和尚のちょっといい話
日本の男性の平均寿命がついに80歳を超えたそうで、世界的には第7位だそうです。女性は相変わらずトップの86.61歳でトップをキープしています。和尚の生まれた昭和23年頃の平均寿命は約55歳だったといいますから、今日どれほど長寿社会になったか一目瞭然です。「親孝行 したいときには親は無し」から「親孝行 したくもないのに親は居る」なんて一時期流行した川柳なれど、最近では親孝行より「親の子供孝行」の時代と言われつつあります。「終活」などという造語が飛び交う今日、もはや少子高齢化社会の急激に進む日本国の未来へのキーワードは「団塊世代の決断」ということになりましょうか。
いったい何を決断せよというのかですが、当然のことながら、若者が夢や希望を持てるような国造りのための「若者支援」とでも言いましょうか。「若者が自由にチャレンジできる環境を提供する」と言った方がわかり易いかもしれませんね。20代から40代までが人生の中で最もエネルギッシュ且つ活発に働ける期間ということになりますと、「団塊の世代の決断」とは何かが自然に理解できることかと思います。人生にとっては「生きがい」が最も大切なことだと思います。若者たちが生きがいを感じるような社会環境づくりに知恵を絞って協力することが求められているようです。「箱もの社会」また「コンパクト社会」とも言われる現代、殻を打ち破るほどのダイナミックなアイデアが我々にも求められているようです。
いよいよ明日から8月です。和尚にとっても正念場の月を迎えます。暑さに耐えながらの一か月、法務満載の一か月、本当に健康ほど大切なものは有りませんね。長生き社会になりましたが、健康で生活することがせめてもの高齢化に伴う社会負担軽減につながる協力の一端となるのかもしれませんね。今日は終日、久しぶりの休息日となりました。やはり、たまの大休息は心も喜んでいるようです。友峰和尚より
サルスベリの開花/寳勝寺・本堂前庭にて
今日の朝日新聞のトップページに、大見出しで「無縁、墓の墓場」と題して人里を遠く離れた山中に不法投棄された一万基にも及ぶ先祖代々の墳墓の写真が掲載されていました。この事象は現在全国で見受けられ、社会の大きな問題となりつつあります。「墓じまい」の風潮の中にあって、ついに墓事情もここまで来ているのかと驚くばかりです。なるほど、今後の日本社会における少子高齢化の加速をかんがみれば理解出来ないわけでもありませんが、今後ますます核家族化が進み、先祖も未来もはたまた今すらも家族はバラバラに離散する運命にあるのでしょうか。
秋海棠 / 寳勝寺・庫裏玄関
今、国全体に何が起きようとしているのか、和尚自身も個人なりに日々考察を繰り返しています。人々の価値観が時代と共に常に変化して行くことは承知のことながら、今日の社会的価値観のかくも急激な変化の原因はどこに潜んでいるのか、宗教者としても深く思うところです。皆様はこのような事象をどのように捉えておられますでしょうか?これらの「さまよう墓事情」の中、寳勝寺では取り組みが始まろうとしています。卑山の霊園には、400年前からの檀信徒の墳墓がお参りする人なく朽ち果てた姿をそのままにひっそりと立ち並んでいます。今、これらの墳墓の調査を開始し、判明した墳墓を移転改葬してさらにそれら故人の霊を称える顕彰碑を建立し、永久に保存しようとの試みが成されようとしています。また新たに、未来を見据えた墳墓の在り方を踏まえての墓も考察されています。人間の心は常に形に寄り添って生きていくものだと和尚は思っています。何もかもが「空」だとして、一切の形を否定したときの自分の心は虚しいものだと思いますね。人間の身体と同じくして先祖への感謝の気持ちを表すと共に、常にお参りできるようなお墓を目指していきたいと思います。今日、日本全国で発生している先祖墳墓の存続の問題は明らかに和尚自身に問いかけられている問題でもあると強く思った今朝の新聞の記事でした。「人類の未来は過去における故人の徳の顕彰によって開かれるものである」と、しみじみ思う今日この頃です。
さて、また暦が一日進みました。今日は、稲場美和子さまが金沢・東茶屋街で店を構える「桃組」へ視察に行ってきました。大変おしゃれな店構えで「加賀野菜ジュース」をお店の看板メニューとされていました。和尚は黒蜜黄粉かき氷を頂きましたよ。あまーいひと時を過ごすことが出来ました。友峰和尚より
黒蜜きなこかき氷
ひがし茶屋街を散策されるマーク・イゴネ氏と荒木画伯、そして稲場美和子様
今日のお客様です。北島聖子様と、ご友人の新宅仁美様が個展にご来場くださいました。
御来山、誠にありがとうございました。
東京より、新谷様が御来山くださいました。
本来は休寺日の今日、個展開催中のためにオープンしましたが、夏休みとあって寺カフェ利用のお客様もポツリポツリと来られ、また、福井からも個展鑑賞に友人の方が来寺されるものんびりとした一日となりました。連日お寺は賑わいを見せていたため、久しぶりの禅寺の佇まいの中、和尚は色紙書きに専念しました。今日の色紙をご覧あれ!
