和尚のちょっといい話
昨日の夜に放送された「NHKスペシャル 司馬遼太郎思索紀行 この国のかたち」の番組は大変面白かった。久しぶりに良い番組を見たという印象だった。ここ数日のモヤモヤした気分がいっぺんに解消された感じでしたが、引き続き今日も午後9時から続編が放送されるので、皆様にも是非とも見て頂きたいと思います。国外へ出かけてみるとよく分かるのですが、仕事を終えて帰国する度毎に思うのは「日本は素晴らしい国だ!」という実感です。「このような素晴らしい国は一体どういう歴史を辿って今日に至ったのであろうか?」 この気持ちは日本に帰って来た人誰もが感じると思われるのですが、その素朴な問いかけに対して司馬遼太郎が生前、日本国民への遺言として書き残したものが「この国のかたち」という著書です。
今、多くの外国人の方が日本を訪れています。それは昨年の2倍とも3倍ともいわれていますが、しばしばニュースなどで流れる観光客へのインタビュー映像は、そのほとんどが日本文化を体験し日本人に接した時の印象に対する称賛の声です。最近は東京などの大都市よりも地方都市を訪ねる観光がブームとなっているそうですが、和尚も思いますに、山々を背景として日本家屋の立ち並ぶ田舎の景色ほど美しいものは無いと思います。それだけではなく、地元の人たちと直に触れ合ったときの会話などは素朴でしかも親切で、自然の風景そのままに人々の心の豊かさを感じさせるリアクションが嬉しいのです。「日本っていい国ですね~!」「素晴らしい国です!」和尚もそう思います。皆さん、ぜひ今夜9時からのNHKスペシャルをご覧ください!そして「真田丸」もお見逃しなく!! 友峰和尚より