和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3460話 】
2023年 02月 06日 談
今日2月6日は数字の語呂合わせから「風呂の日」また「風炉の日」だそうで、さっそく午前中のお客様にお抹茶をお出ししました。近年スーパー銭湯が人気を博しここ数年のコロナ禍をもろともせず安定した集客を続けているとか。金沢市内にも次々に工夫を凝らした銭湯が誕生して多くの市民の憩いの場となっているようです。
墨蹟の落款捺しをしました
お湯がかけ流し温泉であることは勿論ですが、薬湯や炭酸温泉も増えてきているように思います。また最近では水素風呂が体に良いという事で全国的に増えており、入浴の楽しみの一つとなってきているようです。寳勝寺の近くにも「満天の湯」が有り、和尚もまた久しぶりに行こうと思っています。
そして「風炉」の日、茶道で使われる炉のことですが、大安禅寺には創建(1658年)当初に開山・大愚宗築禅師和尚が寺に寄贈された立派な唐物の風炉と真台子飾り道具一式が保存されており現在もお茶会の席で使われていますが、自坊では日頃から茶道をされている皆様が妻と共にお茶の稽古に励んだそうで何よりでした。
さて先般書き上げた墨蹟の落款押しをして自坊に送付する準備をしました。本堂にずらりと並べ選定しましたが、甲乙つけ難しの良い仕上がりとなったように思います。どうか皆様が福寿円満な日々を過ごされますよう祈念いたしております。ご自愛ください。友峰和尚より