「一日清閑」和顔達磨図
おおよそ150枚ほど書いてみましたが、筆を持つのも久しく新鮮な感覚の中での色紙書き、この動作が今後の新作品を生み出す原動力となっていきます。
毎日が矢の如く過ぎていく7月ももう間もなく8月を迎えようとしています。8月のことを昔の暦の読み方で「葉月」と言いますが、全くに、葉っぱの日陰なくしてはとてもとても暑い夏場を過ごすことはできませんね。おまけに蝉とホトトギスの鳴き声が追い打ちをかける様に一層暑さを感じさせます。
「水を掬すれば月、手に在り」 和顔達磨図
大安禅寺はこんもりとした樹木に囲まれていますから、夜ともなりますと爽やかな谷風が境内を吹き抜けていきます。子供の頃は窓を開放して蚊帳を吊ってパンツ一つで寝たものです。蛍が縦横無尽に飛び交い時折蚊帳のふちに飛んできて黄色く光る様は何とも幻想的な光景でしたね。そんな真夏のどこにでもあった風景も遠い遠い昔の思い出となっています。しかしながら寺院に在っての日常生活にはまだまだ昔を思い出すに十分な雰囲気が残っています。ともすると蔵に保存されている昔の本蚊帳を取り出してきて、再び部屋に吊って寝てみたい気持ちに駆られるものです。また兄弟達と蚊帳の中で遊んで「蚊が入ると!!」親に叱られながらも楽しかった夏の夜を思い出します。
今日は土曜の丑の日、ウナギを食べスタミナつけてこの猛暑を乗り切ろうとの古来よりの習わしもこうもウナギの値段が高くては頭の熱がうなぎ上りということか!さてさて皆様、7月29日は「なにくそ」の日です。ウナギ喰わねど高楊枝!とでも参りましようか。どうかお元気にお過ごしください。友峰和尚より
釈迦院時雄さまと、東京から個展を鑑賞に来られた皆様
猛暑からいっぺんに解放されて爽やかな一日となった本日、寳勝寺は終日賑わいを見せました。昨日のオープニングパーティとはまた異なったゆっくりとした時間の流れる中、「荒木芳栄個展」の作品を鑑賞に来られていました。作品自体もなぜか堂内の雰囲気にマッチして来ているようで、お魚の油絵も悠々と泳いで居る様にさえ思えるほどです。荒木画伯の金沢での個展開催も順調に進んでいるようで嬉しく思います。
桂岩寺ご住職様と御母様がご来山下さいました。
現代写真スタジオ・加茂正光様と、東京より荒木画伯の取材に来られた加藤様です。
荒木画伯のご友人である大円様と、吉野様です。
午前中、本尊様御参りのお経を読んでる最中に寺カフェのお客様が来られ、いったんお経を中止したところお客様のほうから「お経を読むのを止めないで下さい。」と言われ、何とも有り難いお言葉と引き続き読経を続けたわけですが、やはりお寺のカフェだけにお客様も十分に承知の上で来ておられることがわかり「ありがたいやら、うれしいやら」展示してある作品を鑑賞しながらの休息のひと時、皆さんも大変喜んでおられる様子で、ギャラリーとしての面目も保っているようです。漸く和尚的にも一段落といった感じですので、再びニューヨーク個展のための作品制作の下書きやレイアウトの準備を始めました。昨日の夕方には、ニューヨークに同行される文房流晴心会・野口美智子先生も御主人と共に寳勝寺に来られ、お弟子さんの浅野様、渡辺様を交えて応接室で久しぶりに和やかな談義の時間を過ごしました。
今回、寳勝寺をギャラリーとして運用しているのも、ニュ―ヨーク個展を意識しての展示工夫となっています。野口先生にも、日本文化である茶道・華道のアメリカでのパフォーマンスについて、和尚から色々お願いもしています。多くのお弟子様が同行予定となっていますが、開催日が迫るにつれ次第にプレッシャーも強く感じるようになってきています。二度ない人生、悔いの無いように全力投球で頑張っていきたいものですね。
