和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2329話 】
2020年 01月 03日 談

今から12年前の平成20年(2008年)が「戊子」年で、その折、新命副住職玄峰和尚の師匠・岫雲軒老大師猊下(現妙心寺塔頭・東海庵住職)より頂いた「子の図」を新年に床の間に掛け毎日拝んでいます。

子の図の言葉は「玉殿酒屋 出入自在」と有り、ネズミだからこそできる芸当でもあり、実に面白く表情もユニークで思わず笑みがこぼれそうになります。今年は「子年」ということで、和尚の干支の、この掛け軸が12年ぶりのおめもじと成りました。

高倉様御家族が 新年の御挨拶に来寺されました

桜由乃ちゃんとともに

今日は金沢への移動日でしたが、自分の行動もまた行ったり来たりとまるで掛け軸のネズミのように動き回っています。されど心もまた自由自在かと言えば難しい問題です。人の分け隔てなく誰とでも自由自在に交流できるよう精進して参りたいと念じています。友峰和尚より

新年祈祷並びに御先祖供養を修業致しました

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