9月, 2020年

第2581話

2020-09-10

UFOが見えるかも!?

遂にと言いますか漸くと言いますか、9月8日の会見で河野防衛大臣が「万が一、自衛隊機がUFOに遭遇した場合の撮影や報告に関する対処方針を近く決定する」と発表したわけですが、アメリカの宇宙防衛軍創設に引き続いての UFO対策と受け取られています。もし本当に UFOが皆様の目の前に現れた時の対処法として「手をふらない」「絶対に近寄らない」この二点が大切だそうです。

時折 叩きつけるような土砂降りとなりました

実に物騒極まりない話で、現在コロナウイルス禍の中にあって更に不安を掻き立てるような話題でもあります。近年、世界の至るところで UFO(未確認飛行物体)が目撃されています!もはや避けては通れない UFO出現の対応策ですが、ひょっとして今日あたり皆様の前に突然現れたら決して「手をふらない」ように願いたいものです。

さて、今日も少林寺での墨蹟制作をしましたが、今のところ UFOとの遭遇はありませんでした。ゆうほうよりピコ!!

第2580話

2020-09-09

秋雨前線の影響で明日からは雨模様の天気が続くとの予報でしたが、気温はまだ30℃を超える真夏日となっています。少林寺への通り道、「暑いですね!」とお饅頭屋さんに声を掛けられついつい饅頭を多く買ったところ、おまけに 草餅団子を一本下さり「ありがたし」「ありがたし」。 お饅頭にも色々あり、冷やして食べると美味しい「葛まんじゅう」を求め少林寺に向かいました。

姫観音図を描きました

本寺より依頼されている宿題が山ほどあるのですが、この暑さではどうにもこうにも体が思うように動きません。故にあま~い饅頭を食べ元気をつけてから頑張りました。

現在は「姫観音図」を描いていますが、自由自在に描けるようになるにはもう少し時間がかかりそうで、明日も引き続き観音様との対話になりそうです。

とっても静かな少林寺の環境を大変気に入っており、集中力が求められるだけに感謝しながら作業を進めて参りたいと願っています。友峰和尚より

第2579話

2020-09-08

台風が過ぎ去って一気に涼しくなるのかと思いきや、なんと36℃と真夏日となった金沢市内。空調機をフル回転させても室内温度は下がらず、本当に蒸し暑い一日となりました。

「念ずれば 花開く」

中央では自民党総裁並びに野党党首選挙で一層熱気を帯びているようですが、地方は依然としてコロナウイルス禍の中にあり、感染防止のための自粛生活が続いています。食材を求めて近くのスーパーマーケットを訪ねるのが日課となっていますが、店内だけは賑わいを見せておりマスク姿さえなければコロナウイルスのことなど忘れてしまいそうです。幸いに買い物客の笑顔を見ていると安堵感を覚えるものです。

「日々是好日」

昨日は寳勝寺も遠来のお客様を迎え、久しぶりに皆様の歓談する笑い声が響き楽しい時間を過ごすことが出来ました。やはり人間の日常生活は三密を避けては会話もなかなか盛り上がらないのも事実のようです。本日は休息しましたが、明日からは再び少林寺にて墨蹟禅画制作に入りたいと思っています。良い作品が描けるよう頑張ってまいりましょう!友峰和尚より

第2578話

2020-09-07

ふれあいパーク霊苑にて テレビ収録が行われました

台風一過、金沢市内は静まり返っており、異様な無風状態に不気味さを感じるほどでした。天候も次第に回復し、午前10時からは地元・北陸朝日放送のパブリシティ収録が行われましたが、雨上がりの霊苑内には初秋を告げる萩や酔芙蓉の花が清々しく咲いていました。

