6月, 2018年

第1777話

2018-06-30

寺町の曹洞宗寺院  桂岩寺様、常松寺様と 法務の打ち合わせ中

 

「世の人は 我を何とも言えば言え 我が成す事は 我のみぞ知る」とは幕末の志士 坂本龍馬の有名な言葉で、この度のロシアワールドカップ第3戦・日本対ポーランドでの西野監督采配の賛否両論がいまだに続いていますが、次のトーナメント、ベルギーとの一戦が今回の論議に決着をつける大事な闘いになることと思われます。当然の事乍ら「大和魂」とか「武士道精神」が日本武道の根底を成しているわけですが、試合直後の西野監督のコメントには西野哲学が感じ取られ、ある意味、本当の勝負はまだまだ先に有ると承知しました。試合内容と結果についての賛否両論は仕方のない事なれど、次の試合には全力投球で頑張ってほしいと願うものです。

 

 

さて、和尚は全力投球で法務遂行に当たっています。このところの暑さで体調を崩される方が多く見受けられますが、健康管理には十分気を付けてくださるよう願います。和尚の暑さ対策健康管理方法として、蜂蜜レモンソーダを一日に数回飲用しています。これがなかなか優れものでビタミンCの効果が抜群です! それとゴーヤを調理して食しています。どうか皆様くれぐれもご自愛ください。 友峰和尚より

第1776話

2018-06-29

6月の終わりに 激しい雷雨

フェアプレーポイント差でロシアワールドカップ決勝トーナメント、ベルギー戦に出場が決定した日本チーム。西野監督「他力本願」作戦!の見出しで大きく報じられた朝でしたが、「他力本願」の本来の意味とは全く異なった闘いながら第2ステージに駒を進めた事を大いに喜びたいと思います。誰もが予想だにしなかった今回の日本選手の活躍と西野監督の采配には感動を覚えるものです。

サッカーのルールについて和尚はそれほど詳しくは有りませんでしたが、今回の大会で懇切丁寧な解説を聞くに及んで「成る程!成る程!」と実に楽しく勉強させてもらいました。サッカー観戦で不規則な生活を余儀なくされているわけですが、最後までしっかり日本選手に声援を送りたいと思っています。天候が一変して朝方から時折叩きつけるような大雨で不穏な天気模様となりましたが、午前中は地元金沢のテレビ局による「ふれあいパーク霊苑」の取材に応じました。

ふれあいパーク霊苑  テレビ取材のようす

 

お盆が近づくにつれ霊苑にお参りされる方や見学者も増えて来ています。まもなく7月7日の七夕を迎えますが、卑山参道脇の竹林に先祖の霊を慰めるメッセージ短冊を沢山吊るしていきたいと考えています。皆様も是非御来寺下さい。友峰和尚より

 

第1775話

2018-06-28

日中友好の朝顔  日々成長しています

言わずもがな本日はロシアワールドカップ第3戦「日本対ポーランド」が午後11時キックオフ! またしてもこのブログをアップする頃は試合の結果はまだ未定ですが、なんとか決勝トーナメントに出場出来るよう力一杯声援を送りたいと思います。

 

しばらく自坊を離れていると孫の顔が見たくなるもので、そんな和尚の気持ちを察してか職員が先日撮った永峰とのツーショット写真をトリミングして写真立てにしてくれ大変嬉しく思いました。自坊の居間には子供や孫達の写真が所狭しと飾ってあり、常々それを見るのを楽しみにしています。家族の写真が自室に飾ってあると俄然元気が出てくるものですね。マンパワーではなく「孫パワー」でしょうか!

 

金沢市にも大雨洪水警報に出されている中、午前中はお檀家様の月参りに出掛けましたが、午後には解除となりほっとしました。「花菖蒲祭」が梅雨時期の不安定な天候に左右されることなく無事に円成出来て本当に良かったと感謝すると共に、全国各地での豪雨被害発生のニュースが伝えられると心が痛みます。やはり「無事」が一番です。今晩は西野ジャパンの選手たちに怪我が無いよう無事を祈願しつつ、和尚も声援を送りたいと思います。友峰和尚より

