和尚のちょっといい話
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暖かい朝を迎えました。日中気温は23℃を超え、久しぶりに寒さから解放された一日となったようです。午前中に飛騨高山市国府町より安国寺住職 祥岳和尚が御来寺くださり、来る7月3日(木)に執り行われる前住職・大雄英信和尚小祥忌(一周忌)法要の導師拝請(はいしょう)を拝受しました。
安国寺先代住職 大雄英信和尚小祥忌法要 導師のご依頼を承っているところ
このたび故・大雄和尚の頂相(ちんそう)が完成し、その肖像画に讃を入れるため漢詩の偈を依頼されました。光陰矢の如しで昨年病床を訪れお見舞いに参上して早や8ヶ月が過ぎようとしています。先代大雄和尚とは大学時代からの親友で、海清僧堂でも同じ釜の飯を食し長くともに修行をした仲間でもあります。
故・大雄英信和尚 / 2017年10月 宝勝寺落慶法要並びにふれあいパーク霊苑竣工式にて
最近では同級生の他界も増えてきましたが、それだけ自分も歳を取ったということを自覚するものの、やはり別れは寂しく思うものです。和尚も人生の限られた残りの時間を歩んでいますが、まだまだ夢や希望を持って力強く前進して参りたいと普段からの健康管理に重点を置いて努力を続けていきたいと念じています。安国寺住職と昼食をともにしながら懇談しましたが、寺に戻ってからも庭で和合茶礼のひとときを過ごしました。
茶室の中庭にて
りんどう
飛騨高山市国府町 安国寺住職 祥岳和尚
世代交代が進む中、和尚も来年5月に新命玄峰副住職の晋山式(住職就任式)を予定しており今から楽しみしています。“住職は自由職!である”とは和尚の理想的思考乍ら、ようやく念願が叶えられるわけですから大いにグローバルに活動して参りたく思うものです。
少林寺にて
さて夕刻からは引き続き墨蹟制作のため少林寺に出向きました。少しづつながらお気に入りの書が書けるようになってきたと思います。只管黙々と頑張って描き続けて参りましょう!継続は力なり!! 友峰和尚より
墨蹟制作の合間に 墓域に除草剤を散布しました