担をお願いしている次第です。

 

午後の法要が修業された後、桃雲寺様と懇談いたしました

 

本日の葬送儀の伊藤家は本多町・瑞光寺の開基様でもあり、和尚が兼務住職に就任して以来ご遺族の方々とも年中行事を通して親交を深めています。このたび御逝去された御母堂様も盂蘭盆会の際にお会いしているだけに心からご冥福をお祈り申し上げました。

 

 

金沢に御法縁を得て約14年になりますが、各兼務寺院のお檀家様との御法縁が深まっていく今日この頃となっています。物事が成就する時間の格言に「桃栗三年、柿八年」とありますが、最早とっくに14年が過ぎ檀信徒皆様との親交もいっそう深まり本当に有難く感謝しています。さて明日は休息日ゆえにしっかり静養したいと楽しみにしています。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

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