第1774話

2018-06-27

2日連続の真夏日、場所によっては猛暑となった地域も有り今後が思いやられます。和尚の心身疲労もピークに達し、本日は臨時休業! 終日静養に努めました。夕刻には気力も回復し、明日から再び法務活動を開始したいと念じています。昨晩はふれあいパーク霊苑工事で大変お世話になった社長様が夕食をご招待下さり、お蔭様ですっかり身体全体に栄養が行き渡り今日は更に休養して健康管理に万全を期した次第です。本当に有り難う御座いました。

夏の旅行を満喫される 寺カフェのお客様

最近よく言われている「熱中症」ですが、高齢者の方々は十分気を付けて頂きたいと思います。和尚も先日熱中症を体験し、実に恐ろしい病気だと実感したものでした。本当に金縛りに有ったように突然全身が動かず意識も朦朧として、始めのうちはその原因すら分からない状況でしたが、水分を取り安静にしていたところ次第に回復して安堵したものでした。

北陸朝日放送 相談役 古田様 と スタッフの宝田様とともに

さて、午後よりHAB北陸朝日放送相談役 古田様が職員の方と来寺され、本年11月23日から3日間に渡って開催予定の「金沢寺町寺院群非公開文化財特別公開」についてご説明を頂きましたが、野町・少林寺もその企画に参加させて頂こうと思っています。伝統的建造物寺町寺院群活性化の為の企画で、今年で2回目だそうです。素晴らしい仏像や彫刻を有する寺院群だけに大いに協力して参りたいと思っています。暑い日が続きますが、皆様に於かれましてはくれぐれも御身ご自愛下さいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より

第1773話

2018-06-26

ふれあいパーク霊苑 の 葡萄

急激な気温の変化に戸惑う今日この頃ですが、本日は一変して真夏日となりました。終日熱中症注意勧告が出され、アイフォンのNHK防災情報アプリが鳴りっぱなしで、途中で消音にしたくらいです。

 

岐阜県恵那市より 曹洞宗寺院 宗久寺様 檀信徒様が来寺されました

今日は本来なれば休寺日でしたが、午前中は恵那市より来寺下さった宗久寺様 檀信徒御一行様に「楽く楽く法話」を催行しました。堂内は空調が行き届いていたものの、檀信徒皆様の熱気で一気に気温が上昇する中、和尚の話を熱心に聞いて下さいました。

 

最近の法話内容は「終活」が中心となっており、特に「墓じまい」「直葬」「寺離れ」などについての色々な出来事を問題提起しながら、「ふれあいパーク霊苑」を例にとって分かりやすくお話ししています。皆様も是非聞きに来てください、「成る程!」と合点がいくこと間違いなしです。「備えあれば憂いなし」とは「終活」の事かも知れませんね。当然準備をしなければいけませんが、余りしすぎてもいけませんよ! ボチボチ準備です。

法話の最後に 延命十句観音経 を唱和しました

 

 

ふれあいパーク霊苑を見学される皆様

さて、来客の絶える事のない毎日を過ごしていますが、和尚も気がつけば早や70歳! なれど、まだまだ人様に教えられるものなど有りません。学ぶことの大切さを思い知る毎日です。友峰和尚より

松井建設様とともに

 

 

第1772話

2018-06-25

           

おっさんジャパンの半端ない大逆襲!!」の言葉が紙面に踊った夜明けを迎えました。和尚も恥ずかしながら老骨に鞭打って声援を送りましたが、流石に本日はダウン! 就寝したのは午前3時頃でしたから、今日は心身疲労で臨時休養となりました。それにしましてもジャパンイレブンの底力を感じ取った内容の有る試合運びでした。西野監督の采配と、各選手の半端ない集中力と妙技がドローに持ち込んだと心から称賛の拍手を送りたいと思います。皆様もきっとお疲れの事と思いますが、和尚は28日の日本対ポーランド戦も引き続き全力で応援したいと今から楽しみにしています。それにしても感動しました! 日本の選手って素晴らしいですね! 今日も終日、ニュース番組のスポーツ特集を何度も何度も見ました。試合の分析が進めば進むほど、試合運びの凄さと西野采配の見事さを知ったものでしたね。

