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第4198話
次の寒波に備えて
昨日の朝は気温が零下になり境内の所々が凍りつき水を出して融かしましたが、本日は気温4℃と少し上がり凍結は免れたようで安堵しました。日々の除雪作業から解放されようやく関節痛も治癒の方向に向かいつつありますが、まだまだ油断は出来ないようで週明けには再び寒波がやって来るとの予報でした。
境内の雪山を すこしずつ融かしています
午前中に(株)ココ・プランニングスタッフの清野さんと茶礼をしながら懇談しましたが、暖かくなるにつれふれあいパーク霊苑への参詣者も増えますので境内の整備が急がれます。いちど大雪ともなれば境内への車の乗り入れが困難になるため日頃からの除雪が肝心で、「楽あれば苦あり 苦あれば楽あり」の格言通りにコツコツと身体を酷使しないよう工夫しながらの作業となっています。
霊苑奥の院のようす
(株)ココ・プランニング 職員の清野さんとともに
さてスポーツニュースでは大リーグドジャースの大谷、山本、佐々木の三選手が話題を独占していますが、まもなくオープン戦が始まるといっきに野球ファンのボルテージが上がり和尚も観戦を楽しみにしている一人です。
今朝方、新命和尚より御檀家様と和尚の同級生御二方の訃報の連絡を受け謹んで心よりご冥福をお祈り申しげました。このところの急激な気温の変化と寒さが健康を害しているようですから、皆様にはくれぐれもご自愛くださいますよう御祈念申し上げます。友峰和尚より
第4197話
今日もせっせと 雪割りで体力作り
主治医からは「冬場は寒さを凌ぐため過食になりがちなので要注意」とのお達しでしたが、毎日毎日除雪作業に汗を流せば当然ながらお腹がすき、ついつい好きな食べ物に手が伸びてしまいます。さりとて疲労回復に欠かせないのが栄養補給でなんとも悩ましい状況が続いています。あれもいけない!これもいけない!と食事制限が求められている今日、買い出しでは食材選びが日課となっており特に糖分の多い食材はご法度で主食はもち麦と玄米、おかずは野菜中心の極めて健康食生活を続けて約2年になります。
食事に気を遣うようになってから最初に効果が現れたのは肌が綺麗になってツヤが出てきたこと、また胃痛が消えたこと、腰痛が消えたこと、体重が激減したことなど挙げればキリがありません。となると病気の源は日々の食生活にあると自覚しました。当たり前と言えば当たり前ですがなかなか実行する事の難しさでも有ったかと反省しきりです。
いちどスーパーマーケットに行けば「無理!無理!」と思うほど食品の誘惑が襲って来るのも現実!いかに自分の欲望を制御できるかが今後の健康維持へのキーワードのようです。気にしない!気にしない!なんて言っている御方様には耳の痛い注言ですね。申し訳もございません!平にご容赦くだされ。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
第4196話
建国記念の日の今日、朝一番に国旗を掲揚し合掌して国家安寧と万民和楽を祈りました。中国唐代の禅僧、百丈懐海(749~814)の言葉に「一日作さざれば一日食らわず」とあり、その意味は“人は一日を工夫を凝らし自分を活かしていく事が大切である”と和尚は捉えています。そもそも百丈禅師が何が故にこのような言葉を発したかと言えば、禅師が高齢にも関わらず毎日外掃除を続けることに対し弟子たちが身体を心配して掃除道具を片付けてしまったところ、禅師は部屋に籠って食事を一切とらなくなり更に心配した弟子たちに言った言葉でした。
「 一日不作 一日不食 」 大安友峰 書
禅宗には「作務(さむ)」という日常欠かすことの無い掃除や畑仕事がありますが、それとて日々の心の工夫を目的としています。心を工夫して身体を活かすとでも言いましょうか、人間は常に健全な身体と心の育成に努め、国家の安寧と人類の平和に貢献できるよう精進して参りたく思うものです。さて皆様に於かれましては恙なくお元気にお過ごしの事と大慶に思いますが、まずは自己の健康管理を大切にご自愛くださいますよう御祈念申し上げます。友峰和尚より
第4195話
イオンモール白山 の 広大な駐車場
一晩明けて降雪が少ないと本当に安堵します! ようやく除雪作業から解放され、ここしばらくは買い出しにも行けなかったため本日はイオンモール白山に出向きました。日用品を含め久しぶりにウオーキングを兼ねて買い物をしましたがなんと約7千歩の歩行となり、いかにイオンモール構内が広大か頷けます。
飛び石連休の中日とあってか大勢の買い物客で賑わいを見せており、白山市の広大な田畑の中に出現した大型ショッピングセンターの凄さを感じ取った一日となりました。
日課となっている除雪作業
