和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1449話 】
2017年 08月 06日 談

朝一番にふれあいパーク霊苑スタッフの皆さんと茶礼をしました。今日は日曜日ということできっと多くの見学者の方が来られることを念頭に於いての和合の茶礼でしたが、連日の猛暑の中を本当に頑張って霊苑のご案内をしているので、慰労の意味も含めてのチョットの休憩。寺カフェも暑さを凌ぐためかここ数日、多くの観光客が休息に訪れています。外にも休息所を設けてあるのですが、そこを利用される方は一人もいません。寺カフェスタッフも水分補給をしながら終日懸命の接客対応に追われていました。

夏本番の 日中友好の朝顔

ふれあいパーク霊苑スタッフの皆様との朝の歓談の中で、「幸せな気分でいると幸せな気分の方がやって来るし、うんと苦労すると、苦労をしている方の気持ちが分かるものだ」と当たり前のことを話したものです。昔から伝わる格言や諺は実に表裏一体の意味が含まれており、「急がば回れ」「善は急げ」のように、人間の心や意識は究極、自分の心が主人公となって外部に働くので、何事も「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」の心構えさえ持っていれば大丈夫だと思います。

お地蔵様の下に 松葉牡丹が 咲いています

日々、花と緑が美しくなっていくふれあいパーク霊苑

 

今日は合間を見て久しぶりに色紙書きをしました。今の時代に即応した平易な言葉を書いてみましたが、皆様如何でしょうか? 今日も一日、真夏日となりましたが、台風5号もまもなく北陸地方に接近との事。どうか皆様に於かれましては十分に気を付けてお過ごしください。

 

 

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