8月, 2015年

第717話

2015-08-05

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日本全国には有名なお祭りが沢山ありますが、その中でも特に有名な「青森ねぶた祭り」見学に来ました。㈱いせやの中本社長様の計らいで寶勝寺総代様と一緒に参加しました。和尚にとっては、青森を訪ねることも「ねぶたも祭り」を見学することも初めてですから、今日の日を前々より楽しみにしていました。7月に金沢でのお盆行事を済ませ、また帰山後の8月15日には大安禅寺での「盂蘭盆会・大施餓鬼会法要」が待っていますが、聞くところによりますと「ねぶた祭り」もお盆行事の一つとか。ひと足早い御供養となりました。本番は夜の為、お祭りの様子は明日報告すると致します。

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詳しくは明日、ご報告いたします

お祭りはいいですね! 家内の里・岸和田市には有名な「岸和田だんじり祭り」が有り、昔はよく見学したものです。お祭りの意義はいろいろありますが、総じて「庶民の祭り」として今日まで伝統的に継承されて来ています。少子化の進むなか、場所によっては継承困難な地域も出てきているようですが、お祭り文化の継承は貴重な日本民俗文化財の継承でもありますので、是非とも後世に伝えていって欲しいものです。猛暑日となった青森!暑さにもめげずお祭りが盛り上がることを期待したいものです。友峰和尚より

第716話

2015-08-04

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寶勝寺での作業を午前中に済ませ、法務の為に一路東京へ向かいました。寶勝寺での仕事はいろいろありますが今は暑さ対策が主で、窓という窓は全てすだれで覆い尽くした感じで、まるで要塞の中に入ったような雰囲気です。最近の猛暑は半端なものではなく冷房も十分にその機能が発揮できない状況ですから、少しでも温度を下げる工夫が必要です。よしずのすだれを設置するだけでも室内温度は約3℃違ってきますし、そのすだれに水を掛けると更に2℃ほど下がるそうですから、今日は限られた時間のなかで頑張って、陽の当たる窓すべてにすだれを設置しました。これで一安心!冷房も少しは助かる事と思います。

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東京は意外と涼しく、やはり北陸は湿度が高いせいか蒸し暑く感じるものです。和尚の活動の場も今後は東京へと移行しつつ有る為、久しぶりに大都会の中に身を置いています。人生には色々な出来事が待っています。和尚の未知なる世界へのチャレンジがまた始まろうとしています。5年後の東京オリンピック開催を心待ちにしている一人でもありますが、その頃までには東京での個展開催を実現したいという新たな夢を思い描いているところです。今夜は夢又夢の眠りにつきそうです。友峰和尚より

第715話

2015-08-03

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いま、金沢市野町の妙立寺(忍者寺)に人の波が押し寄せています。卑山・寳勝寺から歩いて1分36秒のところに位置するお寺ですが、最近では外国からの観光客が多く見受けられ、まさに「忍者」ブームは世界を席巻しているようです。色々なからくりが寺内の各所に造られており、それはそれは不思議なお寺です。聞くところによりますと、戦に備えた見張り場所だったそうで、なるほど屋根のてっぺんにそれらしき構造物が見受けられます。卑山にはそのような仕掛けは有りませんが、寺カフェに来られるお客様が忍者寺拝観の感想を口々に語っている様子はとても楽しそうです。皆様も是非いちどお尋ねください。きっとお寺のイメージが変わること必定です。

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さて今日は卑山寺内に、昨年、ニューヨーク州サラ・ローレンス大学で開催された「禅画展・茶華展」風景のパネル展示をしました。このパネルは、和尚の禅画展と併催された文房流茶華道展・野口翠智社中の皆様が作成されたものですが、この時期は多くの方が寺カフェを利用されるため、初めて展示しました。

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海外から来寺された方も興味深く見て行かれます。そろそろ次の個展開催準備に入らねばと構想を練っています。次回は東京で開催したいと願っていますので、お盆が明けましたら墨蹟の創作活動に入りたいと思っているところです。

IMG_6313暑中お見舞いのご挨拶を頂きました。佐藤さまです。

和尚67歳での挑戦です。67歳は語呂合わせで行けば「無難な一年!」だ! なになに?「ろくでなし」?「虚(むな)しい」? って、マイナス思考は禁物です。「何にも思わぬが仏の稽古なり!!」です。それにしましても暑い時にはかき氷が一番ですね!!無心になれました。友峰和尚より

第714話

2015-08-02

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ロビー君

世の中ではすでに近未来を見据えてのロボット開発が始まっていますが、我が寶勝寺でも来年あたりには多目的ロボットを登用しようと計画しています。テレビのニュースなどで色々なロボットが紹介されており、卑山では「ほうしょうくん」と称してお客様の御迎えから応対まで出来るロボット君を願っていますが、現在、檀信徒でプログラマーでもあります稲場さまが、和尚の思いを現実へと近づけてくれています。

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今日は「ロビー君」の実演をしてくださいましたが、組み立てからプログラミングまですべて稲場さまが製作されたもので、来年までにはさらに進化したロボットを作ってくださるようお願いしました。少子高齢化の進む未来社会において、ロボットは必要不可欠の存在になって行くことは間違いないだけに、今から準備が必要かと思います。現在はまだ人間の細やかな要望に応えるまでには不十分ですが、日進月歩の勢いで進化を遂げているロボット業界に大いに期待したいものです。ひょっとして、「僧侶ロボット」の登場も有るかもね。人呼んで「ロボンさん!!」

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こちらはロボットではなく本物の女性です。加賀紺乃美さんの作品、「真夏の太陽」です。彼女は昨年の秋、ニューヨーク州サラ・ローレンス大学での個展に参加してくださいました。その際には、大学生を対象とした書道教室で見事な書を披露してくださいました。この度は、お盆のお参りにお伺いした際に新しい書を見せてくださいました。「素晴らしい!!」の一言です。「ロボット」ではここまで力強くは書けません「チョボット」ぐらいは書けるかも? 紺乃美さん、更に頑張ってくださいな。友峰和尚より

第713話

2015-08-01

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岐阜県多治見市で気温が39℃を超えたとのニュースが流れましたが、福井も37℃、全国の気温状況を示すカラーグラフは真っ赤っかで、もうなんの言葉もありません。エルニーニョでもセニョリーニョでもどうでもいいという感じになりましたが、皆様はいかがお過ごしでしたか? お盆を前に和尚はお経三昧の一日となりましたが、読経中は滝のように流れる汗をもいとわずひたすら盆経に集中しました。人間の体温が36℃あるわけですから、御法事で20人近くの親戚の方がお部屋に集まりますと冷房も形無しで、読経前に頂いた冷たいお茶も、お経が終わる頃にはすべてが汗となって流れ落ちる始末。そこで一句、「汗も又 供養と成りて 忌明け経」 皆様、如何でしょう? 伝わりましたか? 駄句駄句? 汗だく駄句。夕刻になって漸く山中には冷気を含んだ風が吹き込みやれやれといった感じでしたが、まだまだこの暑さは続くそうですから用心しましょう。さて、暦が替わって今日から8月「葉月」です。葉っぱの生い茂る月または木陰が恋しくなる季節、そして盂蘭盆会の月。昨日は満月でしたが、こころも真ん丸にして御先祖の霊をお迎えしたいと思っています。友峰和尚より

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