帰山の途中で除雪機用のガソリンを購入しましたが、レギュラーガソリン1リットルが183円と随分高くなったものです。食材の買い物もしましたが、すべての品物が値上がりしており特に野菜の値が高騰しているのには驚くばかりです。
さて午後からは雨模様の天気となり寒さも幾分ゆるぎ、山のように積もった境内の雪も徐々に融けはじめているようで、少しでも早く雪を融かすために雪割りは欠かせない作業となっています。天気予報ではどうやら今後しばらくは大雪の心配は無いとの事でした。
境内を通り抜けていく風の中にも春の息吹を感じさせてくれます。そうそう、まもなく14日がバレンタインデーということで、イオンモールのチョコレート特設売り場のレジは長蛇の列を成していました。気にしない!気にしない!とは言えなんとなく気になるコーナーでした。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
第4194話
「 福 寿 」 渓仙
寒波も過ぎ去りようやく除雪から解放された日曜日の一日となりました。今日2月9日は何の日かと言えば「福の日」「河豚の日」「服の日」「肉の日」「漫画の日」など色々な数字の語呂合わせで縁起を担ぎますが、おおよそ目出度い日には違いないようです。
千樹園(加賀市) 巻下さん と ウィズグリーン(金沢市窪) 出島さんとの打ち合わせ
「福寿の日」ということで午前中に日頃より霊苑の植栽を管理されている千樹園の巻下さんが来られ、まもなく開始される山門前庭復元工事についての打ち合わせをしました。今年1月に和尚が喜寿を迎えたことを記念する作庭案を巻下さんに依頼し完成図のパースを見せて頂きましたが、復元工事を担当されるウイズグリーン代表・出島さんにも急きょ打ち合わせに参加頂き、作庭の監修は巻下さんにお願いすることにしました。
巻下さんの話では喜寿をイメージし「〇△□」の自然と宇宙を表わす庭になるそうで今から完成を楽しみにしていますが、工事は2月16日頃から雪の状況を見て開始されるとのことでした。「福の日」に作庭の打ち合わせが出来、きっと山門前に相応しい「喜寿の庭」がお目見えすることと思います。
伝燈寺梅干し
高倉さん御夫妻とともに
さて穏やかな1日となり終日ゆっくりと身体を休めることが出来ました。高倉さん御夫妻が自家製の「伝燈寺梅干し」を届けてくださり感激!さっそく夕食に頂くこととします。今日は福の日、どうかお健やかにお過ごしください。友峰和尚より
第4193話
度重なる寒波で ふたたびすっぽりと雪に包まれた境内
全国ニュースでも伝えられているように今年一番の寒波襲来で昨晩から猛吹雪となった石川県ですが、言わずもがな早朝より除雪作業に追われた土曜日となりました。街の中はまるで時間がストップしたような感じで、どこもかしこも家の前や駐車場の除雪をする人の姿ばかりでした。大雪には慣れてはいるものの今年5回目となった宝勝寺境内の除雪作業も老体がきしみ始めているようです。
高倉家 御母堂様ならびに先祖代々霊位追善供養諷経を修業いたしました
昨晩は日頃よりお世話になっている高倉さん御夫妻のお招きで御自宅を訪ね、昨年他界された御母堂様の追善供養諷経を修業したのち奥様の心のこもった手料理を御馳走になりました。
高倉さんの御自宅にお招きいただきました
帰り際は突然猛吹雪となり金沢市内が大渋滞ということで徒歩で帰山しましたが、いちど大雪ともなれば交通インフラは壊滅状態に陥るという雪国特有のハプニングでした。本日は午前中は穏やかな青空のもとで境内の除雪に専念しましたが、今晩から再び大雪との予報ながら明日以降は寒波も終焉に向かうという事で安堵しています。
今朝の宝勝寺境内の青空
1日 約3時間の 除雪ウォーキング
ここ数日間は通常の法務が遂行できない状態が続きましたが、和尚にとっては運動不足を補うための重要な筋トレとウオーキングになったようです。「禍を転じて福となす」または「窮して変じ変じて通ず」でしょうか。除雪作業のおかげで毎日平均約7千歩を達成しています。人生万事塞翁が馬ですね。しかしながら除雪作業での事故も多く報道されています。皆様に於かれましてはくれぐれも気をつけて雪はねをして頂きたいと願っています。友峰和尚より
第4192話
心配された雪も今日はひと休みといった感じで時折晴れ間の見える一日となりましたが、再び今晩から一級の寒波が通過するとの予報で午前中には出来るだけ境内の除雪をし融雪パイプなどの整備をして大雪に備えました。
昨日は卑山須貝総代御夫妻が喜寿のお祝いに来寺くださいましたが、2月6日は御母堂様の祥月命日忌でもあり本堂にて追善供養諷経を修業したのち応接間にて喜寿祝いの茶礼をしました。
須貝総代様御夫妻とともに
毎日が除雪に追われているだけに不思議なくらい気持ちが安らいだものの、さすがに膝関節はじめ身体の節々に痛みを覚え安らぐ気持ちとは相反してなんとも言いようのない不甲斐なさを感じながら手当に専念したものです。自坊の大雪情報も妻から画像が送信されて来ますが、福井も豪雪地帯であるためお互いに「おつかれ様」の気持ちを共有しながら交信が続いています。
