和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4340話 】
2025年 07月 05日 談

ミュンヘンの地下鉄に乗って、禅道場へ

 

ドイツ・臨済ミュンヘン坐禅道場に電車で出向き到着駅から閑静な住宅街にある道場まで約15分ほど歩いて行きましたが、到着と同時に道場のマスター・アンタイさんが玄関前で和尚の迎えのために合掌して立って居たのには驚きました。と言うのもドイツ出身の金沢大学助教授で宝勝寺でご縁を頂いているパトリックさんが事前に日本から道場に連絡を入れてくれていたからでした。

 

 

平日の閑静な住宅街

 

 

 

道場の前で待っていてくれた アンタイさん

 

仏縁というものは実に不思議でパトリックさんと親しくなったのも渡欧研修の計画が持ち上がった頃で、しかも今回はドイツに行く予定をしていただけに何度かお会いしてミュンヘンでの「臨済ミュンヘン坐禅道場」への電車を利用しての行き方やドイツの習慣なども前もって色々教えて頂いたものでした。

 

帰国後に パトリックさんにご挨拶

 

そのおかげで希望していた坐禅道場を訪ねる事が出来本当に有難く感謝したもので、次回はドイツに長く滞在して禅の布教に出向きたいと願っています。道場の皆様にはこのたび大変親切で丁寧な応対をして頂き心から感謝しております。

 

臨済ミュンヘン坐禅道場で 3時間の坐禅をいたしました

参禅者の皆様と 親しく懇談させていただきました

 

 

 

 

本日11時より 野町・少林寺 / 檀信徒総代 中山家御尊父様3回忌法要

 

さて本日は野町・少林寺でお檀家総代中山家御尊父様3回忌法要を厳修致しましたが、今後は少林寺に於いて日本人は勿論外国人を対象とした坐禅会を実施していきたいと願っています。

 

小雨の降るなかで お墓参りをいたしました

 

 

瑞光寺墓域にて

 

午後からは瑞光寺に出向き明日午前10時半より修業予定の盂蘭盆会を前に本堂と墓域や庫裡の準備をしましたが、金沢兼務寺院の最初の盂蘭盆会厳修となります。和尚の体はひとつなれど動ける間はひたすら精進努力あるのみ、明日からは読経三昧の日々が続いていくようです。友峰和尚より

 

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