10月, 2026年

第4796話

2026-10-04

 

 

坐禅を組む時の一番大切な事は座相をきちんと正しく整えるところにあろうかと思います。人間の身体全体に「気」が満ち満ちてくるようにするには特に臍下丹田(せいかたんでん)に気が籠るように「数息観(すそくかん)」と言って息を数えながら鼻から吸った息をゆっくり吐きだし臍の下あたりに「気」が籠るように工夫していくとやがて「気」が身体全体に広がる感覚を会得します。

 

 

昔から臍で茶を沸かすとか、臍(ほぞ)を嚙むとか、臍を曲げる等、臍にまつわる言葉が多いのは臍が身体の中心にあり母親との命の絆を結ぶ臍の緒であるところからしても「臍」は大切な場所と言えます。「へ~そう」なんて言わずに平素からお世話になっている臍の少し下あたりに「気」が籠るように坐禅をするのがコツの様です。皆様もいちど是非坐禅にトライしてみてくださると納得いくかと思います。

 

野田山墓地にて 少林寺檀信徒 太田家墳墓抜魂供養諷経を修業いたしました

 

本日は午前中に野田山にある少林寺お檀家 太田家の墳墓改葬のため抜魂諷経を修したあと引き続き寳勝寺ふれあいパーク霊苑に新たに建立した墳墓の開眼入魂と納骨の儀が修業され、午後からは米村家の墳墓開眼納骨の儀を修しました。近年の少子高齢化社会の加速が問題視されつつありますが祖霊を祀る墳墓についても後継者問題から墓仕舞いをされる家が増えて来ているようです。

 

引き続き寳勝寺本堂にて 新墳墓開眼並びに納骨供養諷経を修業

 

 

ふれあいパーク霊苑 太田家 新墳墓の真前にて

 

卑山ふれあいパーク霊苑はそういった問題に対処するために集合墓(合祀墓)も同じ苑内に祀られており、ゆくゆくは苑内の集合墓に祀られ永代に尊霊供養が修業されるため先祖からの墳墓を卑山の霊苑に改葬される方が増えつつあるようです。本日は久しぶりに野田山の市民霊苑に参りましたが墓域に雑草がはびこり荒れ果てた墳墓を見るのは実に忍びない思いがしたものでした。

 

しとしとと降る秋雨のなかで 午後より米村家墳墓開眼納骨供養諷経を修業いたしました

人間の心は形に寄り添うだけに卑山ふれあいパーク霊苑の管理運営の大切さを痛感するものです。さて午後から小雨模様となりましたが秋雨もまた気持ちが落ち着くものですね。今日も一日お健やかにお過ごしください。友峰和尚より

 

 夕刻 少林寺檀信徒の桑島様御夫妻と

第4795話

2026-10-03

清秋の心地良いお天気が続いていますが皆様にはお変わりなくご健勝にてお過ごしの事と思います。昨晩は少林寺月例金曜坐禅会が午後4時半より開催されましたが、坐禅を開始する前に参加者の皆様に御協力をいただき来る少林寺に於ける御茶会催事の準備のため応接間のソファ等移動していただきました。

 

昨晩、少林寺にて 応接間のソファを移動していただいた後、宮﨑寒雉師と

 

 

昨日の少林寺月例金曜坐禅会

 

金曜坐禅会も開始して以来早や7ヶ月が過ぎようとしていますが、参禅される皆様は毎回欠かさず参加され坐禅の姿勢も随分と良くなり全体的に緊張感の漂う空気の張りつめた良い雰囲気となっています。自由参加の坐禅会もあり今後は山門に坐禅会の案内板を出して観光客を含め多くの方々に坐禅体験を推奨して参りたく思っています。

 

 

 

 

寳勝寺檀信徒 落合家御母堂様祥月命日忌法要を修業いたしました

 

本日は午前10時半より卑山御檀家・落合家御母堂様の祥月命日忌厳修のため横浜より御息女の前田様が来寺され、御挨拶申し上げたのち本堂にて亡きお母様と御祖母様の追善供養諷経を営みました。

 

ふれあいパーク霊苑奥の院にて

 

供養後はふれあいパーク霊苑奥の院にある天野家・落合家の墓前にて御供養諷経を修しましたが、秋晴れの清々しい気候の中での読経となり前田様のお話によればお母様が御逝去された日も本日のように良いお天気だったとのことでした。

 

 

前田様とともに 御供養茶礼をいたしました

 

故人を偲びながら応接間にてゆっくり懇談いたしましたが、今月17日(土)の記念催事にもご夫妻で御出席くださるとの事で大変嬉しく思ったものです。和尚が14年前に寳勝寺に兼務住職として赴任して以来今日まで檀信徒皆様には日頃より温かい御法愛と御厚誼をいただいて来ている事も有り今回の住職就任記念懇話会に多くの方に御来寺いただきたく楽しみにしています。