さてまもなく飛び石連休がやって来ますが、こうも毎日大雪のニュースが全国に流れますと県外からの観光客の足もピタリと止まってしまい寺カフェも臨時休業することとしました。今月いっぱいは雪模様が続くとの予報で、皆様にはくれぐれもご自愛くださいますよう御祈念申し上げます。友峰和尚より
第4191話
金沢市本多町の兼務寺院 瑞光寺
心配された昨夜からの降雪も約10センチ程度で、本日は時折晴れ間が見え“雪の中休み”といった感じで本当に助かりました。とは言え霊苑参詣者の便宜を図るため境内の除雪は欠かせません。日常の法務予定を変更しての除雪作業の毎日となっていますが、これも大切な仕事のひとつです。
現在金沢市内4ヶ寺を兼務していますが、瑞光寺は駐車場の運営がなされているため午前中から除雪に出向き、午後3時頃に無事終えることが出来ました。日頃よりお世話になっているみなと石材の中町社長に急きょ除雪依頼をしたところ直ぐに段取りして来てくださり本当に助かりました。また瑞光寺をお世話くださっている地元在住の中村様も除雪を手伝ってくださり心から感謝申し上げました。
みなと石材の中町社長が お忙しい中を急きょ除雪に駆けつけてくれました
4ヶ所各寺院の冬場に於ける除雪作業が今後の課題ともなっています。いちど大雪ともなればどの業者さんも多忙を極めるため日頃からのご厚誼がいかに大切かを知るところです。
いつも瑞光寺をお世話くださっている 中村様
晴れたり雪が降ったりの 不安定な天候の中で
さてブログは毎日雪の話題ばかりで味気ないのですが、和尚にとっては寺院を守る上で大切な作務(さむ)となっています。除雪を終え綺麗になった境内を眺める時、ご参詣の皆様が安心して来寺くださる姿ほど嬉しいものはありませんね。ありがとう!おかげさま!の日々が続いていくようです。友峰和尚より
第4190話
少林寺の防犯カメラに映る 和尚の姿
昨夜からのトップニュースは日本全国広い範囲での寒波襲来で警報級の大雪になるとの報道でしたが、金沢市内は約30センチ程度の積雪で早朝より少林寺境内並びに宝勝寺境内の除雪作業に入りました。
少林寺奥様の御家に向かって 除雪中
本堂前は 屋根からの落雪に覆われていました
少林寺から宝勝寺へ戻る途中 六斗の広見にて
和尚の世代は昭和38年(1963)、昭和56年(1981)、平成30年(2018)と3度に渡る豪雪を経験しているだけに1メートルぐらいの積雪では驚きもしません。56年の豪雪の際には大安禅寺の屋根雪降ろしをしましたが、2メートルをゆうに超える積雪で和尚の背丈を遥かに超えていました。当時の記録写真が今でも保存されており、檀信徒総出で屋根雪降ろしをしたものでした。北陸に住む者にとってこの時期は除雪作業が日々欠かせない仕事となっており、特に独居の高齢者には気が重くなる季節でもありますね。
引き続き 宝勝寺境内の除雪
除雪を終え境内がすっきりするとやはり安堵します。ふれあいパーク霊苑もすっぽりと雪に包まれていますが、時折墓参の方が見えており駐車場の確保が必須となっているだけに今後降雪の少ないことを祈るばかりです。
ひとまず除雪を終えて
さて皆様! 雪はね作業はギックリ腰の要因ともなりますゆえに、くれぐれも腰を据えてそろり~そろり~と願います。運動不足の解消には打ってつけの除雪作業も油断をすれば怪我一生となりますからご用心!ご用心! 友峰和尚より
第4189話
今朝の宝勝寺 久しぶりの大雪
久しぶりの大雪となった金沢市内ですが見る見るうちに雪が積もり、除雪作業に入るも水分をたっぷりと含んだ雪は実に重く手作業での雪除けは困難を極め、除雪機もしばしばノズルに雪が詰まる始末、いつもの雪質とはずいぶんと違って相当時間がかかってしまいました。
午前中に定期検診のため病院に出向きましたがその間も雪が止むことなくしきりに降り続き、検診を終えて帰山後も早速作業着に着替えて除雪に当たったものです。昨年は立春を迎えた後は実に穏やかな良いお天気が続いたことを思い出していました。今晩からさらに大雪が心配されるため、次に備えての除雪作業は欠かせない仕事となっています。
ふれあいパーク霊苑も すっぽりと雪につつまれ
さて本日は定期検診日でしたが、主治医の所見では今のところ問題なしとの事でこれは和尚にとっては「とってもいい話」となりました。「平穏無事(へいおんぶじ)」こそ一番有難く、除雪に汗を流すことの出来る健康な身体に感謝するものです。
除けても除けても 降り続く雪です
穏やかだった天候が急変するが如く人間の心身も不安定な存在であるが故に、日々油断しないように健康管理には気をつけて参りたく思うものです。気候不順の折、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より