和尚のちょっといい話
韋駄天(いだてん)さんに成りきっての日々の法務遂行です。午前中には大安禅寺お檀家の古賀家年忌法要に伺いましたが、孫の三上祐輔君は現在金沢にて、世界的に有名な辻口博啓(つじぐちひろのぶ)氏の運営するパティシエ養成学校に通っており、来年にはパティシエとして本格的にデビューするそうです。彼の幼少時からの法縁で本日はお祖父様の年忌法要を営みました。御家族お揃いでのお参りに、故人もきっと喜んでおられる事と嬉しく思いました。
三上祐輔 君 です
璃緒奈ちゃん 和尚の座布団に座ってお参りしました
自坊に戻ったものの急用で金沢に戻る事となり、急遽身支度をして家内に駅まで送ってもらいましたが、出発前には群馬県高崎市・於菊稲荷神社「崇敬会」事務局長の細田様が、先般依頼されていた格天井に飾る達磨図を受け取りに来られ、しばしお話させて頂きました。群馬県にはまだ一度も訪れたことがない為、この御縁を期に訪問したいと楽しみにしています。
於菊稲荷神社「崇敬会」事務局長の細田様とともに
大安禅寺境内 もみじの落葉
金沢に向かう折、境内の紅葉が和尚を見送ってくれました。嗚呼!余りの見事さに感嘆の声を発しました! なんて美しいんだろう!紅葉のじゅうたんを踏みつけるのが申し訳なく思う程でした。大安禅寺の御詠歌詠道部御婦人方々が午前中に練習に来られていましたが、帰り際に御婦人皆様と交わす言葉の中にもその美しさの喜びが伝わって来るようでした。さあ!さあ!愚図愚図していては紅葉さんに申し訳ありません!しっかり頑張って参りましょう! 友峰和尚より