和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3070話 】
2022年 01月 12日 談

強烈な寒冷前線を伴った寒波が今晩より北陸地方に南下するとの予報で大変心配しています。覚悟はしていても除雪は重労働となる為、無事に通過することを願うばかりです。昨日夕刻には北嶋幹補家の年頭回礼に出向きましたが、奥様は長年卑山の写経法話会に参加されておりまたご主人とも永きにわたりご厚誼を頂いています。

 

北嶋幹補家年頭回礼諷経にて 奥様が作られたお人形を拝見

北嶋幹補様 と 奥様の千代子様です

 

奥様の千代子様はご趣味として創作の日本人形を作っておられ、ラインでお写真を拝見していましたが昨日は実際に直に創作人形の数々を拝見し、実に見事な出来栄えには驚きました。和尚なども達磨の水墨画を描いているとその顔が和尚に似ていると言われますが、奥様の作品もしかりでひとつひとつ見ているとご自身や御家族の顔に大変よく似ていることに気づくものです。

 

御家族をモデルに作られた 愛らしいお人形たち

 

作品の数も半端ではなく、玄関入口から居間や仏間に至るまで各所に飾られており、まるでジオラマを見ているみたいでした。お孫さんをモデルにした人形などは本当によく似ていてホッコリしたものです。

 

 

㈱キタジマの会長をされているご主人とも久しく歓談しましたが、昨年の寳勝寺住職就任十周年記念慶賀法要にはご夫妻で御出席くださり心より感謝申し上げました。「人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり」とは敦盛の歌ながら、本当に月日の過ぎゆく早さを感じながらの楽しいひとときとなったようです。友峰和尚より

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