和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1617話 】
2018年 01月 21日 談

中国唐代の詩人・杜甫の詩句「曲江詩」に有る「人生七十古来稀なり」から満70歳をお祝いすることになったそうで、「古稀」の祝いは当事者が家族や友人を呼んで感謝の宴を催すのが習わしだそうです。今日も卑山職員と家族揃って誕生日と古稀祝いをしてくれましたが、大きな似顔絵入りの珍しい誕生ケーキでのお祝いとなり、時代もずいぶん進化したものだと感心しました。後日改めて、和尚が主催者となってお祝いの席を設けることとなりました。

古稀祝いの会を開いてくれました

シェ・サカイ(福井市田原)の阪井シェフより、御手製のお祝いケーキを頂きました

午前中には、岐阜県羽島市にお住まいの武藤靖様がご恵送下さった古稀祝いの「お誕生日新聞」が届き、さっそく昭和23年1月25日の出来事を興味深く読みました。第二次世界大戦、終戦後まもなくの新聞記事の為、まだまだ我が国が混乱期であったことがつぶさに伺えます。

昭和23年1月25日 の 朝日新聞

自分がこの世に生命を受けた当時の社会状況はとても興味が有るものです。思いがけないお祝いの品にとても感動しました。本当に有り難うございました。誕生日は25日ですので、残り4日ばかりを穏やかに過ごして参りたいと思っています。

さて、明日から節分会の御札(おふだ)書きに集中していきたいと思います。厄年をお迎えの皆様、どうぞ節分会御祈祷祭にご参加下さいますようお待ち申し上げております。友峰和尚より

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