和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2502話 】
2020年 06月 23日 談
野町 少林寺にて
今日23日は先代住職實道和尚(父)の月命日で午前中に霊前諷経をしましたが、遷化されて早32年の歳月が過ぎました。実に光陰矢の如しで、自分の年齢が今73歳と驚きます。
父は80歳で遷化されたので、和尚もあと7年でその歳に達します。大変元気で働き者の父でしたから和尚も最早ぐずぐずしてはおれません。父の有りし日の姿を瞼に観ながら頑張るしか有りません。
本日は長らく宿題になっていた朱衣の達磨描きに専念した一日となりました。職員から催促を受け御依頼主からの希望に沿って描きましたが、久しぶりの達磨図描きに俄然奮闘しました。夕刻になって漸く完成を見ましたが、二枚とも結構満足のいく出来と成ったようです。ついでに先日完成した掛け軸の箱書きもしました。
完成した 2枚の朱達磨図
現在は野町・少林寺に作品制作のアトリエを構えていますが、閑静な書院は大変集中できるので気にいっています。今後も少しずつ作品制作を進めて行きたいと思っています。友峰和尚より
掛軸の 箱書きをしました