「日中友好の朝顔」の花芽も今日は一段と大きくなってきました。夢の膨らむ毎日、朝顔の蕾の膨らみと呼吸を合わせるかのように、和尚の心も膨らんでいきます。頑張れ友峰!!大いに自分自身に向かって鼓舞する今日この頃です。友峰和尚より
本日は、「荒木芳栄個展」開催初日でした。オープニングパーティの様子またご来場の皆様を写真にてご紹介いたします。
寺町台まちづくり協議会の宮本会長様と山田様です。
寳勝寺責任役員総代・須貝様御夫妻と、ご子息の遼さまです。
岐阜県より武藤様御夫妻です。
午後1時より行われたオープニングパーティの様子
御礼の言葉を述べられる荒木画伯
個展開催を祝し行われた中山純一氏による「尺八の記念演奏」のようす
金沢市より西野様御夫妻です。
福井県より田野弘吉様、浅野正美様、渡辺美智子様、田野富久子様。/(住職の右4名様です。)
福井県より酒井様。金沢市より佐藤様。尺八を演奏された中山様。岐阜県より武藤様御夫妻です。
金沢市より、加茂様ご一行様です。
稲場様です。
荒木画伯の御家族です。
「荒木芳栄個展」開催初日、県内外から沢山の方々にご来場いただき厚く御礼を申し上げます。尚、個展は8月2日までの一週間開催しております。皆様には期間中是非ご来場賜り、荒木画伯の絵をゆっくりとご鑑賞ください。心よりお待ち申し上げております。
マーク・イゴネ氏と荒木芳栄画伯、斉藤公一氏が寳勝寺へ来山されました。
明日から始まるパリ在住の画家・荒木芳栄女史の個展準備が行われました。寳勝寺の堂内すべてを利用しての展示で、福井から斉藤公一さんもお手伝いをしてくれました。35℃を超える猛暑の中での展示となり汗びっしょりかいての大奮闘となりましたが、午後5時過ぎには一応のメドも立ち、いよいよ明日からの開催を待つばかりとなりました。
お寺の活用方法にはいろいろなことが考えられますが、ギャラリーもその選択肢の一つだと思います。お寺の広い空間と歴史ある建物の中での作品展示はなかなかマッチしていて重厚さを感じさせてくれます。今後も多くのアーティストの方に利用して頂けるように工夫して行きたいと思います。金沢市内には、21世紀美術館など作家をサポートする多くの展示館が設けられています。小京都と言われている金沢市、街の趣も落ち着いた雰囲気がありますね。そんな素敵な寺町寺院群での個展開催です。多くの方にご来寺頂きたいと願っています。和尚自身も作品制作の試し書きを始めていますが、8月に入ったら本格的に墨蹟を書いていきたいと思います。
寳勝寺山門前の塀垣から本堂前に至る20メートルほどの塀に沿って、「日中友好の朝顔」が多くの花芽をつけています。もう間もなくです!!素晴らしい大輪の赤紫色の朝顔がお目見えします。八月十日頃が見頃かと思いますが、夏の花を代表する朝顔、子供たちの遊ぶ声と共に旧盆も次第に近づいてきたようですね。友峰和尚より
暑中お見舞い申し上げます。全国的に猛暑日となった今日、さすがに和尚もバテ気味です。明後日から寳勝寺にて「荒木芳栄個展」が開催されるため、その準備に入っています。大安禅寺での個展は大盛況の内に終了し、大変うれしく思いました。金沢市での個展開催も初めてという事なので、多くの方に見て頂きたくいろいろな方に声をかけています。