あまりの陽射しに 傘を差し リハーサル中

本番にて

「ふれあいパーク霊苑」も新たに和洋折衷の墓域が完成し、色とりどりの草花が植栽され一層美しさを増しています。最近のニュースは台風やコロナウイルス、地震と不穏な事象が多く人々の心は常に緊張感の中にあるだけに、季節の花が咲き競う霊苑はじめ境内は訪れる参詣者の心を癒してくれているようです。

アメジストセージ

アカバセンニチコウ

午後からは㈱ココ・プランニングの中本会長ご夫妻はじめ沖縄より安国寺様御夫妻、大西石材会長御夫妻が来寺下さり応接間にて歓談しました。

沖縄県那覇市 臨済宗妙心寺派 太平山安國寺様ご夫妻です

大西石材工業㈱ 大西会長ご夫妻です

㈱ココ・プランニング 中本会長ご夫妻です

安国寺ご住職は臨済宗妙心寺派沖縄教区の宗務所長をしておられます。友遠方より来るまた楽しからずや!遠いところからのご来寺に感謝申し上げました。本当に無事を祈るばかりの昨今です。友峰和尚より

シュウメイギク

第2577話

2020-09-06

猛烈な台風10号が今夜半九州地方を通過するとの予報ですが、既に鹿児島沖は大荒れの状況らしく本当に心配です。和尚にできることは只管無事の通過を願うだけですが、それでも力いっぱい念力を送りたいと思います。

野町 少林寺にて姫観音図を描きました

「直ちに命を守る行動をとってください」という特別警報が気象庁より出されますが、実に恐ろしい警告だと思います。なかなか避難してもらえないことによる厳しい言葉での手段だと思いますが、今回の台風は未曾有の強さだそうですから早めの避難が大切のようです。

北陸地方も台風の影響からか朝から蒸し暑い一日となる中、野町・少林寺で墨蹟制作を続けました。本日は「姫観音図」を描きましたが、久しぶりに描いたため、まだまだ本調子とは行きません。これから徐々に上達していくものと期待しています。

何事も『なりきる!捨てきる!思い切る!」ことが大切じゃ!!と師匠に言われましたが、この暑さでは「捨てきる」ことの難しさを思い知る毎日です。友峰和尚より

第2576話

2020-09-05

気象庁によりますと今回の台風10号の勢力は最大瞬間風速が約70メートルで100年に一度の大雨が予想されるというのですから、通過する九州地方はたまったものでは有りません!十分な防災対策をお願いしますと言われても100年に一度の強大な台風では為す術もありません。究極の選択として、頑丈な建物の避難場所に早くに避難することが命を守る一番の行動だと思います。

本日は北陸地方でも時折強い風が吹き抜けていき、台風の接近を感じます。境内にある風の影響を受けるものを片付けながら無事に通過することを願いました。このところコロナウイルス禍が長引いている影響もあってか不穏な事件や事故が多発しているように思います。更なる忍耐を求められている昨今ですが、どうか皆様におかれましてはくれぐれもお体をお大事にお過ごし下さいますよう御祈念申し上げます。

「 無事 」

さて少林寺での墨蹟作品制作が続いていますが流石にこのところの猛暑には閉口気味です。これも台風からくる影響だそうでタオルに水をしみこませ鉢巻き姿で頑張るしかないようです。頑張って参りましょう!友峰和尚より

第2575話

2020-09-04

突然の揺れに驚きました! 午前9時10分頃金沢地方も大きく揺れ、すぐにニュース速報が入り福井県坂井市が震源地で震度5弱だったとの事、さっそく家内に電話して安否を確認しましたが、幸いに無事であることが分かり安堵したものです。

「一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」 姫観音図

今から73年前の6月に福井大震災が発生し、和尚はその年の1月に生まれていたわけですが、聞くところによれば母が私を抱いて命からがら竹やぶに避難したそうで、姉と兄の手を取っていたため外に逃げるのが必死だったそうです。つい先日も金沢市で震度3の地震が有ったところでした。

