和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第529話 】
2015年 01月 29日 談

「嵐も吹けば雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに私は生きる ここに幸あり 青い空」 昭和31年に大ヒットした大津美子さんの曲ですが、成る程、戦後の国土復興を目指している最中でもあり、女性の皆様には特に共感を呼んだ名曲となりました。和尚は8歳、小学2年生の時でしたが、ラジオからよく流れていたこの歌がどこか懐かしく思われる今日この頃です。

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着々と進む瓦ふきを視察中

最近では、天童よしみさんや氷川きよしさんがカバー曲として歌っていますが、男性がまだ女性から大いに頼りにされている時代でもあったようです。男の働きによって女性がバラ色の人生になるなんて、いまどきの女性はどのように思われるのでしょうか? そこで歌詞をちょっと、高橋掬太郎さまの許可を得ないで今風に変えてみました。「嵐も吹けば雪も降る 女の道よ なぜ険し 自分を頼りに私は生きる ここに酒あり 酔いの空」ってどうですか?「不謹慎」だって? ごめんなさい! では、三番の歌詞「命の限り呼び掛ける こだまの果てに待つは誰 君に寄りそい明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲」ですね。いつの時代にあっても、男性は女性の希望の星で有りたいと願ってやまないものです。しかしながら最近はどうも気候が「爆弾低気圧」とか「ゲリラ豪雨」とかで、暗雲立ち込める不穏な気候であることは何を暗示しているのでしょうかね?「気にしない気にしないって」友峰和尚より

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