昨日から今日にかけて、沢山の来客で賑わいました。和尚も最近は、若い世代の人と接することが少なかったのですが、金沢に来てからは二十代の元気のいい青年達とお話しする機会が増えてきました。日本の未来を担うヤングビジネスマンです。いいですね!なんといっても若さです!若さが大事ですね!無限のエネルギーを感じさせてくれますから、和尚も彼らから元気をもらいますよ。
近頃は引きこもりがちな寺での毎日でしたが、熱波に呼応するかのようにイケメン3名が訪ねて来ました。お顔をアップできないのが残念です。今度アップしたいと思います!和尚だって二十代の時はあったわけで、話の弾む中でむかし昔の自分の姿を思い出していました。相変わらず日々のニュースは衝撃的なものばかり。そのようなニュースとは別世界の禅寺の佇まい。何事もないこの空気感がどんなにありがたいものか。「無事これ貴人」の心境の一日でした。大安禅寺では夏休みを利用しての子供たちの坐禅会が続いているようです。副住職の指導も熱を帯びているようで、子供たちも元気に応えているのが嬉しく思います。和尚も頑張るぞ!! 友峰和尚より
ノウゼンカズラ / 寳勝寺中庭にて
「葉々清風起る」
この時季の言葉をいろいろ色紙に書いてみました。最近になって、中国における禅僧の漢詩偈やまた禅語など、その深い心境を少々自分なりに味わっています。一般的にはそれを「境涯」と言いますが、やはり長い人生経験を通じて漸くにつかむことの出来る心境のようです。となりますと、人生にとって長生きは大変意義あることの様に思いますね。「葉々清風起こる」などは、まったくに当たり前の言葉に思えがちですが、自分の心境と重ね合わせますと、がらりと意味合いが変わります。一般的には枝の葉が揺れ動き、その動作によって清らかな風を起こすの意味ですが、そもそも風によって葉が揺れ動くのであって、その葉の揺れ動く姿が人間の眼になんとも清々しい涼しさを感じさせてくれます。葉っぱは人間の煩悩であり、清風は無心なる心の働きを指します。あらゆる縁のかかわりによって我々の心も変化していきます。平常の「惜しい、欲しい、憎い、可愛い」の感情がそのままに「安心」の当体であるという境涯など、通常の心からは伺い知る事の出来ない心境です。されど、何もかもが「あるがまま」だということが一番ありがたいことですね。なんでもない普通のことが本当にありがたいと実感できれば、「道人」の心境と同じということになります。世の中の喧騒から逃れることの難しい現代社会に在って、心で感じ取ることのできる涼しさほど「値千金」なものは有りませんね。
「白雲幽石を抱く」
「月白く風清し」
「月清し千古の秋」
さて、ほかにも一気にたくさん書きましたよ。どの言葉も古尊宿の禅僧が難行苦行の末に獲得した心境ばかりです。連日の猛暑ですが果たして、甲斐武田・恵林寺の住職、快川紹喜禅師の辞世の語「安禅をは必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火も自ずから涼し」とは如何!やはり暑いときは暑いですね。あるがままです。皆様この暑さにめげずお元気にお過ごしください。友峰和尚より
寳勝寺檀信徒・北條仁美さまがご来山くださいました。
本日は大安禅寺副住職玄峰和尚の誕生日。
北條様から新命和尚さまにとプレゼントを頂きました。
誠にありがとうございました。
