和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1923話 】
2018年 11月 23日 談

11月最後の3連休を迎えています。今日は「勤労感謝の日」とともに先代実道和尚の30回忌祥月命日忌でもあり、追善法要を営みました。昨年は自坊・大安禅寺での法要でしたが、今年は法務遂行のため寳勝寺での報恩供養でした。元号「昭和」最期の年に遷化しましたが、あれからあっという間に30年が過ぎ、今では和尚も70歳を越え父親の歳に近づいてきました。本当に月日の過ぎゆく速さに驚くばかりです。

天気予報ではみぞれ模様になるとの事でしたが、北陸特有のどんよりとした曇り空に時折晴れ間の見えるなか、午前中には「ふれあいパーク霊苑」で開眼供養が行われました。1年の終わりを告げるかのように、苑内の薔薇樹や草木達も冬支度に入っています。寳勝寺庫裡玄関前には屋根雪除けの三角屋根が据え付けられ、寺カフェ利用の観光客の方々も不思議そうに眺めながらの入堂でした。大安禅寺からは毎年恒例の風物詩「門松」が立てられた写メールが届き、お正月を迎える準備が始まったようです。

大安禅寺 門松設置の風景 / 平成30年11月22日

地元メディアの取材を受ける 小森庭園の末政幸憲氏

今年も 素晴らしい門松が設置されました

和尚の「ちょっといい話」も1900話を超えてきました!元気でいればこその連載です。元号が替わる来年4月には当初の目標2000話に達しますが、「ちょっといい話」とは「無事なる日々」である事をつくづく思うものです。今日を無事に過ごせるのもこれ偏に両親の慈恩のお蔭と感謝する毎日です。友峰和尚より

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