和尚のちょっといい話
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次々開花する 初夏の花々
本日5月3日は憲法記念日であり、実に穏やかで爽やかな祝日の朝を迎えました。日曜日ということもあって家族連れでの観光客の方が多くカフェを利用されていましたが、卑山霊苑にも朝から多くの御家族が墓参に訪れており、卑山お檀家の蔦原家の皆様も墓参の帰りに御挨拶に来寺くださり、来る6月の御尊父様年忌法要の日程など懇談いたしました。

安藤家御尊父様 一周忌法要を修業いたしました
午前10時より安藤家御尊父様の一周忌法要を本堂で修業した後、御参詣の皆様に年忌法要の大切さを分かり易く説くように心掛けていますが、近年の寺離れは急速化傾向にあり特に若い世代の方々に於いては堅調で、故人の「追善供養」の大切さを仏教の観点から如何に説くべきかを問われているように思います。先ずは若き世代の方々に各御寺院とご法縁を結んでいただく為の工夫が不可欠で、住職による仏教と親しみ易く納得の行く法話がそのきっかけを結ぶことになるかと思います。

山野草 ふたりしずか

源平小菊
さて本日も和尚の以前のブログより「童心これ祖心に通ず」の意味と出典のお問い合わせをいただきましたが、「童心これ祖心に通ず」とは修行時代に師匠からの提唱(法話)の際に拝聴した言葉で、昔から弟子教育の際に言い伝えられて来ている禅の言葉だそうで、その意味は「仏道を究(きわめ)られてきた祖師方の心はまるで童心のようである」と、即ち「子供のような素直で無垢な心は祖師と同じくそのままが仏心の如くである」とでも申しましょうか。

「 明歴々 露堂々 」 渓仙 書

高倉さん御家族 が 帰省の御挨拶に来てくださいました
童子は「無心に遊び、無心に語り、無心に学ぶ」そのあるがままの自由無碍の心こそ仏の心で、道歌にも「生まれ子の 次第次第に知恵つきて 仏に遠くなるぞ悲しき」と一句詠まれた方がおられます。また昔から「子供心になるが孝行」という言葉もあるように、修行僧を励ます言葉として純一無雑に修行に精進せよとの温かい師匠のお諭しの言葉だと思います。

さて午後からは高倉さんご夫妻と御子息ご家族が神戸より御挨拶に来寺くださり暫し歓談いたしました。和尚もいちどどこかで全国の旅に出てみたいと密かに願っています。夕刻より雨模様となりましたが、寒暖差の激しい昨今の気候となっています。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より



