和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第527話 】
2015年 01月 27日 談

「青春とは心の若さである」ドイツ生まれのアメリカの詩人サムエル・ウルマンの言葉です。今日のお客様は、そんなエネルギッシュな若者2人、須貝さんと中山さん。

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歳も若いが心も若いご両名。須貝さんは広告宣伝会社の営業マン、中山さんは銀行マン、どちらもイケメンです。近年、若者を評して「草食系男子・肉食系女子」などと呼ばれ、超新人類としてなにかと話題を提供していますが、どちらであっても大差のないことで、要するに「生き生きしている」かどうかが若者に問われています。活力の源は言うまでも無く「心の若さ」が大切で、その「若さ」とは、ゴムのように柔軟で伸び縮みが自由自在、しかも伸びると強力に引き付ける力を発する心のことを指すのだと思います。加齢とともに心まで頑なになってしまっては活力を失ってしまいますね。柔軟な心を保つ秘訣は只一つ、「無心鍛錬」のみ。無心鍛錬とは「何にも思わぬ心境の鍛錬」だと思います。さて今日のお客様はご両名とも将来を有望視されている活力青年である事は言うまでもありません。大いに頑張って頂きたいものです。友峰和尚より

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