和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1522話 】
2017年 10月 18日 談

 

全国宗務所長会議も午前中に無事終了し、一路金沢に向かいました。落慶法要まで遂にあと4日となりましたが、台風の本土接近で当日の天候が心配です。和尚は晴れ男を自賛して来ましたが、参列者それぞれの主張を総合してみると、五分五分と言ったところでしょうか? 雨でも晴れでも、準備は怠りなく整えておきましょう。備えあれば憂いなしです。落慶法要挙行の最大の意義は「報恩謝徳」に有りますが、地鎮祭に始まったこの度の本堂修復工事とふれあいパーク霊苑改葬工事も感謝の心なくして成就し得ないものです。振り返ってみれば沢山の方々の法縁によって無事円成となるわけですから、落慶法要後の祝賀会は本当に大切な宴だと思っています。これまでの長きに渡って和尚を支援して下さっている御来賓方々には感謝の言葉もない程です。今と言う 今こそ今が 大事なり 大事の今が 生涯の今だと自覚しながら、落慶法要への最後の準備に入りましょう。

さて、京都での三日間は大変気分転換になりました。落慶法要が間近に迫っている事など誰も知る由もありません。いつの時でも、関係者のみが緊張感の中に有るのかも知れません。その緊張感こそが自分の心を前進させるエネルギーで有る事を知るこの頃です。友峰和尚より

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