 

 

本日は午後よりお茶会に必要な茶道具の点検をしながら休息しましたが、お茶の道具を眺めるのも久しぶりでなんとも気持ちが落ち着くのを覚えたものでした。いいですね!一つ一つの道具に職人の魂を感じるものです。

 

 

 

 

ずいぶんと遠ざかっていたお茶の世界ですが、17日(土)の少林寺でのお茶会を今から楽しみにしています。本来は「日々是れ好日」なれど誰かさんが「日々是れ口実」と言われた言葉が身に染みる昨今です。思う事の何分の一も実行出来なくなっていく自分の姿にあきれてしまいますね。さてさて愚痴は言うまいこぼすまい!皆様頑張って参りましょう!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

第4794話

2026-10-02

 

 

秋晴れの好いお天気となりましたが皆様にはお元気に恙なくお過ごしの事と大慶に思います。スポーツの秋!健康の秋!ということで街の学校のあちこちから子供達の黄色い叫び声が聞こえてきます!今月は運動会シーズンでもありきっと練習でもしているのでしょうか?子供達の声を聴いているとホッとするものです。

 

 

和尚はその声を耳にしながら昨日に引き続き少林寺苔庭の整備をしました。庭木の大体の剪定はしましたが本日は更に丁寧に形を整えながらの作業となり、午前中から始めましたが途中で少林寺お檀家の桑島様が来られ墓域の点在する何基かある桑島家の墳墓墓仕舞いの相談を受け、なんとも不思議な感覚を覚えたものでした。

 

少林寺檀信徒の桑島様

桑島家墓所の古文書を確認しながら 墓じまいについて御相談を受けました

 

と言いますのは昨日も少林寺墓域で別のお檀家様の改葬工事が有ったところでしたので色々とシンクロするものだと思ったものです。できれば少林寺墓域も寳勝寺のように墓域全体の改葬工事が出来ればと願っている次第です。

 

江戸時代に建立された桑島家の墳墓を ひとつひとつ確認されているところ

 

 

桑島様が帰られたのち、引き続き剪定作業に戻りました

 

絡みついた蔓を取り除きながら 樹形を整えているところ

 

 

松浦建設(株)の 松浦 弥 社長が御挨拶に来寺くださいました / 寳勝寺にて

 

 

ふたたび少林寺にて 切り落とした枝葉の後始末

 

 

 

作業を終えた後には、金澤伝燈寺里芋研究会の柴山会長が御挨拶に来寺くださいました

 

 

 

 

さて苔庭も随分と綺麗になって来ました。「綿々密密(めんめんみつみつ)」とは禅語ですが、何事もこれで良しということはありませんね。整備をすればするほど新たな場所が見えてくるのは心の世界も同じ事です。

 

ずいぶんと綺麗になった 苔庭

 

 

 

 

 

さて本日は午後4時半より月例の少林寺金曜坐禅会が予定されていた為その準備に入りました。庭の整備作業が「動中の工夫」なら坐禅は「静中の工夫」でもあります。どちらも大切ですね。しっかり坐禅を修して新たな自分との出会いを待ちましょう。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

第4793話

2026-10-01

 

10月1日 野町・少林寺から眺める秋の空

 

今日から10月神無月(かんなづき)に入りました。読んで字の如しで全国の八百万の神々が出雲にお集まりになり来年の多くの神事をお決めになる所から出雲だけは「神在月(かみありづき)」と言われています。午前中に少林寺お檀家総代宮崎家月参りに出向きましたが、諷経後に御当主幽斎師と御子息の寒雉師に10月17日(土)に野町・少林寺で開催予定をしております宮崎寒雉師による献茶式並びに裏千家流御点前披露とお茶会についての状況ご説明と当日の御案内状をお渡ししました。

 

少林寺の庭で

 

寳勝寺に帰山してすぐにホームセンタームサシに出掛け不足していた外作業に必要な品々を買い求め、先日に引き続き少林寺本堂裏側の庭木の剪定作業を進めましたが夕刻までには大方の庭木の剪定を終える事が出来たように思います。

 

 

 

17日(土)のお茶会が開催されるお部屋から苔庭全体を観賞出来るよう明日以後も更に吟味して素敵なお庭をご披露したいと頑張っていますが、作業中にも色々な用事が入り縷々対処していますが、大変危険なチェーンソーや庭木剪定器具をフルに活用している事もあって一つ間違えば大怪我をすることから結構神経をすり減らしながらの作業となっています。

 

 

電気工具を駆使しての 剪定作業となっています

 

一歩一歩また一歩で禅語に「歩々是れ道場」とあるように千里の道も一歩からですね。17日までには皆様にお披露目出来るよう少しずつですが綺麗にして参りましょう!「一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」と口ずさみながら元気にお過ごしください。友峰和尚より

 

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