和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3107話 】
2022年 02月 18日 談

寳勝寺 境内のしだれ梅

北京オリンピックも閉会式まで残すところあと2日となりましたが、普段は目にすることのない冬季に於ける色々な競技を観戦することが出来大満足でした。日本人アスリート達の競技に対するマナーやインタビューを受ける際の素晴らしいコメントなど、本当に誇らしく思ったものです。  

霊苑事務所スタッフ 木村さんとともに

競技は勝負の世界とは言え、敗者とてオリンピック代表選手になる為には並々ならぬ努力と精進の日々を過ごして来たに違いありません。勝っても負けてもスポーツは人々に多くの感動と勇気を与えてくれますから、今がコロナ禍の困難な時代に有って大いに意義ある大会であったとアスリート達に惜しみない賞賛の拍手を送りたいと思います。色々な問題も浮上した北京オリンピックでしたが、五輪のマークの如くに世界中の人々が和合の精神を拡大して「助け合いの輪」を広げて欲しいと願うばかりです。  

髙倉さん御夫妻とともに

さて本日は掛かりつけの病院で診療してもらいましたが<異常なし>との診断で安堵しました。若者達とは違って日々老化現象が顕わになる年頃だと自覚するものです。人生は2度ないのですから、若い時こそ大いに自己に鞭打って頑張って欲しいと思います。しかしながら近くに病院が有る事がいかに有難いことか本当に感謝するものです。「一病息災」なる言葉があるように、「病みてこそ道心の起こる候 不幸はこれ道の幸いなり」との花園法皇様のお言葉が身に染みる昨今です。「善は急げ」「急がば回れ」どちらも味わいの有る言葉です。頑張って参りましょう!! 友峰和尚より  

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