1月, 2015年

新年あけましておめでとうございます。

2015-01-04

新年あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。年末からの大雪で、寳勝寺もすっぽりと雪に覆われてしまいました。3日の夕刻には、郵便屋さんの年賀状を届けて下さった足跡が残るのみの境内で、雪除けに専心しました。

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ふかふかの雪を、ママさんダンプで運びます

201501031622000 (1)本堂付近は、屋根からの落雪で、小高い丘のような雪山が出来てしまいました。お正月休みにもかかわらず、ご近所の家々も皆様、除雪に励んでおられます。平成27年のお仕事始めは除雪からスタートとなりました。

 

第503話

2015-01-03

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正月明けから三日続きの雪となりましたが、それでもお正月気分は依然持続中で、のんびりムードの終日を過ごしました。今日は年賀状の整理ということで、一枚一枚、裏も表もしっかりと読ませていただきました。一年に一度の各人様の消息を知る唯一のお便りなれど、やはり嬉しいものですね。添え書きも短いながら思いの篭ったものばかりで、親近感を感じさせてくれます。御一人御一人の姿を思い浮かべながらの拝読でしたが、なかには思い出せない御方もあり、なんとも申し訳なく思うものもあります。これまでには沢山の方々と出会ってきたわけですが、年賀状は簡潔にしかも確実にその人を身近なものにさせてくれる効能があるようで、極めて大切なものであることを再認識しています。いつも年の暮れになって慌てて作成してきた年賀状でしたが、来年の年賀状は家族情報満載のものにしたいと反省いたしました。毎日書いている和尚のブログも情報の一つだけに、多くの方々に読んでいただけるよう頑張って行きたいものです。何よりも嬉しく感じるのは家族揃っての写真ですね。またお孫さんの写真などもいいですね。

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年賀状はまだまだシンプルなものが多いですが、近未来には3Dの年賀状が登場するかも知れませんよ。‏親戚や友人たちの消息を知ることは本当に、こころからほっこりするものです。昨年は多くの新たな出会いを頂きましたので、初めて頂いた年賀状に早速お返事を書くことが和尚の初仕事となりました。明日からは年頭回礼(檀家様への新年のお参り)が始まります。檀信徒の皆様、本年もよろしくご法愛賜りますようお願い申し上げます。友峰和尚より

第502話

2015-01-02

大雪となりました元旦二日目、皆様に於かれましてはお健やかにお正月をお過ごしの事と思いますが、まるで時間が止まったかのような静けさです。実に心安らかなゆったりとした休日ですね。何もかもが冬眠しているようなお山の中の禅寺の風情を楽しんでいます。今年のテーマが「遊戯三昧(ゆげざんまい)」ですから、まさに「あるがまま」の心境です。お正月のテレビ番組では、現在活躍されている若き芸術家などを紹介、放映されていますが、普段はあまり取り上げられないために興味深く見ています。和尚なども書道に格別な思いが有ったわけではなく、父の書を書く姿を普段から見たり手伝っている内にいつの間にか書いていたというようなものですから、やはりDNAを感じる時があります。父の書はとても味わいのある書体で、子供心に「うまいなっ」と思っていたものです。今でも父の書を床の間に飾って在りし日の父を書から偲んでいます。今年は昨年にも増して書道に力を入れて行きたいと念じています。さて、昨年の暮れに、ニューヨーク‏のサラ・ローレンス大学、大山小百合先生より御手紙と生徒からの沢山の御葉書を頂きました。

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「和尚感激!!」です。個展開催の折、日本語1クラスの学生さんに書道を教えましたが、その時の生徒さんからの新年のメッセージと感謝の言葉が綴られた心温まる年賀状でした。もしこのブログを大山小百合先生がご覧頂いていましたら、生徒の皆さんに「ハッピーニューイヤー!」とお伝えください。先生始め学生皆さんのご来寺をお待ちしていますよ。個展開催のご法縁が実って行くことを切に願う元旦となりました。友峰和尚より

第501話

2015-01-01

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新年あけましておめでとうございます。‏大晦日から一変して銀世界の元旦の朝を迎えました。なにもかもが洗い清められた感の新年となりましたが、本年も御法愛のほど宜しくお願い申し上げます。何度経験してもお寺でのお正月は全くに格別なる心境を得るものです。除夜の鐘を撞き、その音色が山々にこだまして、その余韻を残す中での目覚めとなりますが、本当に気分が一新しますから不思議ですね。「新年!!」という感じです。

IMG_3946 (500x333)平成26年大晦日 除夜の鐘のようす

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新年の御祈祷

古来より何百年もの間、連綿として続けられて来た新年の行事ですが、これこそが「仏法」の真理だと思います。ご祈祷の後に新年法話をいたしましたが、何と言いましても「家内安全、健康安心」が大切なことかと思います。一年を無事に過ごすことの困難さとまた無事に過ごせたことの喜びと感謝が大晦日と元旦に凝縮されるようです。除夜の鐘撞きにも多くの方が参加してくださいました。一撞き、一撞きされるその姿には喜びと感謝の心が感じ取られました。どうか皆様にとりまして、今年一年無事に過ごされますことを心より御祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。友峰和尚より

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