さて自坊大安禅寺の「第35回花菖蒲祭」も昨日無事に千秋楽を迎える事が出来ました。本年も多くの来園者で賑わいを見せた花菖蒲祭、多くのスポンサー企業皆様、関係者皆様に支えられながら35周年を無事に終えることが出来ました。本当に感謝申し上げます。またスタッフの皆様も大変お疲れ様でした。来年から愈々重要文化財 大安寺建造物保存修復工事が12年間に渡って始まります。和尚も日々集中して全力で復興に取り組んでいく覚悟です。今後も何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、御礼の言葉といたします。本当に有り難うございました。髙橋友峰

第1771話

2018-06-24

本日午前 寳勝寺にて法話をしました

 

2018ロシアW杯、日本対セネガル戦が本日24時キックオフ!! さあ皆様! 深夜ですが頑張って声を枯らして声援を送りましょう! 今日は日曜日ということもあって午前中から法務に集中し、先ずは「楽く楽く法話」をしましたが、地元高松女性会皆様はじめ個人の方々も参加され楽しくお話しさせて頂きました。お話の内容にも「W杯」を盛り込み、日本のイレブン達の必勝を願いました。

 

2018 初夏 日曜日の寺カフェ  /  浴衣姿のお客様とともに

 

 

本日このブログご覧頂いている方々には試合の結果が不明乍ら、明日のブログでは吉報をお届け出来るものと期待しています。勝ち負けは別として、第1試合で見せた選手たちのファイトには大満足でしたから、今回は伸び伸びとした試合展開を見せて欲しいと願うばかりです。自坊では今日が千秋楽となり、多くの参詣者で賑わいを見せたとか。本当に無事に円成出来る事のみを願って止まないものです。

 

ふれあいパーク霊苑 の 薔薇

 


さて「坊主はお経!」で、澄み切った青空のもと午後よりふれあいパーク霊苑 合祀墓「宙(そら)」のご真前にて、厳粛なるご法要を営みました。読経の声が霊苑の隅々まで響き渡っていき、故人の霊を偲ぶ事が出来たようです。

 

 

霊苑にご縁を頂く方々が増えるにつれ供養寺としての責任の重さを感じ取っています。全身全霊を以っての読経三昧! ひたすら精進の一路有るのみです。今夜は眠れそうにありません! 頑張れ日本! 半端なく頑張れ日本! 友峰和尚より

第1770話

2018-06-23

「日中友好の朝顔」の苗が元気に成長しています。このところの陽気でツルが一気に伸びてきたため、午前中は境内の至る所に網棚を設置して朝顔のプランターを置きました。

 

そもそも卑山職員のご両親が発芽させて下さった苗で、青々とした双葉も幹が太く栄養の行き届いたツルが網棚を欲しているかのようでしたから、急遽!網棚の設置作業をしましたが、今日は霊苑管理事務所スタッフの久保さんも手伝ってくれ、無事に終了することが出来ひと安心!

 

脚立を用いて 本堂の壁面上方から大きなネットを張りました

 

杉本氏と娘さんたちとともに

木曜坐禅会の折、朝顔の苗をお分けする旨の説明をしたところ杉本氏が苗を受け取りに来られ、しばし歓談しました。お子さんとともに朝顔の今後の成長を見守ってくださるとの事、また新たな「日中友好の朝顔」のご縁を得ることが出来たようです。卑山で開花したあかつきには、山門入り口から参道を通り、ふれあいパーク霊苑内に至るまでの「日中友好の朝顔」ロードが誕生する事を今から楽しみにしています。

本日はありがとうございました

静かな 寺カフェ

 

6月終盤に差し掛かった土曜日の寺カフェは実に穏やかなムードが漂い、寺内に流れるジャズの音色がより一層のんびりとした雰囲気を醸し出していました。また自坊の「第35回花菖蒲祭」も愈々明日千秋楽を迎えようとしており、無事に円成出来る事を願いました。

 

本日の大安禅寺 M4のライブ

 

りんねる THE MARKET」

多くの方々との出会いが新たな御仏との御法縁を結んでいく、初夏の禅寺の佇まいとなっているようです。友峰和尚より

大安禅寺 薔薇園のご紹介

2018-06-23

 

平成30年6月19日、寺内と境内につづき、花菖蒲園と薔薇園を観賞させて頂きました。花菖蒲は満開を過ぎ名残花となっていましたが、緑葉の中に、浮かぶような大輪の花が本当に美しく咲いていました。

