和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3216話 】
2022年 06月 07日 談
寺町の 西方寺御住職・承証寺御住職とともに
金沢市寺町には約72の寺院が有り、平成24年12月28日に「国選定・金沢市寺町台伝統的建造物群」として保存地区となっています。本日は日頃「寺町台 寺活協議会」の活動をされておられる寳勝寺に隣接する承証寺並びに西方寺のご住職が来寺され、10月に開催予定の「寺町寺院宝物展」についての説明を受けました。今後の寺院運営や活用方法等については各宗各派の大きな課題として常に議題に挙がる項目となっています。
ふれあいパーク霊苑にて 年忌諷経供養を修業いたしました
午前中には墓前での年忌諷経供養が修業されましたが、ご供養の始まると同時にそれまで降っていた雨が上がり読経中には薄日が差し、ご供養が終了すると再び雨が降ってくるという実に不可思議な自然現象が起こりました。富山からのご親戚参詣者でしたが、御親族と故人の御徳の高さを感じ取ったものでした。「何者の おわしますかは知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」と御歌にあるように、霊供養の大切さをしみじみ感得した一周忌墓前供養となりました。
河野秀一氏とともに
午後からは少林寺の御子息・河野秀一氏が来寺され現在の活動状況の報告などを受けましたが、本当に御法縁の不思議さを感じ取る一日となりました。「蛙の子は蛙」という諺が有りますが、仏飯を頂いた徒弟に於いては少なからずお釈迦様の弟子として「報恩菩提」の行を実践する事の大切さを思う今日この頃です。友峰和尚より