和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3459話 】
2023年 02月 05日 談

「 一期一会 」

 

2日間に渡り少林寺のアトリエに籠って本当に久しぶりに墨蹟をしましたが、自坊より依頼されていた書画はじめ額用の越前和紙を用いた墨蹟も何点か書き上げることが出来ました。

 

「 日々是好日 」

「 福 寿 」

 

最近はインスタグラムやティックトックでも書家の方々が動画で墨書の書き方をアップしていますがとても参考になり、和尚も楽しんで見ています。書道は中国から伝来され日本で更に発展を見たわけですが、全国的にも学生達が書道パフォーマンスを積極的に披露するなど書道文化が発展継続されていくことを大変嬉しく思うものです。

 

「 無 事 」

「 一黙如雷 」

 

書道は奥が深くしかも高齢になっても楽しめる文化活動であるため大いに奨励したいと思いますし、「心筆一如(しんぴついちにょ)」の境地に至るまで書き続けて頂きたいと願うものです。日進月歩の言葉があるように書体も常に進化していますから「止められない・止まらない」のも書道の醍醐味なのかもしれません。今年はどこかで墨蹟禅画の個展を開催してみたいと密かに願う今日この頃です。

 

 

さて、立春を迎え皆様には日々お健やかにお過ごしの事と思います。春はお茶の季節! お時間が有りましたら是非宝勝寺カフェにお越しくださりゆっくりとお茶を楽しんで頂けたらとお待ちしております。「喫茶去(きっさこ)」の真意はお茶を飲む時間と共に余裕のある心を意味しています。どうぞごゆっくりとお茶を召し上がれ! 友峰和尚より

 

 

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