2月, 2019年

第2015話

2019-02-23

藤田通麿総代様とともに

素晴らしいお天気となりました! 午前中に地元県議会議員の選挙事務所開きのため出席しましたが、深々と冷え込む中での神事でした。今年は「選挙の年」と言われるほど、4月を皮切りに知事・県議会議員・市長・市議会議員・参議院議員選挙が行われ、また衆議院解散総選挙も叫ばれる中での選挙戦が繰り広げられます。

和尚も挨拶に立ちましたが、その席上、今日は皇太子殿下のお誕生日ということで殿下が以前に詠まれた和歌を披露させて頂きました。その歌とは「大空に 舞い立つ鶴(たづ)の群(むれ)眺む 幼な日よりの 我が夢かなう」という和歌で、大変感動したものです。ちょうど御結婚される前の年だったと思います。人生には夢・希望・志が大切ですが、なかなか叶うものでは有りません。少なからず「志」はいつまでも保ち続けたいと思っています。事務所開きも無事終え、出席していた同級生の北 定(きたさだむ)さんが「いまから蕎麦を打つので是非来てください」との事で、藤田通麿氏とともに宮ノ下公民館を訪ねました。

宮ノ下公民館(福井市島山梨子町) 蕎麦打ち講習会のようす

 

北さんの蕎麦打ちを見学しました

北さんは長年に渡り公民館で蕎麦打ちの講習会を開いているとか。蕎麦打ちを見学させてもらった後、地元関係者の方々と御馳走になりました。実に見事な御蕎麦でした! 大変ご馳走になり有り難うございました。それにしても選挙事務所開きに蕎麦の御馳走とは、どうやら「しっかりこねて 細く長く 粘り強く戦え」との啓示だったのかもしれませんね。友峰和尚より

第2014話

2019-02-22

乙女椿 / 宝勝寺玄関にて

昨晩は今年最初の木曜坐禅会が開かれ5名が参加されました。1月には寳勝寺で坐禅会員主催の炉開きを兼ねたお茶会を開く予定でしたが和尚の急用で中止となったため、昨晩が今年初めての坐禅会となりました。

 

平成31年2月度 木曜坐禅会

昨年は大雪の中での坐禅会でしたが、今年は雪も無く比較的暖かい堂中での坐禅でした。初めて参加された地元大学生の前田君でしたが、なかなかどうして坐禅体験が初めてとは思えないほど堂々とした座りっぷりには感心しました。おまけに「結跏趺坐(けっかふざ)」で両足をしっかり組んでの坐相は立派なものでした。

 

近年、禅ブームとはいえ実際に坐禅を希望する若者は減少傾向にあり、誠に残念に思うものです。日本古来の伝統文化である茶道や華道に於いても若年層の入門が激減している原因が正座(せいざ)に有ると言いますから、坐禅ともなれば尚更の事です。もちろん椅子を使っての坐禅方法も有りますが、やはりしっかり座布団の上で坐相を整えて座る方がベストです。幸い「ヨガ」による健康法が若者に人気が有る為、今後はヨガと坐禅をコラボしながら参加者を増やしていくのも一つの手段かも知れません。

坐禅後の新年茶礼にて

坐禅終了後に全員で新年茶話会をしましたが、会員皆様の生き生きとした姿が印象に残った初坐禅会でした。人生道に楽の道などひとつも有りません! 忍の一字こそ一生安寧の道だと思います。皆様には是非坐禅にトライして欲しいと願っています。坐禅に来たれ!! 友峰和尚より

第2013話

2019-02-21

4月21日よりフランス・サンリス市で開催される「アートサクレ展覧会」に出展するアーティストの応募が200名を越え、作品数は500点に及んでいるとの連絡が入りますます緊張してきました。作品を応募された方の御国はフランスを始めアメリカ、インド、中国、韓国、日本ほか数ヶ国に上るそうですが、和尚は日本の禅僧として招待されており作品を展示する場所も聖ピエール教会の正面舞台上ということなので、今日は展示作品の構想とともに実際に数点書いてみました。

 

国が違えば生活習慣や宗教に対しての受け取り方も異なるため、開催国と融合する作品の文言を選ぶことも重要かと思います。展覧会では墨蹟パフォーマンスも予定されており、近日リハーサルを兼ねて大書を試みたいと思っています。また同時に野口翠智先生も生け花パフォーマンスをされるため、その言葉に「無一物中無尽蔵 花有り月有り楼台有り」の禅語を選んでみました。いまや「禅(ぜん)」という言葉はヨーロッパ中に浸透しているだけに、書道を通して如何に禅の端的を現すことが出来るかが課題のようです。

 

「一樹春風有両般  南枝向暖北枝寒」

 

 

さて一服しているところに福邦銀行金沢支店行員の舟橋さんが来寺され、一緒に茶礼をしました。和尚のブログを読んでくださっているとの事で大変嬉しく思っています。なんでもない日常の生活を心の赴くがままに綴っているのですが、「喫茶喫飯是れ道」という禅語の如くあるがままの自然体で有りたいと常に願うとともに、和尚の「ちょっといい話」が皆様にとっても「いい話」で有る事を念じています。友峰和尚より

