和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第410話 】
2014年 10月 07日 談
個展用の住職並びに野口翆智先生のプロフィールと寳勝寺英字パンフレットが、職員の手によって出来上がりました。個展開催までのカウントダウンがすでに始まっているわけですが、ここにきてようやく全容が見えてきた気がします。この14日には地元の報道関係者向けへの事前公開墨蹟デモンストレーションが10時半より大安禅寺「枯木堂」で予定されていますが、それが済めばもう本番までの時間もわずかです。今、時間ぎりぎりまで個展会場での作品展示の構想を練っています。今回は立体的な墨蹟作品が無いため、野口翠智先生の生け花の作品に大いに期待するところがあります。
平成26年3月に開催された、金沢しいのき迎賓館個展にて
これまでもそうでしたが、文房流の生け花は実にダイナミックでしかも和尚の作品に溶け込むように活けて下さるので今から楽しみにしています。今年の三月、金沢市「しいのき迎賓館」での個展開催に際しても野口翠智社中の皆さんに生け花と煎茶席をお願いしましたが、その際も見事な季節感あふれる満開の桜の花を活けて下さり和尚の作品も一段と華やぐものとなりました。
今回はニューヨークでの開催で、どのような花材が調達できるか分かりませんが、今回もパリ個展に引き続き、11名の御社中の皆様が同行して下さいます事、先生はじめ御社中の皆様には心から感謝申し上げております。今日も会場で使用する衣や作務着などの繕いをしました。「段取り八分」の昔からの言葉通り、まだまだ続く準備ですが、晴れ渡った今日の秋空の様に心も晴れ晴れとして更に頑張って行きたいと思います。友峰和尚より