和尚のちょっといい話
コロナ禍にウクライナ戦争そして昨晩から能登半島珠洲市で震度6弱と震度5強の地震が発生し皆様からお見舞いのメールを頂きましたが、本当に最近は全国的に地震が多発しており大変心配しています。珠洲市には臨済宗国泰寺派の吉祥寺様もおられ、心より地震御見舞いを申し上げます。
アクリエひめじ <姫路市コンベンションセンター> 兵庫県姫路市神屋町
本日は午後1時より、アクリエひめじ4階会議場で「令和4年度兵庫教区住職・副住職研修会」が開催されました。昨日はJR姫路駅で㈱エムエムシー代表の大竹将人氏と合流してホテルに前泊しましたが、兵庫教区宗務所長の臨川寺・川本成吾住職と夕食を交えて久しぶりに楽しく歓談致しました。
JR姫路駅にて 大竹将人氏と合流しました
姫路市内の街の風景
寺院を取り巻く環境も以前とはずいぶんと様変わりしており、近年マスコミの話題に取り上げられている墓じまいや樹木葬、合祀墓、家族葬などの課題についての論議が行われています。宝勝寺ふれあいパーク霊苑も今年で開苑6周年を迎えていますが、現在は多くの方々が参詣される状況となっています。今日の和尚の講話では、大安禅寺、寳勝寺など金沢兼務寺院の復興を含め今後の寺院再生への取り組みなどについてお話しさせていただきました。
和尚 の 講話中のようす
大竹氏による講演のようす
少子高齢化社会が加速する今日、寺院の運営は厳しさを増すばかりで肝心の布教活動すら難しい状況となって来ています。そんな困難な状況にあるからこその研修会で有り、大竹氏には樹木葬の現状を踏まえて具体的かつ分かり易く合祀墓などの未来について説明して頂きました。
帰路の途中 姫路城に立ち寄りました
本当に「俺がやらねば誰がやる 今やらねばいつ出来る」ではありませんが、有言実行をスローガンに寺院復興と布教活動に邁進して参りたいと強く感じた一日となったようです。友峰和尚より
大竹将人氏とともに 姫路城にて