第2012話

2019-02-20

朝方から小雨模様となりましたが、この時期としては気温も高くもはや雪国の雰囲気など何処にも有りません。北陸地方は昨年の気候とは真反対の気象状況で、過ごしやすい毎日となっています。

 

「 無一物中無尽蔵 」

まもなく春季彼岸会を迎えようとしていますが、「墓じまい」が急速に進む今日の社会の中で如何に祖先の恩、父母の恩に対しての供養の大切さを説いていくかが課題となっています。春季彼岸会では祖霊供養を行じ法話を通して伝えていきたいと思っています。

 

「 明歴々 露堂々 」

さて、今日も達磨図や茶碗図をたくさん描きました。大安禅寺重文諸堂の修理工事が始まりますと同時に修復募財勧募も始まります。募財の御礼品として今後も色々な色紙を描いて差し上げたいと思っています。「俺がやらねば誰がやる、今やらねばいつ出来る」の気持ちでコツコツと頑張って描いて参りましょ! 友峰和尚より

第2011話

2019-02-19

境内を散策した後、堂内を一周すると南庭よりほのかに新芽をふく早春の匂いが漂って来ました!思わず「春だ!」「春が来た!」って胸を膨らませました。毎年経験する春の到来を感じる瞬間ですが、何度経験しても嬉しいものです。

金沢に移動するときは必ず寺を一周して安全を確かめるのですが、やはり五感が連動し、危険を感知します。谷川の水の音や風の音にも異変を感じる事が出来るのは、長年その場所で生活して来た者だけが体得する特別な能力なのかもしれません。

今日も谷川の水の流れの音から異変を察知し、さっそく世話方さんに修復をお願いしました。どのような難事も初期対応が事を速やかに解決に導いてくれるものです。「挙一明三(こいちみょうさん)」という禅語が有りますが、まさしく四角の一角を見るだけで後の三角を理解するようなもので、平易に言えば「一を聞いて十を知る」という事でしょうか。油断は禁物です。「平常心」とは常に自然と一体になっていることだと強く思うものです。友峰和尚より

第2010話

2019-02-18

穏やかで良いお天気が続いています。うっかりすると、今が北陸で最も雪が深くなる2月であることを忘れるくらいです。確かに春はすぐそこまでやって来ているのですが、過去には3月に大雪になったことも有りますから悩ましい天候と言えます。

先日、一冊の本が送付されて来ました。それは淡交社出版の「禅入門 ~禅僧から学ぶ こころ・修行・歴史~」という、禅の心を身近に感じさせてくれる内容となっています。監修は東京都世田谷区・龍雲寺の細川晋輔住職で、いま最も期待されている全国青年僧会のホープでも有ります。

歴史の変遷と共に禅宗の修行形態も変化しつつある中、京都市右京区花園妙心寺山内にある妙心寺専門道場は現在でも臨済禅の伝統的古式の修行形態を守って多くの修行僧が集っています。例えばお湯を沸かすのは今でも薪を使用した釜戸で、お風呂も五右衛門風呂です。当然の事ながら一年を通して冷暖房も無く、自然そのままの状況下で自給自足の日常生活を雲水達は送っています。

大凡一般世間の日常生活とは全くかけ離れた厳しい修行だけに、それを平易に説明することは困難ですが、この本では写真を多く使用して出来るだけわかりやすく説明しているのが特徴となっています。一般の書店でも求める事が出来ますので、是非ブログをご覧頂いている皆様には読んで頂きたいと切に願うものです。

伝統的修行形態を後世に伝承していくことは真に至難ですが、その修行形態こそが禅の悟りへの一番の近道で有ると言えます。いま大安禅寺の重文諸堂修理工事が始まろうとしていますが、その工事テーマを「守っていきたい国の宝!継(つな)いでいきたい匠の技術!」としました。どのような分野においても伝統的文化を後世に伝えて行く為のあらゆる努力が求められているようです。友峰和尚より

藤田通麿総代様と歓談しました / 大安禅寺 隠寮にて

 

第2009話

2019-02-17

宝勝寺 境内の枝垂梅

小学時代の同級生より地元の集会でお話しをして欲しいという要請を受け、午後4時からの法話に備え自坊に戻りました。もうずいぶん昔の話になりますが、1957年(昭和32年)4月1日、当時和尚は小学3年生でしたが、旧大安寺村が分割され「福井市」に編入した我々は突然友達とも離ればなれになり、お祝いの旗を振って提灯行列をした記憶が残っています。本日はその折に学校を分割された同級生からの依頼で、実に約60年ぶりに多くの仲間達との再会となります。

ふれあいパーク霊苑 早春の 朝の御掃除

相変わらず金沢ー福井間を往復する日々が続いていますが、自坊に戻る時には孫達に会えることを楽しみにしながらの法務遂行です。3月の御彼岸会も次第に近づき、春の到来とともに一層気忙しさを感じています。おそらく近未来には自動運転自動車で往来している自分の姿を想像するものです。一刻も早い登場を願いたいですね。友峰和尚より