「心外無法 満目青山」 托鉢図

今年に入り、コロナに台風に地震と本当に心の休む間がないほど災害が容赦なく襲いかかってきます。今は常に緊急事態を想定して避難場所の確認や防災用具の備えが不可欠のようです。地震発生後に大本山妙心寺宗務本所並びに多くの方々から地震お見舞いのお電話を頂き、深く感謝御礼申し上げます。ありがとうございました。友峰和尚より

第2574話

2020-09-03

朝顔も少しずつ 秋の気配

「若いときゃ2度ない どんとやれ男なら 人のやれないことをやれ」とは歌手・水前寺清子さんの歌詞の中に有りますが、まさしく人生は一度きりだからこそ、ぐずぐずしていては埒があきません。そもそも若い時には何事も思いっきり挑戦できるのも「若きエネルギー」が漲っているからこそなのですが、残念ながら加齢とともに自分の歳を思う昨今です。

桂岩寺様とともに

人生にとって一番の宝物とは「若さ」すなわち「若さ力」で、『気力・体力・決断力の“三つの力”を「若さの魅力(三力)」と言う』とは和尚の口癖でした。そこで年寄りの「魅力 (三力) 」を考えてみますと、「見ざる」「言わざる」「聞かざる」力を養うことだと最近思うようになりました。いわゆる「何にも思わざる」境地がこそが「加齢力」を養うことだと合点するこの頃です。友峰和尚より

何にも思わざる  達磨図

第2573話

2020-09-02

少林寺にて 達磨を描きました

金沢市は猛暑日の一日となりましたが、福井地方は36℃と金沢市よりも更に気温が高かったそうで熱中症にはくれぐれも気を付けて頂きたいと思います。今日から野町・少林寺に住居を移し、大安禅寺諸堂修復工事勧募浄財奉謝品としての墨蹟制作を開始しました。今後、達磨や姫観音など色々な禅画を描いていきたいと思っています。

本日は主に達磨図を描きましたが、寺を訪れる人もなく静まり返った本堂横の執務室で黙々と筆を運ぶことが出来ました。本当に久しぶりに筆を持った感じでしたが、思ったよりスムーズに描けて安心しました。昔取った杵柄ではありませんが、指先の神経はきちんと筆使いを覚えていてくれたようです。

中国禅宗の祖師・達磨大師といえば、嵩山(すうざん)少林寺の洞窟にあって面壁(めんぺき)9年、坐禅三昧の日々を過ごした後、洞窟を出でて中国全土に禅宗を広めた高僧です。金沢に御法縁を得て、同じ寺名の嵩岳山(すうがくさん)少林寺に兼務住職していますが、今後は少林寺に於いて大いに「七転八起の達磨図」を描いていきたいと不退転の気持ちを新たにしています。友峰和尚より

第2572話

2020-09-01

「 風清くして 月 楼に満つ 」 大安友峰 書

今日より9月、長月(ながつき)を迎えてなお相変わらず外気は30℃を超えているものの、気持ちは幾分涼しさを感じ始めています。午前中にお檀家様の月参りに出かけましたが、仏間の設えも床の間の掛軸もお庭も、すでの初秋の趣が感じられました。今年も残すところあと4か月ですが、愚図愚図しているとあっという間に過ぎ去ってしまいそうですから、いちど仕切り直しをして心機一転「行動力」を重視し、法務遂行に集中して参りましょう。

少林寺檀信徒 宮崎様とともに

卑山に於いて9月から11月に掛けては年忌法要が予定されており、感染防止に配慮するためにもお檀家様には寺院本堂での法要修業を推奨していきたいと考えています。時代の価値観の変遷とともに寺院の活用が減少し、それと共に寺離れも深刻化するなか、歴史を有する寺院の広い空間の活用を願っています。本日も多くの方々にご来寺頂き、感謝申し上げます。友峰和尚より

福邦銀行の内田氏・舟橋氏とともに

ヨシダ宣伝㈱ 吉田氏と 看板修繕の打ち合わせ中です

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