大安禅寺での「荒木芳栄個展」も、いよいよ明日が最終日です。大安禅寺ギャラリー「渓仙舎」での初めての個展でしたが、開催中には本当に多くの方がご来場下さり心から厚く御礼申し上げます。また、文房流晴心会・野口翆智先生をはじめ社中の皆様にはオープニングパーティにお手伝いを頂きありがとうございました。和尚が何か催事を計画すると、野口社中の皆様には大変お世話になり、またご迷惑をおかけいたしますこと平にご容赦下さい。和尚にとりまして野口社中の皆様は常にメイン卓装花的、素晴らしい女性の方々と常々崇敬の念を抱いてております。先般は、今年10月にニューヨーク州「サラ・ローレンス大学」で開催される個展の打ち合わせ会に10名もご参加頂き本当にありがたく感謝申し上げます。
個展打ち合わせ会にて
パリ個展と違って今回は、アメリカで7本の指に数えられる有名な大学での個展開催のため、和尚も極めて緊張感を持っての準備に入っています。サラ・ローレンス大学側も、日本の伝統的茶道、華道のパフォーマンスが開催されるとあって大変期待をされているそうです。特にお煎茶は、日本で完成された「風流中の風流」をたしなむ茶道にて、大学では初めてのパフォーマンスとなるそうです。大いに期待も膨らみますが、プレッシャーもハードなものを感じて来ています。先日の打ち合わせパーティは実に和やかなものでしたが、今後も打ち合わせ会合を重ねながらステージアップを目指していきたいと念じております。当然のことながら和尚の書道パフォーマンスにも全力で取り組む覚悟です。何かと今後もご協力を賜り「サラ・ローレンス大学、禅文化祭」を成功させたいと念じています。野口翆智御社中の皆様には何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、27日からは金沢・寳勝寺で引き続き「荒木芳栄個展」が開催されます。27日(日)の午後1時から、オープニングパーティが予定されています。「一筆入魂!!」の諸作品をどうかご鑑賞いただければ幸いです。皆様の御来寺をお待ち申し上げております。友峰和尚より
連休が明けても今は夏休み中、連日の猛暑でどこの海水浴場も大賑わいとか。福井県内にも有数の海水浴場がありますが、この7月20日に舞鶴若狭自動車道路が開通したため、小浜方面の有名な海水浴場は大盛況だそうで、本当に嬉しいことですね。嶺南地方はこのところの原子力発電所の問題で観光客も激減との二ユースでしたから、なおさらのことです。若狭小浜方面は、国宝をはじめ重要文化財の宝庫と言われているだけに、この度の交通インフラの整備は地元の人々にとっても明るい話題となっているようです。確かに、狭い日本の国土ながら道が一本整備されるとたちまち活性化が進みますので、道路の整備はどの町にあっても大切な生活の未来でもあると思います。
喜んでばかりのニュースだけではありません。水の事故も増えていますから十分に気を付けて頂きたいものですね。和尚の子供の小さい時でしたが、家族で海水浴に出かけたとき、ほんのちょっとした隙に2人の子供の姿が見えなくなり、大変心配して探した記憶があります。子供は海の危険など全くに承知していませんから、やはり親の監視が大切ですね。わずかの時間に移動してしまいますので、大勢の海水浴客の中から見つけ出すのは困難を極めるものです。ニュースで子供の水難事故を知るたびに、昔のことを思い出します。家族での楽しい団欒でもある海水浴。くれぐれも親の注視を願ってやみません。「注意一秒、悔やみ一生」です。
さてさて、和尚も水浴びに行きたい気持ちをこらえて事務に専念しています。副住職のお盆参りが終了するまでには終えたいと思っています。暑中見舞い状もこのところ滞っています。どうかこのブログでお許しください。連日の猛暑です。心から皆様に暑中のお見舞いを申し上げます。友峰和尚より
縁側の風鈴 「みほとけに ゆだねし我や 風香る 渓仙」/寳勝寺にて