 

夕刻 大安禅寺にて 孫達たちと

 

第2008話

2019-02-16

しばらくは雪の心配が無いようで本当に安心です。午前午後とも事務に専念しましたが、4月22日に亡き母の7回忌を迎えるため法要の段取りや、まもなく始まる諸堂修理工事の勧募趣意書等の作成をしました。このところ寳勝寺に有っても来客者が絶えず、その合間をぬっての事務作業となっており三月を目前にしてにわかに慌ただしさが増して来たようです。

霊苑管理事務所スタッフの皆さんと 茶礼をしました

「忙中に閑あり」で、夕刻からは㈱ココ・プランニング社員の皆様と茶話会をしましたが、先般バレンタインチョコレートを頂いたためそのお礼の茶礼となりました。また本日は、川面専務が新しく㈱ココ・プランニングに入社された職員2名と共に挨拶に来られました。今後は新入職員の方を含め5人体制で「ふれあいパーク霊苑」の管理運営をされるそうで大変頼もしく感じています。3月からはテレビでも「ふれあいパーク霊苑」の新たなコマーシャルが放映される為、事前打ち合わせが広告代理店関係者の方とも行われました。

テレビコマーシャルの打ち合わせにて

今回のキャッチフレーズが「じいじ来たよ!」という可愛い稚児の墓参をモチーフにしたもので、とっても新鮮で心温まる映像内容となっています。「笑顔になれる霊苑」をコンセプトに、多くの方々との御法縁を結んでいきたいと願うものです。友峰和尚より

第2007話

2019-02-15

アセビの花 / ふれあいパーク霊苑にて

ニュースでは「麻疹(はしか)」が流行の兆しを見せているとのことでしたが本当に心配です。現在、インフルエンザにスギ花粉症に黄砂にPPMによる大気汚染ですから防御の方法が有りません、これも温暖化現象の影響なのでしょうか? また豚コレラの拡散も心配されています。和尚も喉の痛みが取れません。風邪から始まった喉の炎症も治りが遅く、まもなく始まるスギ花粉症が加わればもはや打つ手なしですね。皆様もどうか風邪の予防には十分な注意をして頂きたいと思います。僧侶は声を出すことが大切なお勤めゆえ、喉の調子には色々と気を遣うものです。午後からはふれあいパーク霊苑での納骨供養を営みましたが、気温が低いと喉の奥がひりひりと痛みます。「喉仏(のどぼとけ)」と言うくらいですから喉を大切にしたいものです。

納骨法要が修業されました / ふれあいパーク霊苑 宙にて

檀信徒様の 月命日忌諷経

薔薇の芽吹き

 

兼務寺院・傳燈寺に収蔵されている「珠洲如来形立像」がこの度、石川県立歴史博物館で展示されるという事で、学芸員の方が取りに来られました。平安末期に石川県珠洲市で焼かれた「珠洲焼」で、大変貴重な神仏習合の仏像だそうです。現在でも伝統的珠洲焼が継承されているそうですから有り難いことです。

 

石川県立歴史博物館・学芸主幹の戸澗様 と 学芸員の方々

博物館では4月下旬より、「石川の神々」という企画展で展示公開されるそうですがら、皆様も機会が有りましたらご覧いただければと思います。さて、皆様から頂いたチョコレートをチョコっとずつ賞味しながら法務に専心して参りましょう!ピコ! 友峰和尚より

第2006話

2019-02-14

貼交屏風 / 大安禅寺 愈好亭

言わずもがな今日はバレンタインデーということで、日本では女性から男性に愛の告白をする日とされ、手作りのチョコレートをプレゼントして愛の気持ちを示すのだそうです。そもそもこの「バレンタイン」の言葉ですが、人の名前で、イタリア・ローマ帝国時代、キリスト教の司祭だった「ウァレンティヌス(バレンタイン)」の祝日となっており、キリスト教徒のお祭りです。我々仏教徒にとってはなんら縁の無い話ですが、今では世界的お祭りとなっているそうです。

女性からの愛の告白ではなくても、チョコレートを頂くのはいくつになっても嬉しいものです! 特に孫からの手作りチョコとなればメガネが落ちそうになるほど感激です! 孫達が手作りチョコを沢山作っている様子を見て悩ましく思うのはママだそうです? そんな悩ましいチョコレートをよそに、午後には㈱ココ・プランニング 中本会長御夫妻と御友人御一行様が東京より来寺下さいました。朝方ちらついた雪も上がり、庭の景色を眺めながらの歓談のひとときとなりました。

三浦様 と 奥様、御友人様とともに

 

 

御来寺頂き 誠にありがとうございました

  

さて、午前中に倉庫の整理をしていましたら、昔懐かしい卑山精進料理を紹介するDVDがたくさん出てきました! 早速パソコンで見たところ、妻手造りの素晴らしい精進料理の映像を見る事が出来ました。和尚にとって、倉庫は宝の山に思えた整理の時間となりました。友峰和尚より

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