 

なぜか 紫の品種ばかり カメラが向いてしまいます

 

【 薔薇園にて 】

 

釣鐘状のクレマチス 圧巻の花房です

 

「大安禅寺 薔薇園」では、今年も奥様にご案内して頂きながらのとても贅沢なひとときを過ごさせて頂きました。山から吹き抜ける清風、野鳥のさえずりとともに、多種多様なバラやクレマチス、ラベンダーやミントなどのハーブと珍しい初夏の花々、グランドカバーといわれる地表の草花まで本当に見応えのある、美しい薔薇庭園となっています。

 

~ 薔薇の花々 ~

ピース (Peace)/ フランス

ベルサイユのばら「La Rose de Versailles」 / フランス

園内には品種名や産地の説明札が付けられているものもあり、どの花もとても優雅な名前です。お伺いした6月19日、バラの木々は一度目の満開を終え、再び次々と新しいつぼみを付け始めていました。花菖蒲祭千秋楽から7月にかけても、見頃が続いているのではないでしょうか。

 

 

 

 

つぼみ から 大輪へ 刻々と変化する花の姿

 

 

ときおり 遠い異国を旅しているような 気持ちになりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透き通るレモン色のバラ 木陰の青紫陽花が 黄色を一段と際立たせます

 

八つ橋のテラスの 屋根の上にまで伸びる枝葉に大きなつぼみ

 

 

 

【 クレマチス の花々】

園内にはいり、最初に迎えてくれる純白のクレマチス。真紅のバラとのコラボレーションが、花菖蒲祭の華やかさを引き立てるかのようです。

 

バラのつぼみとクレマチスの調和

 

 

 

 

 

鈴なりの満開クレマチス

 

クレマチス 鉄線 と アナベル(白紫陽花)

 

 

 

 

 

珍しいクレマチスの花後 なぜこんな くるくる に なるのでしょう

金クルクル品種 と 銀クルクル品種のコラボレーション 花の色も 絶妙 です

 

お客様も不思議そうに眺めておられました

 

 

こちらも 本当に珍しい クレマチス  「 サンダー 」というそうです

 

 

風にそよぐ五色の吹流し、 清々しい大安禅寺薔薇園でのひとときとなりました。また来シーズンを心待ちに、お花の写真を眺めつつ寳勝寺での植栽に精力的に取り組んでいきたいと思っております。

誠に ありがとうございました

 

第1769話

2018-06-22

昨晩は月例木曜坐禅会に10名の居士大姉が参加され、涼しい堂内で約1時間半に渡って瞑想しました。坐禅の要は呼吸を整えるところに有り、深い呼吸をすることによって身体全体に「気」がみなぎり、自然に心が落ち着くものです。寳勝寺では1カ月に一回の坐禅会ですが、十分に安息効果が得られます。

 

 

勿論、坐禅の回数を増やす事によってより安定した安息状態を保つことが出来ますが、初心者に於いては先ずは月一回の坐禅会に参加して頂き、徐々に坐禅の型を作る事が求められます。

 

坐禅の呼吸方法としては、臍の少し下あたりを意識し布袋さんのように下腹が大きく膨らむような感覚で腹式呼吸を繰り返す事によって、身体全体が空中に浮いているようなゆったりとした気分になります。ストレス社会と言われている今日、いちど思い切って日常の諸縁から離れ、ひとりっきりになって自分の心と向き合うことも大切な時間ではないかと思います。生きるも一人なら死ぬのも一人! 皆様も是非坐禅会に参加してみては如何でしょうか!

 

坐禅終了後の茶礼にて 日中友好の朝顔が話題

 

 

 

本日の 霊苑での御法要

本日のふれあいパーク霊苑での御供養中には心地良い初夏の風が吹き抜け、故人の恩徳を肌で感じたものでした。和尚の大好きな世語に「風は息 虚空(こくう)は心 陽は眼(まなこ) 海山掛けて我が身なりけり」というのが有ります。御供養後はご遺族の方々と茶礼をしましたが、お孫さん達の賑やかにはしゃぐ声に故人もきっとほほ笑んで見守ってくださっている事と思いましたよ。友峰和尚より

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